兄貴とサブの怖い話
 深夜に、1台のトラックが走っていた。  田んぼに囲まれた田舎道。  見かける物は、ふいにライトの前を横切るタヌキかアライグマばかりで、街灯すらない。 「兄貴、いま目が光りましたよ!」 「慌てるね