明けの鴉の啼かぬ間に
源氏物語、「若菜」の段を下敷きに。 政争の果てに、父子ほども歳の離れた六条院源氏の君に嫁がされた女三宮こと、紗沙。虚しい日々の中、幼い頃に憧れた若公達・柏木との道ならぬ恋に溺れていくが――。 観念的