妙なる季節(とき)に出会った男の痕跡は、
女の身体(なか)に必ずある。
昔の男
作品一覧 7作品
昔の男1 棘
あなたが残していった傷は今でもわたしの身体と心に残っている。
白井朝香
5分 (2,709文字)
昔の男2 あの夏の光と風
わたしの身体が歓んでいる―――。
白井朝香
8分 (4,536文字)
昔の男3 風のない日々
彼は去っていった。それが現実。
白井朝香
6分 (3,253文字)
昔の男4 埋もれ火
「俺が欲しいか。」
白井朝香
9分 (5,249文字)
昔の男5 無邪気な心
おまえは案外不器用だから、心配だったんだ。覚悟があるなら何も言わない。
白井朝香
4分 (2,078文字)
昔の男6 約束の場所
俺が帰る場所は此処だけだ。
白井朝香
4分 (2,080文字)
昔の男7 夕凪
あなたは日本に残してきたものを忘れる為に飲んでいるみたい。
白井朝香
4分 (2,315文字)
