ラクシアの神々
神図鑑(キリッ
3PV38コメ

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書き込み 37件

38・ コロッケ
索引
第一の剣ルミエルの神
古代神
始祖神ライフォス>>[[11589964]]
太陽神ティダン>>[[11590001]]
妖精神アステリア>>[[11590095]]
炎武帝グレンダール>>[[11590174]]

大神
騎士神ザイア>>[[11590053]]
月神シーン>>[[11590069]]
酒幸神サカロス>>[[11590196]]
慈雨神フェトル>>[[11598470]]>>[[11598535]]

小神
水の神ルーフェリア>>[[11590268]]
37・ コロッケ
ユリスカロア
「グダグダと考えすぎては勝機を逃す。早く動け。意表を突け。裏をかけ。そしてときには正面突破」
「知識と努力は荷物にならぬ。詰め込めるだけ詰めておけ」
「すべての神が万能だと思うなよ」

クス
「目に見えるものがすべてとは限らない。あらゆる角度から見よ。想像し、思索し、確かめてこそ真実に近づく」
「真実は、神秘に隠したほうが、より真実味が増す」
「解けない謎はない。そう信じる心が謎を深め、謎を解く」

マキシム
「刃には刃で返される覚悟をせよ」
「心を研ぎ澄ませ、あらゆる困難を切り裂くために」
「死は贖いとはならず」

エセルフィン
「出るものは均せ、そは平安へと通じる」
「引きず
36・ コロッケ
レパラール
「手に技を持て。技にて頂を目指せ」
「語るよりも動き、言葉よりも器を残すべし」
「怠るな。回らぬ歯車は無用なり」

ラトクレス
「素早く、焦らず、正確に、正しく、行動せよ」
「引かずに渡せ。偽らずに伝えよ」
「己の役割に誇りを持ち、驕らず、卑下せず、勤めよ」

ザールギアス
「死こそが解放であり、安らぎである」
「より多くの者に、死を。そのためにのみ、生きる価値はある」
「殺害せよ! 抹殺せよ! 速やかなる死を!」

カオルルウプテ
「世界は、悪意の牢獄であり、我々は虜囚である」
「夢こそが楽土であり、眠りだけが安息をもたらす」
「力と情熱は何も生み出さず、努力と勤勉に
35・ コロッケ
ニールダ
「弱き者を守り、慈しみ、育てよ」
「飾ることは守ること。真実を見抜くことは攻めること」
「犠牲を容認するなかれ。生き残ることが勝利である」

ブラグザバス
「苦痛の呻き、怨嗟の声、断末魔の叫び。全ては神への供物なり」 
「静かに、密かに、広く深く毒の種をまけ」 
「死は宿命。死は最高の快楽。死を拒む者、許すなかれ」

メティシエ
「永遠の命を支えるのは、か弱き無限の魂である」
「永遠を生きる者は、永遠に食らう者である」
「美しき命をくらえ。さすれば、美しさは汝のもの」

ラーリス
「自由に生きるのも、束縛するのも、自由である」
「汝の望みこそ、汝の求めるべきもの」
「本能
34・ コロッケ
ル=ロウド
「風のように、雲のように、留まることなく生きよ」
「幸運は自ら掴むもの。待っていては機を逸する」
「己を守るものは、己のみ。弱き者に自由を語る資格なし」

ルーフェリア
「遍く変わらぬものはない。忍べ、そして備えよ」
「互いの手を結び、湖面のように穏やかであれ」
「水を蓄えすぎれば腐る。財も同じと心得よ。分け与えれば大地を潤す」

アステリア
「風と共に、水と共に生きよ。大地は父母、火は友である」
「本能を愛し、直感を信じよ。それこそが自然なり」
「汝束縛するなかれ。汝束縛されるなかれ」

グレンダール
「炎が鉄を鍛える。苦難と逆境が人を鍛える」
「熾火のごとく潜み、烈火のごと
33・ コロッケ
格言
ライフォス
「汝の隣人を愛せよ。調和の中にこそ、真の平和は生まれる」
「秩序こそ、平和を守る大いなる盾であり、城である」
「奪うべからず、騙すべからず、殺すべからず。与え、信じ、命を共有せよ」

