くちなしの姫君と銀白の龍
時は平安時代。 左大臣の姫君は美しさと身に宿す芳しさから「くちなしの姫」と呼ばれ、世の男達の注目を集めている。 姫は誰にも心を許さない。 その真意とは何か。 そして、姫君の可憐な歌声に惹かれた者