特集 謎解き

真実を解き明かすのは、あなただ――。 今回お届けするのは「特集 謎解き」です! 名探偵と怪盗の協力タッグストーリーや青春学園ミステリ、幽鬼の元英雄と生真面目な文官による中華風BLまで幅広くご紹介しています。 ぜひじっくりとご堪能ください♪

イチオシ作品

大学生の史郎は婚約者であり児童文学作家の顔を持つ双葉と仲良く日々を過ごしていた。ある日、双葉の担当編集者である崎川が出版社で急に倒れてしまう。単なる体調不良だと思われていたが、後の捜査で薬を過剰投与され殺されかけた事件であることが判明する。気が動転する双葉を労わる史郎だったが、警察から事情聴取を受ける。二人は出版社内に犯人がいるのではないかと疑い始めて――。世にも珍しい!名探偵と怪盗の協力タッグストーリー。

刑事

取引先との飲み会を終えた帰り道、飲みすぎた誠人は酔いを醒まそうと横道に座り込んでいた。しかし、突然「火事だ」という声とともに、体がじりじりと熱くなり、火の粉によって火傷をしてしまう。すると美形の男が声をかけてくれ、救急隊を呼んでくれた。後日、誠人は火事のあった現場に行くとなんとその時助けてくれた美形の男がいて――。常識人×ミステリアスな美形のかみ合わないバディが、不穏な香りに立ち向かうミステリー作品。
鼎はマークXの運転席で悠長にタバコを吸っていた。すると突然ある人物が凶器を持って、彼に近付く。鼎の抵抗もむなしく、彼は殺害されてしまう。車好きのカリスマ刑事・神田隼人とその後輩である深幸がこの事件を調査することになった。二人が調査を進めていくうちに、中身のない車や謎の暗号、絡み合う暗い過去が露わになっていき――。無事に事件を解決し、真相に辿り着くことができるのか⁉ 恋愛あり感動ありのミステリー作品。

学園

高校一年生の芹生は同じクラスの菰野なずなに想いを寄せるも、彼女には既に恋人がいることが発覚する。叶わない恋と清算したい芹生だったが、どうしても彼女への想いを断ち切ることができない。そんな芹生は可能性や見解を見出すことに長けており、それが災いしてか度々謎に直面するのであった。お化け屋敷の事故、不貞疑惑、存在しない生徒。何気なくも不可思議な謎と、成就が絶望的な恋の行方は一体どうなるのか?青春×ミステリー作品。
立花真希は女子高校生探偵として、父と一緒に探偵事務所を営んでいる。ある日、探偵にやってきたのは同じ高校に通い同学年の紅葉彩だった。話を聞くと、彩は最近ストーカーにあっているという。鍵を変えても、誰かに部屋に入られているという彩の相談を聞き、真希は解決したいと意気込んでいた。実は真希は、喋る人形である琥珀とともに、彩の自宅へ行くことになるが――。一風変わった不思議な探偵事務所が織りなす、謎解き作品。
文化祭を約一ヶ月後に控えたある日。文芸部と図書部に所属する五人の少女たちは、部室の黒板に『ここにはにせものがいる』と書かれているのを見つける。その意味が分からなければ彼女たちの文化祭が悲惨なものになるというが、彼女たちは最終的に、これはただの悪戯だと結論づけた。それでも文化祭が近づくにつれ、彼女たちはそれぞれ『にせもの』の意味を考え、物語を書いたり読んだりする自分の心と向き合うことになる。彼女たちは無事に文化祭を迎えることができるのか――。青春学園ミステリ。