ティダン
「太陽のごとく、公明正大に生きよ」
「弱き者に力を、驕れる者に戒めを、死せる者に安らぎを」
「偽ってはならない。太陽はいつも真実を照らすのだから」

ダルクレム
「戦いを求め、戦うために生きよ」
「勝つために強くなれ。強さこそが自己の証明なり」
「負けを認めるなかれ。諦めは死と同義と知れ」

キルヒア
「学び、考え、実践せよ」
「記録と研鑽を基本に、驚きとひらめきを大切にせよ」
32・ コロッケ
"狂神"ラーリス
いつ生まれ、どの剣の力で神格を得たとされているか不明の神。主に信仰しているのは魔神。魔神は普通は召喚時の契約や魔法に縛られるものだが、ラーリスの加護を得た魔神は自由となり、残虐となる。そもそも異界の怪物が仕える神なので、人族や蛮族は教えが理解できないため信仰者が少ない。ラーリスはアンデッドを生みだし、死者を蘇らせることを容認しているため、狂える神としてあらゆる勢力に異端視され恐れられている。
31・ コロッケ
"不死神"メティシエ
死と不死を司る神であり生命体としての強さを求める余り、"穢れ"を限界まで取り込んだとされている。信者が不死を探求したため、その副産物、もしくは失敗作としてアンデッドが生み出されたといわれている。研究や修行で不死を得た者はノスフェラトゥ(不死者)と言われていて、貴族を名乗る者も居る。人族の中にも不死に憧れ、隠れて信仰する者が居る。描かれる姿は思慮深い美青年の姿や、筋骨隆々とした偉丈夫である。
30・ コロッケ
"腐敗の女神"ブラグザバス
毒と病を司り、第一の剣の陣営を大きく苦しめた神。疫病を産みだした神とも言われている。混乱と絶望を好み、無差別の死をまき散らすことを喜びとしていて、信者は殺した者の魂を少しでも多く捧げようとしている。表だって活動せず、周到に計画して人知れず邪悪な行為をすることを得意としているため、蛮族側の軍司やそれに準ずる者達に信仰されている。姿は妖艶な美女として描かれ、尻尾や翼を持っている場合もある。

29・ コロッケ
"宥和神"アーメス
魔動機文明時代に誕生した宥和を司る第二の神の小神。人族に追われ地下に逃げ込んだ雑多で協調性の薄い蛮族達、そんな彼らを統率し何とか生き延びようとしたインキュパスが突如現れた剣の幻によって神格を得たものとされる。人同士の和(輪)を大事にし互いの違いを取り払い大きな個としてあるべきだとする教義であり、いい方向に信仰されれば互いに助け合うが大概は自身が属する輪(コミュニティ)以外はどうでも良く他人からの略奪などを是とする排他的思考に陥る。フェイダン地方の一部蛮族や下層階級の人々に信仰されている。神像は顔を見せ背中を丸めうずくまった有翼の青年像で、聖印は4本の
28・ コロッケ
"毒薬の神"テメリオ
誕生したばかりの第二の神の小神。自ら作った毒薬で他者が苦しむ様を眺めることや麻薬におぼれることで快楽をむさぼったブラグザバス信者の薬師がその薬作りの技量によって神格を得たものとされる。自らが愉しみ、その為に他者を苦しめ使い捨てることを教義とし、教団では拉致や薬物による洗脳によって強制的に信者(奴隷)を増やすのが慣習になっている。神像は各所に(毒による)染みがついた白衣をまとった冷たい笑みの老人姿で、聖印は白黒(薬と毒)に塗り分けられた四角形。
27・ コロッケ
"眠りの神"カオルルウプテ
神々の戦争時、ダルクレムの戦友であったが「この世界の真の意味を知り、力や情熱では私の望みは叶えられない」と言い残し去ったとされている女神。眠りと安息、怠惰と堕落を司り、この世界は“剣を投げ入れた者”に作られた我々の魂を閉じ込める偽りの牢獄であり、彼の者は執拗な悪意で我々の未来を定め我々の絶望や争いや足掻くさまを見て楽しんでいるため、どのような努力や献身も無意味であり唯一眠りだけが我々を解放すると説いている。姿は優しく温和な笑みを浮かべ、両手をまるで我が子をその胸に迎えるように大きく柔らかに開いている女性とされている。

