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普通、女の子なら一度位、桐生君に憧れるもんだよ…と
私は、チラっと桐生くんに視線を向けた
整った顔
制服越しからでも分かる、バランスの取れた体型
頭脳明晰、スポーツ万能、本当に非のうち所がない
そんな人が私に告白したんだよね…
みんなの顔を見てると、今まで味わった事のない感覚が押し寄せる
多分。。。コレが優越感―――
「どうしたの?
僕の顔に何かついてる??」
私の視線に気付いたのか、不意に向けられた視線
「えっ!?
あ…何でも。。。」
ビックリした…
(さすがに優越感に浸ってたとは言えない。。。)
「そっか
ならいいんだ」
そう言うと、桐生くんは、また前を向く
私も視線を前に戻すと、桐生くんと横並びのまま歩く
に、しても何処まで行くんだろ?
桐生くんのお気に入りの場所って―――
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