中華風

秦桑縁は幼い頃より一日も欠かさず冥銭を燃やすほど、国の英雄・天明超の強火担だった。彼のように清廉でありたいと願う桑縁は、上司の不正をとがめた結果、八つ当たり同然に殴られ職場を追い出されてしまう。その後なぜか刺客に命を狙われた桑縁を救ってくれたのは、「天明超」と名乗るみすぼらしい身なりの男だった。自称天明超は、いままで燃やしてくれた冥銭の恩返しに桑縁の元にやってきたと言い――。幽鬼の元英雄と生真面目な文官による中華風BL。
小さな頃からずっと絵描きになることを夢見ていた姫棋。絵を描くことを後押ししてくれた姐を亡くし、父も病でこの世を去ったあと、彼女は絵で生計を立てようと考える。しかし、女が描いたというだけで絵が売れず、もどかしい思いをしていた。そんな中、とある官吏と出会ったことで姫棋の運命は大きく変わる。見目麗しく、しかしやたらと口の悪い彼の過去に触れるとき、二人は互いの存在の大きさを意識しはじめ――。芸術にまつわる謎×中華風ラブファンタジー。

恋愛

三ヵ月前、岡は美園かれんと出会い恋に落ちた。しかしある日突然、部の麻雀で会ったことのある山野と国本、小森が岡の部屋に押し寄せる。話があると告げられた岡だが、山野の口から出たのは「この4人はかれんの被害者である」という予想だにしなかったものだった。かれんはその美貌で男達を引き寄せ、彼らは都合の良いように使われていたのだった。山野から4人でかれんを逆に騙してやろうと持ち掛けられ――。復讐ミステリー。
大学生の史郎は婚約者であり児童文学作家の顔を持つ双葉と仲良く日々を過ごしていた。ある日、双葉の担当編集者である崎川が出版社で急に倒れてしまう。単なる体調不良だと思われていたが、後の捜査で薬を過剰投与され殺されかけた事件であることが判明する。気が動転する双葉を労わる史郎だったが、警察から事情聴取を受ける。二人は出版社内に犯人がいるのではないかと疑い始めて――。世にも珍しい!名探偵と怪盗の協力タッグストーリー。
大正九年、帝都東京。スペイン風邪による肺の後遺症のために、江田島の海軍兵学校を退学した一之瀬馨は、東京の伯爵家に幼い子息の家庭教師として雇われ、住み込みで働くこととなった。ある夜、馨は母屋から離れた書庫で、曄子という美しい伯爵令嬢と出会う。広大な屋敷の中で隠れるようにひっそりと暮らす曄子との逢瀬を重ねるうちに、徐々に悲しみに満ちた伯爵家の秘密が明らかになっていき――。時代に翻弄された青年が伯爵家を舞台に織りなす、愛と悲しみの物語。

推理

元実業団水泳部員の新井蒼は、ある事情で退部したことで東京から横浜へと異動になる。入社以来住んでいた社員寮を出ることになり、引っ越しをする。お隣さんは、外国語も堪能で、在日外国人たちの困りごとを解決している五百蔵悠だった。築十年のマンションにある「ソアラ綜合事務所」には様々な依頼人が訪れる。一枚の紙片をきっかけにアオの「日常」とイオの「謎解き」が交差していく――。日常のささやかな悩みを紐解くミステリ。
霧と煉瓦に覆われた灰色の街・ニューグレイ。色彩を失ったこの街で静かに暮らす郵便局員アリス・マーティンは、ある朝、差出人不明の奇妙な手紙を受け取る。そこに添えられていたのは、旧市街の裏通りを示す手描きの地図と、「彼女を探して。手がかりは“記録”にある」とだけ書かれた短い文。地図に印された赤い印は、三年前に失踪した女性・エミリーが最後に目撃された場所と一致していて――。灰色の街を舞台に、失われた記憶と消えた人々の痕跡を追うミステリ小説。
ひと月前に魔王討伐を果たし、世界を救った西の勇者アインス。しかし彼は一週間前、一般市民でも討伐できる程度の低級モンスターに敗れ、命を落としてしまったという。本当にアインスはモンスターにやられたのか? アインスの周りには、彼を憎むものがいたのではないだろうか? その真相を究明するため、東の国で探偵業を営むフィルの元に依頼が舞い込んできた。そこでフィルは新たな勇者としてパーティーに潜入し、本当の犯人を突き止めることになり――。異世界ミステリファンタジー。

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