26・ コロッケ
"死の神"ザールキアス
ダルクレムから第二の剣イグニスを盗み二番目に神格を得たとされ、ダルクレムにも警戒される荒ぶる神。死を司り、生ける者すべてに速やかな死を与え殺し魂を解放せよと説いており、また、安易な自殺は慎みできるだけ多くの魂を開放する(殺す)ことが信徒の使命であるとされている。ブラグザバスの夫と言われており、神像は黒いフード付きのローブもしくは漆黒の甲冑に身を包み、髑髏の仮面と大鎌もしくは首切り斧を手に持った禍々しい姿となっている。


25・ コロッケ
"韋駄天"ラトクレス
神紀時代末期に誕生した小神。俊足だけが取り柄の純朴な青年がその足ゆえにティダンの伝令役となり各地を飛び回り、ティダンの祭器を盗んだ賊を捕らえたことで功績と誠実さを称えられ神格を得た。素早く的確な行動や誠実な伝達、自らの役割に誇りを持つことを教義とし、ライダーギルドや冒険者の店によく神像が置かれている。神像は編み上げ靴をしっかり履いた皮鎧姿の青年の姿を取り、聖印は一足の編み上げ靴をあしらったものとなっている。
24・ コロッケ
"器械神"レパラール
魔動機文明時代にリーンシェンク地方で誕生した建築・工作・修繕を司る小神。小さい頃に手足を火事で失いながらも、自ら開発した義肢を使用して火事で失った手足以上の技術力を身につけ、奇異の目にさらされながらもただひたすらに技術の研鑽に励み、人々の役に立つものづくりを続けた事から、賢神キルヒアに小神へと導かれたと言われている。実用性と合理性を重視し、芸術性に重きをおかない考え方もあってか、器械神レパラールのプリーストが持つ聖印は、装飾の無い「歯車」のかたちをしており、神像は、仮面をつけた阿修羅の如き多くの手に工具を持っていると言う異様なものが多い。
23・ コロッケ
"剣神"ヒューレ
魔法文明時代崩壊後に誕生した小神。混乱する時代の中蛮族達との戦いで活躍した剣士が、戦死後彼によって命を救われた人々が抱いた感謝と敬愛のが集まったことによって神格を与えられた(あるいはザイアによって神格を得たとも)とされる。剣を振るうものが持たねばならぬ弱者の保護の義務や剣を持つものの覚悟を教義とし、戦士の間で信仰されている。神像は二刀流の精悍な青年の姿をとり、聖印は渦巻く風に2本の剣が交差したもの。
22・ コロッケ
>>[[11598470]]
現在のラクシアで、フェトルを信仰するものは、実りをもたらす雨を求め、天候の安定を願う農民たちが大多数です。天候が生命に直結する漁師や船乗りにも信者は多く見られます。変わり種は、一部の賞金稼ぎや復讐者たちです。彼らは、この女神の、罪に対しては罰で報いるべきという思想に共感し、信仰を捧げています。
神殿は、農村部に多く見られます。そうした神殿は、子供を躾ける役割を負うことも多いようで、仕事の合間に幼い子を行儀見習いに預ける親が、多数見られます。
21・ コロッケ
"慈雨神"フェトル
神紀文明の終わり、神々の戦争によって力を使い切った古代神と大神たちは、次々と眠りについていきました。彼らに代わって、人々を見守り、導くべく太陽神ティダンにより神格を賜った女神がフェトルです。慈母の優しさで広く人々に接し、敬愛を集めていた彼女ですが、一方で、ひとたび火がつけば、不正を激しく糾弾して止まない、苛烈な正義感もまた有名でした。一説には、奔放な女神アステリアの友人であったとも伝えられています。
フェトルが司るのは、実りをもたらす雨と、天の怒りを示す雷です。神の力が薄れていく中、女神は、混乱する人々に実りを約束することで、人心に安寧をもたらしたと言わ
20・ コロッケ
>>[[11591586]]
エセルフィンの信者は、シエナクェラス地方の小国家群が入り乱れて戦いあい、その中でひとつの国が大きな力を持つことはさらなる戦乱を呼ぶとして、ひそかに各国が均一の国力となるように、工作をしているといわれています。本来は、そうして皆が平等であることで、平穏を形成する思想がもとだったはずですが、その意識は容易く秀でた才能を持つものや、力や財力を持つものへの嫉妬へと転化していきました。そして、それは逆に、人並みの力を持たぬ弱者にも向けられることになります。信者達は、力のない者もまた、和を乱し、平穏への足枷となるものであると思うものが多いのです。
信者達は、皆が
19・ コロッケ
"鉄槌神"エセルフィン
シエナクェラス地方では、刃神となったマキシムの妹と伝わっています。本来は仲のよい兄妹で、エセルフィンは兄と共に蛮族の手から地方を取り戻すためな立ち上がる戦士たちに鍛冶師として武器を提供し、そして兄と同じく処刑される反乱軍に絶望しました。エセルフィンは、戦士たちが全滅したのは、彼らが突出したせいだと嘆き、目立つことなく、皆が乱れることなく均一にあることこそが、平穏を得る唯一の手段と思い込むにいたりました。兄に遅れて、数年後、その思いに応えたライフォスによって、神への階梯を上ったとされています。

