カタバミの花
連綿と続く戦いの時代。 毎日必ず何処かで争いがあった時代。 その荒れ狂う戦乱の世を、刀のみで斬り抜けた若者がいた。 血に染まり、噎せ返るような激戦を駆け回り、ただただ眼前の敵を斬り殺す。 「そ