story1

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普通、女の子なら一度位、桐生君に憧れるもんだよ…と 私は、チラっと桐生くんに視線を向けた 整った顔 制服越しからでも分かる、バランスの取れた体型 頭脳明晰、スポーツ万能、本当に非のうち所がない そんな人が私に告白したんだよね… みんなの顔を見てると、今まで味わった事のない感覚が押し寄せる 多分。。。コレが優越感――― 「どうしたの? 僕の顔に何かついてる??」 私の視線に気付いたのか、不意に向けられた視線 「えっ!? あ…何でも。。。」 ビックリした… (さすがに優越感に浸ってたとは言えない。。。) 「そっか ならいいんだ」 そう言うと、桐生くんは、また前を向く 私も視線を前に戻すと、桐生くんと横並びのまま歩く に、しても何処まで行くんだろ? 桐生くんのお気に入りの場所って―――
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