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とある人々の暇潰し
烏龍茶
2013/10/5 | 更新 2013/10/14
星見山
ちょっとした山であまり人がいない山。人がいないのは野良のモンスターが出たりするからである この山のてっぺんで見る星空はとても美しく心癒されるというのからこの山は星見山となったと言われている
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16・
天地.M
2013/10/14 14:39
>>[[12911328]]
聞こえるか聞こえないかの天秤は前者に傾いたようで。
ソウバ
「……んにゃ、おかしかねーんじゃね? 確かにオレさんから見ればそうかもだけど、あんさんにとっての普通なら何も変じゃねーよー」
少し考え、ローゼを見ることなく独り言のような『ちょっと真面目に言ってみた』結果、面映ゆくなっただけなのでポリポリ頬を掻き、
ソウバ
「……あんさんから見てオレさんが普通の男の子とは違う風に見えるのと、きっと同じだろー」
照れ隠しだろうか。少し口元を吊り上げ冗談っぽく言ってみせた。
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15・
うーろん。
2013/10/14 12:14
>>[[12910336]]
ローゼ「まぁ少し可笑しいかもしれんな……」
ボソッとソウバに聞こえるか聞こえないぐらいの音量で呟く。手を頬でスリスリしたことを根に持っているのだろう。はぁ……とため息をついた。
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14・
天地.M
2013/10/14 10:39
>>[[12899703]]
ソウバ
(……いやおいロル。ちょっと何言ってんか分かんねーですよ。気にするに決まってんじゃねーですか)ヒソヒソ
能力:読ロル術発動!(嘘八千)
ローゼの隣、何もない筈の空間にゲス顔でヒソヒソ語り掛けると、一つ咳払いをしてローゼに向き直った。ゲス顔は解除されている。完全にネタなので無視して大丈夫です(ぐっ
ソウバ
「げふん……良かった。オレさんの女子定義がおかしいんじゃなくてさ」
大太刀を背中に差し戻し、もう一度座り直す。そのまま、まるで何事もなかったように夜空を仰ぎ出す。
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13・
うーろん。
2013/10/13 20:09
>>[[12896484]]
ローゼ「人間の女子なら出来ぬだろうな。もし出来たならそいつは人間とは言いずらいだろう」
手が解放され安堵する。
大太刀を拾うあげるところを見届けつつも問いに答える。自分は人間ではないと言うような口調だがその通りなので気にする必要はあまりないだろう。
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12・
天地.M
2013/10/13 17:17
>>[[12894688]]
ソウバ
「んにゃ、オレさんの実力はこんなんじゃないぜ。本当はもっと柔らかい部分をスリスリ……だけど、あんさん冷静だなー……ちょっと騙している気がして来た」
普通の女性なら逃げるかビンタか殺害に及ぶような暴挙の筈だが、その普通の定義には当てはまらないであろうローゼに不覚にもビビった。
パッと手を放して名残惜しい頭もゆっくり上げる。
ソウバ
「……んでも、そーれを言うんなら最近の女子(おなご)だって蝙蝠やらなんやらに変身したり出来んのかよー」
辺りを見渡し、先ほど放り投げた大太刀に歩み寄って拾い上げながら、まるでコピペのように訊ねる。
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11・
烏龍茶
2013/10/13 14:49
>>[[12891240]]
ローゼ「……最近の男の子(おのこ)はこんな変態しか居らんのか」
ソウバの思いがけない行動に余計焦るかと思われたが、むしろ冷静になってしまった。引き剥がす気はないのかジト目でローゼの手を頬にあて、スリスリするソウバを見る。
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10・
天地.M
2013/10/13 9:08
>>[[12888697]]
ソウバ
「は? なんで? このスベスベした女性らしい気持ちの良い肌はオレさんに握られる為だけにあるんじゃないの?」
言葉こそただの変態のようだが、表情は至ってクソ真面目本気ガチマジ嘘偽りのないそのもので。
ソウバ
「……ああ、成る程。そうか握られる為ではなく、もしかしたらいや絶対にこうする為にあったのか。わりー気付かなかった」
しかも手を取るだけで止まらず(あとローゼの焦っている様子など気にも留めず)、表情を保ちながらなんと取った手に自身の頬をスリスリ仕出した。
マジ気持ちいいとか言っているのは気の所為じゃない変態だ。
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9・
烏龍茶
2013/10/13 0:31
>>[[12884115]]
ローゼ「……」
ソウバの変わりように言葉を失ったのかジーっと握られている手を見る。徐々に我を取り戻したのか顔をソウバ方へ向け直し爛々としているソウバの瞳を真っ直ぐ見つめる。そして危機が迫っているような表情で口を動かした。
ローゼ「……離せこの馬鹿者ッ!!」
叫ぶようにそう言い放つ。いやもう叫んでいる。
恋愛小説とかで出てくる純粋な少女とかのように照れているわけでもなく、驚いているわけでもない。急に手を握られ、焦っているだけである。
その証拠に冷静さを失い、手を振り払えば良いのに払わないところが真っ先に上がるだろう。
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8・
天地.M
2013/10/12 21:40
>>[[12883543]]
ソウバ
「んー? そうだな……あんまりこの大太刀は整備されたがってないと言うかなー。つーのも、使い出してこの方、切れ味の影響はないんだわ。助けて貰ってるし感謝もしている」
それにこの方がワイルドでカッコイいだろ? AH-HAN?