18・ コロッケ
>>[[11591107]]
人々に戦うための力を与えたマキシムですが、そのために悲劇や新たな騒乱を引き起こすこととなり、常に心を痛めていました。
主に戦いの神としてとらえられがちな神格ですが、実際は戦いだけでなく、望みを叶えるために行動した結果、どのような反発がおきるか。どのような困難が訪れようと甘んじて受け止め、後悔してはならないこと、意思を貫くために生じるリスクに対する覚悟を説く、誓いの神といえるでしょう。
マキシムの神殿はシエナクェラス地方に多く見られ、神官たちは困難な望みを持った者や、それを貫くために相応しい覚悟をもった者たちへと積極的に力を貸します。それは、戦いのため
17・ コロッケ
"刃神"マキシム
マキシムは<大破局>の後、蛮族に蹂躙され荒れ果てたシエナクェラス地方で、故郷を取り戻すために立ち上がった若者たちへと武器を提供した鍛冶師の男性でした。しかし、その反乱が失敗し、若者たちはことごとく蛮族の手で処刑されてしまいました。己が与えた武器によって立ち上がった若者たちの死に対する悲憤と嘆きの声がキルヒアへと届き、小神へと召し上げられたといわれています。
神格を得たマキシムは7本の神器を創造して、人々の手へと委ね、蛮族に支配されるシエナクェラス地方の解放のために尽力をした後、現在はすべての神器を無力化させて、深い眠りについているといわれていま
16・ コロッケ
"秘隠神"クス
神紀文明時代、第三の剣カルディアのありかを知り、またこの剣を守っていたとされる女神です。
非常に穏やかであり、争いを好まない性格をしていたとされ、それは現在の信仰にも残されています。
クスは武力でカルディアを守っていたのではなく、知恵によってなによりも強固な守りとしていました。それは、数々の謎かけと、複雑怪奇な迷宮、そして要所要所で探索者を阻むパズルの存在です。
賢神キルヒアによって神格を授けられたとされるクスは、自身の神力の限りを尽くして、カルディアの存在を隠し、守り続けました。そのため、クスの信徒もまた謎かけやパズルを好み、会話においても易々と真実を伝え
15・ コロッケ
"戦勝神"ユリスカロア
賢神キルヒアの娘とされる女神であり、中立を保っていた第三の剣の勢力で、一番最初に第一の剣陣営へ協力した神なのだと語られています。
戦勝神の名の通り、戦って勝つ事を教義とし、人生においてもいかに節目節目で勝利を得ることが大切かを説きます。
とにかく勝つことの大切さを説くあまり、「勝ち汚い」「卑怯」「大人げない」「こすい」などの評判は神紀文明時代からあったといいます。しかし同時に、勝利を得るための努力や工夫、調査や研究などを推奨しており、賢神の娘神だけあって勉強熱心で勤勉な信者もかつては数多く存在したと言われています。
しかし魔動機文明後期に入り、大き
14・ コロッケ
"戦神"ダルクレム
第二の剣イグニスから始めて神格を得たとされる古代神です。この神が"始祖神"ライフォスに刃を向け、神々の戦争を起こしたことはあまりにも有名な伝説です。
解放と破壊を司っており、すべてのしがらみや束縛を破壊することで、生物は真の姿を手にいれられると説いています。そのため、力を解放させるために魂を穢れさせることを推奨しています。また、その異名の通り、積極的に戦うことを肯定しています。
信者の多くは蛮族で、人族で信仰している者はほとんどいません。
