story1

8/16
前へ
/204ページ
次へ
――キーンコーンカーンコーン 授業の終わりを報せるベルと共に、ガヤガヤと周りは騒がしくなると財布片手に、ぞろぞろ教室から出ていく生徒逹 桐生くんと、昼食の約束してたけど。。。 待ってていいんだよね?? ん~~~ と、頭を悩ましていると、キャーキャー騒ぐ黄色い声が聴こえた 私は、視線を廊下に向けると、動いていたはずの生徒の足が止まっている ――――きた そう思った瞬間 「青井さん、お昼行こう?」 教室のドアから、桐生くんが、顔を出し声を掛けた 「う、うん」 「王子が。。。 やっぱり噂は本当だったんだ―――」 私逹の並ぶ姿を見て、周りにいる女子生徒はショックが隠し切れず表情に現れる 多分、この状況を見てショックを受けない女子生徒はあわ位だろ。。。と、フト思ってしまった
/204ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2568人が本棚に入れています
本棚に追加