オトコとオンナ

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「‥‥っと、あった」 どうやら自分の服を取っていたらしい男は、赤面しているであろうあたしと、自分の体勢を見比べると、直ぐ様あたしの上から飛び退いた。 「わわ、悪ィ!」 真っ赤な顔を隠すように服を着る男に、つい笑みがこぼれた。 「わ、笑うなよ!」 「ははっ!ごめんごめん」 耳まで真っ赤にして怒る男に、可愛い、と思ってしまった。
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