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三行から参加できる 超・妄想コンテスト 第102回 「3時」
時刻を利用したSF的な時間遡行のトリックを使った作品や、3時の瞬間をドラマチックに魅せる作品など、展開がダイナミックなものが集まった充実の回でした。3時の瞬間をいかに物語の要とし、メリハリをつけるかに皆さん工夫されており、面白い作品がたくさん集まった回となりました。

大賞(賞金3万円+選評)

金のために感情を売買できる、という冷たい印象の舞台設定に奇妙なリアリティがあります。そんな中で緊張感がラストに向けてぐいぐい高まっていき、結末にはカタルシスがありました。テンポのコントロールと文章力で短いながら強いインパクトを持つ傑作です。

準大賞(賞金2万円+選評)

崩壊した世界で、一日一回、3時に入るラジオの呼びかけ。荒んだ情景描写とテーマが相まって感情を揺さぶります。切なくも前向きな読後感をくれる作品です。

入賞(賞金1万円+選評)

気がつくと何も記憶がない状態でひとけのない田舎にいた主人公。公衆電話からかかってきた謎の電話の指示に従っていると……。ホラーのような淡々とした文章から、急転直下の意外性のあるラストに向かいます。最後の主人公の願いが切なく、感動的でした。

佳作

政略結婚が決まった社長と元カノがエレベーターでキス。ところが殺人事件が起きてしまい、現場の映像を警察に見せたくない社長は…!? 緊張感のないシチュエーションとセリフ回しが面白いコメディです。タイムリミットが迫って動揺し、キス映像を優先し事件の真相をないがしろにする様子も笑いを誘います。
オレオレ詐欺と思しき電話によって銀行にやってきた老女は……。詐欺を見破るために投げかけた典型的なプロフィール質問が、後半になって意外な形で繰り返される展開が巧妙でした。悲劇的な終わり方にも納得感がありましたが、後半に開示される老女のこれまでの行動につながる伏線を、冒頭のセリフなどに埋め込まれると更に良かったかもしれません。
プリンという素朴なアイテムを通して描かれる、子どもとじいちゃんの絆。素朴で心温まる物語です。じいちゃんに助けられていた子供時代から、その孫を助ける立場に変わるというアプローチの変化がドラマチックです。
余命を告げられた主人公の元に遊びにきてくれるクラスメイトたち。友人とのやりとりがコミカルで等身大のリアリティがありました。母親のセリフがラストを知った後だとまったく違う意味合いになる仕掛けが秀逸です。

超短編賞

3時のほほえましい光景が実は……。短い中にちょっとしたひっくり返りがあり、温かくもコミカルで、お題も上手く生かされており完成度が高いです。

続きが読みたい賞

プロポーズが成功した最高の一日を、なぜか「自分から無かったことにした」主人公。その理由は? あやかしの存在や目的がうまく物語に溶け込んでいて読みやすかったです。短編連作で読みたくなりました。
クラスのボスの誕生日会に招待される、されないという序列、そしてわざと時間を書き間違える嫌がらせなど、小学生のリアリティが詰まった作品でした。少し大人びた僕と孤高の転校生、悪人ではないものの小物なお金持ちの子息と、キャラクターが立っていたのでこの3人が登場する別のお話も読みたくなります。

トンデモ賞

午前三時にしかおやつが食べられない「おやつ法」が立法された世界に移動してしまった主人公は…!? 読めない方にどんどん展開していくスケールの大きさと謎の勢いに圧倒される作品です。

優秀作品

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恋愛 完結
4分 (2,296文字)

恋愛 完結
13分 (7,643文字)
・募集期間: 2019年5月15日(水)12:00:00 ~ 2019年6月16日(日)27: 59: 59 ・最終結果発表:2019年7月下旬予定
大賞(賞金3万円+選評)1作品 準大賞(賞金2万円+選評)1作品 入賞(賞金1万円+選評)1作品 佳作(選評)数作品   超短編賞(選評)  続きが読みたい賞(選評)  トンデモ賞(選評) ※大賞、準大賞、入賞または佳作(以下、「受賞」という。)の作品はエブリスタの短編小説シリーズ「5分シリーズ」に収録される可能性があります。(収録を依頼する場合には、受賞者に別途、ご連絡させていただきます。) 短編小説シリーズ「5分シリーズ」 ※受賞作品はエブリスタ公式SNS等で配信・紹介等される可能性があります。  優秀作品(結果発表ページでご紹介)  ピックアップルーキー(結果発表ページでご紹介) ※大賞・準大賞・入賞作品を除く上位30作品を優秀作品として、結果発表ページでご紹介します。 ※上位30作品まであと一歩だった作品の中で募集期間終了日より3ヶ月以内に会員登録された新規作家の作品を、ピックアップルーキーとして数点、結果発表ページでご紹介させていただきます。
新作限定!初心者大歓迎! 三行だけでも中編小説でも、妄想を炸裂させた文章ならなんでも応募できるコンテスト、 第102弾です。 今回のテーマは、「3時」 です。 どこかに必ず「3時」が登場する妄想を投稿してください。
・休日の午後3時はゆっくりティータイム。今日はオリジナルハーブティーでも作ってみようか。 ・流星群を眺める深夜3時。流れ星の一つがこっちに落ちてきて!? ・夜中に何度も目が覚める。ふと、掛け時計もスマホも3時で止まっていることに気付いて…。
午後3時にティーブレイクしながら書く派、午前3時に締め切りに追われて書く派、あなたはどっちだ!? そんな「3時」にまつわるあなたの妄想をお待ちしています!
・本コンテストの募集期間内に新規投稿された作品。 ・文字数は100文字(三行程度)~8000文字 ※制限文字数未満又は制限文字数を超えた作品は選考対象外となります。 ※非公開設定している作品は、選考対象外となります。 ※連載中の作品の場合、募集期間終了時点での作品の完成度も含めて選考いたします。

次回予告

次回、妄想コンテスト第103回のテーマは「傘」です。 本コンテストと平行する形で2019年5月29日(水)より開催予定です。 ※作品は次回の妄想コンテスト第103回の募集期間内に新規投稿してください。募集期間前に投稿した作品はご応募いただけませんので、ご注意ください。

コンテストの注意事項(必読)

超・妄想コンテスト