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「吉良~~!」 桜が舞い散るこの季節 私は高校生になった 「吉良!こんな所にいたの汗 探したんだから!」 「ごめん真悠! ここ気持ち良くってさ~」 私の名前は 篠田吉良(シノダキラ) この綺麗でモデル並みのスタイルの子はずっと仲良しの北条真悠(ホウジョウマユ) お嬢様でしっかりしていていつもあたしのお世話してくれるの 「入学式も終わったし 帰るよ?」 「は~い」 綺麗な桜の木に囲まれた裏庭にある一つのベンチに横たわっていた吉良は ゆっくりと体を起こし 鞄を持って立った 2人で裏庭から出ると 卸したての制服を着て なれない様子で歩いてる生徒がちらほら歩いていた この学校は結構レベルが高く有名で 真悠は基から勉強ができるが あたしは入学するのに苦労した 明日からの毎日に胸を膨らませ 家に帰った
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