学園区 :みんなの広場
ルナティカ学園校舎前にある大きな広場。 石で造られた月が特徴的な噴水。 春には桜を咲かせ、夏には緑豊かに染まる木々。 数箇所に白いベンチが設置され、屋上に次いで外で食事をとるにはもってこい。
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9・ 夾竹桃
>>[[14327555]]
「何か特別な事をする訳じゃ有りませんよ、跳躍してこの木を跳び越える時にマフラーを取って仕舞えば良い事です」

こともなげに言うが、先ず人間には到底無理な行いである。神機使いが空中機動スキルを使っても難しい行為であると言うのに。
8・ 月光【サブ】
>>[[14326185]]

モモネ「んなこと言われてもよ……、何か申し訳たたないってゆーか、デキの違いを感じて絶望しそうってゆーかさ。

とりあえず、どういう感じで取んのか教えてくれ!
取ってもらうの立場だけど、怪我とかされても困るしさ」

右手は腰に当て、日光を遮るように左手で額へと添え、木に引っかかる自分のマフラーを仰ぎ見る。
自分の失態に改めて情けなさを感じたが、ジトリとした目で苦笑いすることしかモモネは出来なかった。
7・ 夾竹桃
>>[[14324853]]
「この着物は木の枝程度で破れる代物では有りませんから問題は無いですよ」

口に手を充てて笑いながら穏やかな笑みをモモネに向ける禍月
6・ 月光【サブ】
>>[[14323574]]

モモネ「ちょ、ちょい待て。取ってくれるのはありがたいんだけど、万が一木の枝とかでお前の着物が破けたりしたら困るじゃん?」


注目を集める為に手をあたふたとさせ、優しさを踏みにじる気は無いのであろうが、着物の女性の前で仁王立ちするモモネ。


モモネ「だ、だからとりあえず最安全な方法とか考えてからにしようぜ!なっ、なっ?」

5・ 夾竹桃
>>[[14314183]]
「これぐらいの高さでしたら私でも十二分に届きますよ、とりましょうか?」

7、8メートルはある高さの木の頂点に掛かっているマフラーを一瞥して禍月はこともなげに言う。
彼女は(無差別召喚報告書に記載されているが)次期月詠見命(ツクヨミ)だった者だ。
勿論の事ながら身体能力は人のソレを遥に上回っている
4・ 月光【サブ】
>>[[14308911]]

着物を着た女性を横目に険しい表情で木を抱きしめて奮闘するモモネ。

モモネ「オレのマフラーがこの木の枝に引っかかっちまったんだ。

んで、登って取ろうとも思ったんだけど木登りってしたことねーし、あぶねーし。でも、とりあえず登る準備はして置いてんだ。

あー、つっても能力でも使えるセンコーに頼んで取って貰うしかねーよな」


木から手を離し、改めて着物を着た女性の方へと頭を掻きながら振り向く。

二人並んでみるとおしとやかな風格と視覚的な風格が段違いの差として表れるようだ。
3・ 夾竹桃

>>[[14307804]]
「どうしましたか?」

現れたのは朱、桃、金を基調にした和服を纏い、目には三日月が灯り、銀髪のポニーテールの女性
その口調は柔らかくしかし神聖なものだった
名を天禍月《あまつ まがつき》と言う
2・ 月光【サブ】
吐息も真っ白になるほど寒さ増す冬。
一刻でも早く学園内に入って身体を温めたいと思う中、一人の少女が木とにらめっこをしていた。


モモネ「ああもう、くそったれ! オレの身長……いいや、容姿も全て馬鹿にしてんだろ。そうだろ!ぐぬぬっ、許さねーぞ!!」

身長も小さく童顔気味だが、随分と口調は達者な少女。
少女が睨み付けている先は葉の無い枝に引っかかっているマフラーだ。
どうやったらそんなところにマフラーが引っかかるのか。

苛立ちを隠せない少女は木の前で地団駄を踏んで飛び跳ねる。

モモネ「くっそ、くっそくっそ、くっそっ! オレが高所恐怖症なのを知ってて挑発してんだろコラ!今、お前の事をへし折っ

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