#掌編小説

小説

ほぼ一文物語集　怖

短くて怖い話。

驟雨、懐古。

──たとえば、五年後の今日は。

過ぎた春へと手を振った

──その先が綴られることはない。

たからばこはすぐ傍に

──開くときは、いま。

寄り添う世界

──繋がるには易く、抜け出すには遠い。

水底にて、残響

──覚えていて、思い出して。

福音は繰り返す

──間違いだらけの道行きならば。

置いてきた。

──あふれるのは涙か、それとも。

そよそよ戦記

誰もが傷を抱えて生きている

パンケーキ

掌編小説　童話　恋する男の恋愛模様

エミリーとしっぽ

掌編小説　童話　短いお話

おもいでゆうびん

──紡いで、つないで。

つながっている。

──すべては、まぁるく。

春の日

『しあわせあつめ』

──あるときに落ちてくる、それは。

ましろのよる

──絶え間なく降り積もる。

奇妙な掌編

ファンタジックな掌編、隙間時間にご覧あれ

ちいさな悪魔

──無邪気なものだ。

空に舞い戻る雪

地上から空に向かい雪が舞い戻っていく――奇跡のような瞬間、そこに立っていたのは?!

エイプリルフールの悲劇

その村にはある掟があった――絶対に嘘をついてはならない。エイプリルフールだけに許された嘘が、行きずりの旅人を襲う!?

お届けしましょう

──声の限り、届く限り。

住処と在処

──だいじなものは。

住みよい街を

──きょうも、いちにち。

信号

人は赤信号で立ち止まる――事情を抱えた者たちは、脇目も振らずにその向こう側へと踏み出していく?!

夢の底まで会いに来て

──そうでなければ。

震えるクチビル

うたのいみ

──歌、唄、詩。

底辺観察ＴＶ

生きる希望を捨てた男の日常を映すライブ配信。それは人気チャンネルとなり、登録者数を伸ばしていくが、その先に待つのは!?

死を選ぶことすら

AIは人間からすべてを奪っていった。生きる意味を失い、絶望する男が選んだ道とは？　そして、最後に手にした答えとは!?

夜の緞帳

──幕が下りたら、そのときは。