西部:ナルド港
ナーウィシア唯一にして最大の港。 常に軍艦が駐留している他、大きな客船や、貨物船、小型の漁船や観光船など多数の船が常に行き来している。 因みに、船の乗り場以外ならほぼどこでも行き来自由である。
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書き込み 573件

581・ 蒼桜
>>[[17401373]]
アイリス「んー、じゃあこうしよう」

そう言うと古来より人が暖めあう方法を実行。つまり抱きついた←
580・ ブルータス
>>[[17368061]]
シャル「寒いのか? ふむ、参ったな貸してやれるものが手元にない」

寒いと聞いては師匠からジャケットを羽織らせてもらった事を思い出すが、生憎彼女の服にそんな役割を果たせる物はなく困り顔でどうするべきかと考えていくのである。
578・ 蒼桜
>>[[17360843]]
アイリス「なんか少し寒いね」

何か寒気を感じたのだろう。腕をさすりながら寒そうな仕草をする。その寒気の理由は彼女には分かるわけはないだろう
577・ ブルータス
>>[[17346570]]
シャル「そうだな、笑顔が一番だ
(ああっ、お持ち帰りしたい)」

そんなアイリスの笑顔に和んでいく彼女であるが、同時になにかイケナイ方向に突っ走っているのかもしれない←
575・ 蒼桜
>>[[17338400]]
アイリス「やっぱり笑顔が一番なんだよ。笑顔でいれば辛いことも乗り越えられるから」

それは体験談なのだろうか、彼女の笑顔は力強く同時に輝いている。やはり彼女の強さの源は笑顔のようである
574・ ブルータス
>>[[17331917]]
シャル「そういわれれば………」

彼女もそれを言われると自身の頬に指を当てていくのであるが、今まで感情を抑圧された場で生きてては解放された事により感情を飢えているのかも知れない。
573・ 蒼桜
>>[[17331736]]
アイリス「お姉ちゃんって最初会ったときはあんまり笑わないのかなーって思ってたけど、結構感情的なんだね」

別にバカにしているわけではない。むしろ自分のために泣いてくれたりして嬉しく思っているようで、嬉しそうな顔をしている
572・ ブルータス
>>[[17331667]]
シャル「ああっ、そうだったすまない、変なところ見せて」

アイリスの笑顔を見ては少しは気持ちが軽くなったようで涙を拭いていってはニコリとほんの小さな微笑む顔を見せていく。
少なくとももう大丈夫そうだ。
571・ 蒼桜
>>[[17331629]]
アイリス「ほ、本当に私は大丈夫だからお姉ちゃん泣き止んで?
ほら!笑顔だよ笑顔!」

流石に泣き続けるシャルを見て焦りだし胸の中でおろおろしながら思い出したように最初の頃の笑顔を浮かべる。もはやどちらが年上か分からなくなってきている
570・ ブルータス
>>[[17331603]]
シャル「…………」

依然と涙を流しながら、抱きしめ続けている彼女だが涙を流す表情もどこか似合うかもしれない。

しかし少なくともすぐには泣き止みそうにはない。
569・ 蒼桜
>>[[17330957]]
アイリス「む!?むむむー」

突然のことにビックリして最初こそ少し暴れたもののそれもすぐにおさまり静かに力を抜く。どうやらこの行動は効果的だったようだ
568・ ブルータス
>>[[17329137]]
シャル「………(ばっ)」

すると彼女は勢い良くアイリスに抱き寄せて来てはぎゅっ~っと気持ちを込めていた。

シャル「そうだな……つからったよな」

どうやら天真爛漫な彼女から笑顔が無くなったことに深い悲しみを得たようである。
567・ 蒼桜
>>[[17328272]]
アイリス「ん?なにー?」

もちろん疑うことをしない彼女はそそくさとシャルの元へと近寄る
566・ ブルータス
>>[[17314783]]
シャル「アイリス、ちょっとこっちに来てくれ」

すると彼女はそんな事を口にして近くに来るように言っていくが一体如何したのであろうか?
565・ 蒼桜
>>[[17312382]]
アイリス「お姉ちゃんが謝ることじゃないよ。私が話したくて話したんだか」

首を横に振り彼女の言葉を否定して軽く笑顔を浮かべる。やはりその笑顔も今までの天真爛漫な感じと違い、憂いを帯びたものになっている
564・ ブルータス
>>[[17308662]]
シャル「…………すまなかった」

