小説 2019/8/8 発売

博多の街で繰り広げられる、美味しいまかない飯と自分探しのファンタジー
博多食堂まかないお宿 ~かくりよ迷子の案内人~

博多食堂まかないお宿 ~かくりよ迷子の案内人~

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彼女は自分の名前も、どこにいるのかも分からなかった。 目の前には『博多食堂』と書かれた暖簾がかかる。 店にいた男性は「迷子さんたちの案内人」で、自身も自分探しをしている最中だという。 分かっているのは、うつしよで生死を彷徨うなにかが起こっているということだけ――。 案内人・山田の料理が彼女の気持ちをほぐし、記憶が徐々に蘇ってくるが……。
発行:光文社
定価:648円
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