真面目に言ってるかと思いきや、結局はおちゃらけた感じで片眉を吊り上げ両腕を両側で軽く上げる。
ソウバ
「おうオレさん超満足いや満足通り越して飽和状態だよなんで蝙蝠になってたんだよさっきの見下した目はなんでそのルックスとツンデレ持ちの姿でやらなかったんだ」
そして目の前で願望の美少女と化した蝙蝠を、あんぐりと口
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7・
烏龍茶
2013/10/12 21:21
>>[[12883235]]
ローゼ「その大太刀、整備しないのか?」
ソウバが言っていることは完全に無視したようで、整備されていない大太刀のことを聞く。そしてコウモリは黒い霧に包まれ、霧が晴れたかと思うと黒いドレスを身に纏った長く黒いふわふわ髪をした女が突如として現れた。
ローゼ「……これで満足か青年よ」
ふんっと鼻を鳴らしてから顔をそらし、横目でソウバを見る。聞いていないと思われたが、ちゃんと聞いていたようだ。因みにウルフは邪魔にならないところで寝そべっていた。
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6・
天地.M
2013/10/12 21:04
>>[[12882926]]
ソウバ
「おいおい……そんなサディスティックな目で見るなよ。M心が疼くじゃないか。蝙蝠じゃなくて美少女相手なら尚更良かったけど」
ピタと手の動きを止め、ようやく声源を見ると微妙に目を細めながら、呆れた目線をものともせず我を通した。
少し背中を木から浮かせて紐付き鞘入りの大太刀を手にしてみれば、またグデーと木に凭れ直した。
よく見れば鞘やら柄やら焼け痕やらが付いており、沢山の使用経験を思わせる一方で手入れされていない様が伺える。
整備されなくて良いものは整備するらしい。ダメだこりゃ。
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5・
烏龍茶
2013/10/12 20:46
>>[[12882505]]
ローゼ「さっきまで使って……そちらのほうではないわ。貴様が背負っている大太刀のほうだ」
どうやら先程の戦闘を見ていたようだ。話が少し噛み合っていないと疑問に思ったのかコウモリ(ローゼ)はソウバの近くに飛んでいく。そして太股の内側を擦っていることで下ネタだとわかったのか呆れる。
勿論、コウモリなので表情は分かりにくい。もし表情がわかるとしたら無表情で変態を見るような見下した目をしているだろう。
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4・
天地.M
2013/10/12 20:32
>>[[12882448]]
ソウバ
「そりゃあそうだろう。オレが毎日整備している宝剣なんだ。いつでも使えるようにな……。初使用はいつになることやら」
驚くこともしない、と言うか声源を見ていないから気付いていないらしいが、それは兎も角脈絡の掴めないことを言い出す。先ほどまで使っていた、というのに。
だが、もぞもぞと太股の内側をさすっている姿からして、勘の良い人なら気付くであろう。そうただの下ネタである。
表情? 至って素面でした。
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3・
烏龍茶
2013/10/12 20:12
>>[[12881865]]
木に凭れているソウバの反対側にある草むらが揺れる。
ローゼ「ほう……なかなかいい武器を持ってるようだな」
すると、揺れた草むらの方から声がする。だがそこには人が居ない。代わりに銀色の毛をもつ一匹のウルフとそのウルフの頭に乗ったコウモリが居た。
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2・
天地.M
2013/10/12 19:47
色去ソウバ
「まったくまったく、星眺めることぐらいささっと許してくれよなー。手古摺らせやがって」
山の頂上──。気絶した四体ほどの狼のようなモンスターに踵を見せ、背中に提げた鞘に150cmは有りそうな大太刀(血は付いていなかった)を終うその青年。ボサボサな黒髪を無理に撫で付け、色の薄い瞳を夜空に向ける。
どこかの学校の生徒なのか制服に身を包み、近くの木に背を任せて座り込んだ。
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聞こえるか聞こえないかの天秤は前者に傾いたようで。
ソウバ
「……んにゃ、おかしかねーんじゃね? 確かにオレさんから見ればそうかもだけど、あんさんにとっての普通なら何も変じゃねーよー」
少し考え、ローゼを見ることなく独り言のような『ちょっと真面目に言ってみた』結果、面映ゆくなっただけなのでポリポリ頬を掻き、
ソウバ
「……あんさんから見てオレさんが普通の男の子とは違う風に見えるのと、きっと同じだろー」
照れ隠しだろうか。少し口元を吊り上げ冗談っぽく言ってみせた。