錠子日記
少女は言う。 「九条錠子は人間を判別できない。……ただし、私以外は」 彼女は言う。 「私には、たかだけだよ」 歪んだ二人とどこか可笑しな人間達の物語。 錠子が書く日記と、少女によって語られる、