しかし信者が全くいないわけではなく、ダルクレムの教えに則って破壊活動を行ったり、"穢れ
13・ コロッケ
"融合神"リルズ
恋愛成就を司る若い小神です。
この神は、<大破局>の際、倒壊した建物の中に取り残された恋人たち、リルクとリルニカの二人からなります。生き延びることを諦めず、倒れた柱の下で10日間も励ましあったふたりの姿に感銘を受けた"月神"シーンによって導かれ、神格を得たと言われています。
ふたりは共に体の大部分に怪我を負っていたので、互いを補うために融合し、神になったとされています。そのため、男と女のふたつの頭を持つ姿や、両性具有の姿で表現されることが多い神です。
若者に信者が多く、結婚式をリルズの神殿で挙げるのは流行になりつつあります。
12・ コロッケ
"水の神"ルーフェリア
水と停滞を司る、フェリダン地方のまだ若い少神です。
<大破局>以降、蛮族の大侵攻に晒された小さな王国において、蛮族の生贄として捧げられた少女のうちの1人が"騎士神"ザイアの手によって神への階梯を昇ったと言われています。
テラスティア大陸南部に位置する、湖の王国ルーフェリアの土地神としてあがめられています。王国ルーフェリアは山岳に囲まれており、最近になるまで他の国との交易がほぼ行われない状態でしたが、蛮族の駆逐によって最近は他国との交易も行われるようになっており、250年間蛮族から国を守った平和の守護神として、女神ルーフ
11・ コロッケ
"風来神"ル=ロウド
ひとところに留まらず、気ままに生きることを説く自由の神です。
その姿は少年や少女の姿で描かれ、また時には男女の双子や道化の姿の場合もあります。
この神が誰の導きによって神格を得たのかは未だ謎とされていますが、一説では神々の戦いの中で親を亡くした子供が第一の剣ルミエル系統の神に導かれて神格を得たのではないかと伝えられています。
しかしこの神が司るのは「自由」であり、第二の剣イグニスから神格を得たとされているため、その説は偽りだとも言われています。
神話の時代からトリックスターとして知られ、誰の命令も受け付けずに自由に行動してきたと伝えられています。その自
10・ コロッケ
"纏いの神"ニールダ
古代魔法文明時代に生まれた、服飾の神です。
蛮族との戦争の際に、巧みな縫製技術によって紡がれた布で蛮族の目を欺き、多くの者を戦場から逃がした老婆がいました。ニールダはその老婆が神格を得たのだと伝えられています。
身を護り、時には目を欺く技術を司るため、最近では服飾や化粧などの美しさや流行にも通じていると拡大解釈され、ザルツ地方の都会の商人や若い娘を中心に信仰されています。
色鮮やかな布やヴェールを幾重にも纏い、姿を押し隠す姿で描かれることが多いようです。
9・ コロッケ
"酒幸神"サカロス
酒と幸福を司る神です。
酒を造り出した神とも言われ、無益な争いごとをするよりも、楽しく酒を飲み交わすことで仲良くなることを説きます。また男女の関係についても積極的になるよう教えています。
人と人との交流を積極的に行うように説き、商人の間では商売繁盛の神としても信仰されています。
その一方で堕落の神、混迷の神とも言われ、忌避する人々も存在します。その姿は丸々と太った男、あるいは絶世の美男子として描かれます。博徒や男娼、それに盗賊や商人などに多く信者が存在します。

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