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「さあ、準備が整ったので早速第一回戦を始めます!!
選手は我が校の誇る最年少で(生徒内で)最強の魔法使い双子の姉!!
ティア選手です!!
対するは編入してきた中の唯一の極普通の人間!!
すでにかなりビビってます!!
最弱候補No.1!!
高嶺瑞穂選手です!!
さぁラウンド1!!
ファイトォ!!」
カーン
気の抜ける鐘の音が響き渡る
「あははっ。あなた程度にはこれぐらいでいいよね!?
最下位火陣『火円』!!」
ティアがかなり見下した様子で最弱の陣魔法を瑞穂に向けて放つ、が
「最上位水陣『超暴水大瀑布』!!」
瑞穂がまさかの陣魔法最強の水魔法を発動しティアの効果を打ち消しそれでも瑞穂の魔法は消えずティアに殺到する。
「へっ!!うそ、ちょっまっ!!」
ズドバーン!!
困惑するティアにお構いなく魔法が直撃した。
「うそぉ!?あなた魔法使えたの!?」
「…」
ティアの問いに全く答えず瑞穂は魔法を連発する
「最上位雷陣『刹那雷神撃』!!
最上位炎陣『絶対焦土』!!
最上位氷陣『絶対零度』!!
最上位気陣『不可視無数刃』!!…etc」
「うわぁぁぁあ!!
そんなのありぃぃい!?」
瑞穂の魔法を最初の数発は防ぎきったが流石に連発は防ぎきれず、たがそれでも何とか持ちこたえる。
「うっ、きっつ。さすがにやばいかも。最上位光陣『光翼』」
「最上位弾陣『弾幕結界』!!」
だがティアの魔法が発動する前に瑞穂の魔法が炸裂する、それがとどめとなりティアは撃沈した。
「なっ!!
なんとぉぉぉお!!
まさかの最弱候補No.1が魔法最強に勝ってしまったぁぁあ!!
初っ端からの大どんでん返し!!
ここにいる全員の期待をいい方に裏ぎったぁぁあ!!
やんややんやの大喝采!!
この調子で第二戦いってみよう!!」
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