詰まった声を押し出して出来たのはそんな言葉だ。
そんなアイリスに無理に聞き出そうとしたのだから浅はかな考えを持って聞いてしまった事にシャルは自身を責めては悲しくなってしまうのだ。
563・ 蒼桜
>>[[17303524]]
アイリス「私が生まれる遥か昔からつい昨日のことまで、バラバラの時代だけどこの世界の真っ黒な部分だけを夢に見る。見せられる。見たくもないんだけどね」

今語る彼女の姿は先ほどまでの年相応の少女ではなく、まるでこの世界を幾年も生きてきた者のような雰囲気を纏っている。
562・ ブルータス
>>[[17286816]]
シャル「……………」

彼女は絶句するしかなかった。
自分も悲劇の人というわけであるが、年頃の自分よりもさらに下のアイリスを見れば同等とかそれ以上の悲劇を体験したのだろうとはすぐに予測出来た。

だから声が詰まって言い返せなかった。
561・ 蒼桜
>>[[17283781]]
アイリス「んー、人の罪。人の業。歴史の裏側。そんな感じ」

簡単な説明。しかし夢の内容を思い出したのだろう。その目には怯えのような恐怖の感情が浮かび上がっている
560・ ブルータス
>>[[17275649]]
シャル「一体……どんな夢なんだ?」

その様子をじっと見守ってはその話を続きを聞きだそうとしていく。
しかしその心には好奇心と共に一種の不安が渦巻いてきたいる。
559・ 蒼桜
>>[[17272423]]
アイリス「生まれたときは気になることはなかったの。でも成長するにつれて、夢を見るようになったんだ」

話が長くなると思ったのだろう。適当な場所へと腰を下ろし少し遠くを見るような目をしながら語り始める
558・ ブルータス
>>[[17266448]]
シャル「天使の末裔………」


ここで初めてアレほど他言無用にしたいのは知られればアイリスを狙うものも多く現れるであろう。

だからこそ隠したかったのだと。
557・ 蒼桜
>>[[17262794]]
アイリス「私ね、ご先祖様が天使みたいなの。お父さんかお母さんかどちらかはわからないけどね」

浮かんでいたわっかが徐々に薄くなりまた消える中、簡単ながらこの現象の理由を説明する。自分でもあまり深くはわからないようで、不安そうな顔ではある
556・ ブルータス
>>[[17261811]]
シャル「…………」

その姿に彼女は唖然とした………まさかそんな姿になるであろうと派思っておらず、人前で見えれば大騒ぎになりえなかったであろうか。
555・ 蒼桜
>>[[17256360]]
アイリス「このことは他の人には秘密にしていてね」

そう前置きをしたあと彼女の頭上が淡く光ったかと思うといつの間にかそこには光のわっかが浮かんでいる。いわゆる天使のわっかだ
554・ ブルータス
>>[[17254579]]
シャル「そこまで解った。
それでそのお前の先祖とは一体どんな力だ?」

シャル自身も聖属性と呼ばれる希少な属性を扱えるのは、先祖がえりの可能性もあるわけであるが、アイリスの場合はどうなのかといよいよ話の確信へと付いていくのである。
553・ 蒼桜
>>[[17249693]]
アイリス「難しく言うとそれ。私にはそれが起こってるの」

なんだか若干要領の得ない説明ではあるが、つまり彼女はご先祖様の何かしらが受け継がれておりそれを人には見せたくないということである
552・ ブルータス
>>[[17246960]]
シャル「隔世遺伝の事か? たしか数世代よりかなり前の世代の遺伝形質を受け継ぐような事だったような」


その昔文学で多少の教養の中にそれに関しての事も知識でそれなりには学んだことがあるのでその答えにはYESと答える。
551・ 蒼桜
>>[[17246912]]
アイリス「んー、この辺なら大丈夫かな」

あまり奥の方へは行かず、しかし人が来るには少し遠い場所まで来てようやく止まりシャルの手を離して振り返ると1つ質問をする

アイリス「お姉ちゃんは先祖帰りって知ってる?」
550・ ブルータス
>>[[17246142]]
シャル「…………」

彼女の連れて行かれるがままに引っ張られるがふとそこまでして秘密にしておきたいのかと思うと少しいやな予感がしてきているのであった。

(そういうことなのですよ(焦))

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