なりちゃ板【廃墟】
荒野の何処かにある廃墟群。水や電気はまだ通っているが、ほとんどの家が半壊している。 壊れてからさほど時間は過ぎていないのか、あまり草は茂っていない。
1PV125コメ

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124・ 孤狼
>>[[18324550]]


アカメ
「……まぁ、これで分かっただろ。俺はユーモアに欠けていて記事にする程の事でも無いってな」


 どうしようも無い感情をため息に込めて吐き出し、俺は肩を竦める。好きで始めた訳でも無い悲劇の役者をいつまで演じるのやら。

……なんて物思いにふけっていたので、俺が気付いた頃には既に彼女が返答を待っていた。


アカメ
「それで、何だって? 美少女がどうとか言ったな」


 うろ覚えではあるが、美少女というワードやらを耳に挟んだ気がする。それと、俺の脳裏に浮かんで来たのは何となく嫌な予感。面倒な事になる前に俺はそっとズボンのポケットの中に手を忍ば
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122・ 孤狼
>>[[18317907]]


突如、襲われた俺の家族。
それが全ての始まり――。

『と……とう、さんに……かあ、さん……――まで…………どう……し…て……?』

『××年×日、午後――時過ぎに残虐な一家殺人事件が発生し―― 犯人の目撃情報も無く、――家の自宅から三人の遺体が発見されましたが、長男の――君の遺体は見つかっておらず、警察は――君の捜索を――』

俺はあの日、死んだ。
家族と一緒に死んだのだ。
だから、死人の俺に名前は必要無いのだ。


*・*


アカメ
「……どういうつもりで俺の事を調べるのは知らんが、前置きとして言わせて貰うと''ユーモア&
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120・ 孤狼
>>[[18314691]]


アカメ
「ああ、こいつは失礼。これでも物資の調達仕事をしていてな。あんたみたいな羽があると便利そうだが、不便でもありそうだな」


 何だか手の平がくすぐったい。悪い気持ちにはならないが、手の中がむず痒さで溢れそうになる前にそっと手を解放する。


アカメ
「……まぁ、なんだ。俺も自分の紅い目を見られると珍しい反応をされるものでね。本当ならあんたに少しでも同情出来たのかもしれないが、どうやら困らせる側に回ってしまったようで申し訳ない」


 握った方の手の平を甲を交互に返して確認する。さっき握手の際に感じたむず痒い原因は何なのかよくは分からないが
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118・ 孤狼
>>[[18313307]]


 俺に向けて差し伸べられた手。レインと名乗った女性は握手でも求めているのだろうか。まあ、減るものでも無いので応じる事にする。


アカメ
「悪いが、本当の名前はとっくの昔に捨ててしまってな。とりあえず、しっくりくる''アカメ''とでも呼んでくれ」


 握手を交わした際、やはり目に入ったのは大きな羽。成る程、道理であんな空中浮遊を可能にする訳だ。


アカメ
「最初の反応については悪かった。仕事上、急に何かが現れる状況に陥りやすくてな。今度、あんたが満足するようなヤツでも紹介するとしよう」
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116・ 孤狼
>>[[18312538]]



アカメ
「……まぁ、そこそこ驚いたとでも言えば満足してくれるか?」


 誰に言った訳でも無かったのだが、素朴な質問に返事が返って来た事には確かに驚いた。しかしまあ、俺の反応はユーモアに欠けるというか、反応が薄いというか、いずれにせよ目の前に現れた奴にとってはイマイチ面白く無い反応だろう。
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114・ 孤狼
アカメ
「こいつはたまげたな……」


 始まりは物資調達本部の下に届いた一通の手紙からだった。もっとも、手紙というよりかは何かプリント類の切れ端みたいなもので『住所』と『食糧が欲しい』と弱々しい文字で書かれていたのだが。


アカメ
「本当にこんな所に住んでいる人なんて居るのか?」


 俺は辺りの光景を前にして目を疑った。整備すらされていないであろうボロボロな道。そして、至る所で半壊している家屋。極め付けとして真昼だというのに人気(ひとけ)を寄せない不気味な雰囲気に思わず本音を口にしてしまったのだった。
113・ 玲粋
>>[[18041165]]
勇軌「別に罰当たりじゃねぇし、そんなめんどくさいこと俺がするかっての
しかし、冗談にしてはなかなか楽しそうに笑ってたな」

空中から降りて、大地に足をつける
112・ カイージ
>>[[18041147]]

 そのクスクスと笑っている相手の姿を視認したこいつの第一印象はこうだ。
 『あ、この人絶対Sだ』
 冷や汗が額からたらりと一滴、また一滴と垂れていき……苦笑いで弁明を開始する。

「あ、あのですね。そんな罰当たりなこと本気で言うわけないじゃないですかぁー、冗談ですよぉ、冗談」

 後頭部を掻きながら「あっはっはっ、まったくもぅ、嫌だなぁ~」と付け足して、相手の反応をチラリと見る。
111・ 玲粋
>>[[18041046]]
勇軌「・・・廃墟で隠居たぁいい趣味してんなぁ、お前」

クスクスと笑いながら相手を見つめる
110・ カイージ
>>[[18040954]]

 と、なにやら視線に気がついたらしい。
 キョロキョロと辺りを見渡すと、相手を見つけ、

「うわぁあぁぁあああ!? 忘れ、わすれてくださぁぁぁああぁぁぁい!」

 最早先程のようなキザな感じは皆無。きってフードの中では赤面していることだろう。
 こいつは、叫びながら相手のところに駆けていき、抗議しようと試みる。
 
109・ 玲粋
>>[[18040836]]
勇軌「・・・」

フワフワと浮きながらその様子を眺めている
108・ カイージ

 草が生えず。
 家は半壊。
 廃墟と化したこの場所に、一人の男が立ち尽くす。あり得ないものを見たような、その黒い瞳を大きく見開いて……。

「廃墟で隠居……!」

 物凄くくだらない、誰にも理解できない低俗な駄洒落とも取れない何かを言って腹を抱えて爆笑を始めた。
 背格好は黒いコートにジーパンのみ。顔はフードに隠れて見えていない。
107・ 兄者
>>[[18020611]]
レイ「中には魔法に反応して動く素材もあるから魔法でないと」

自然物や人工物ではむずかしいようだ
106・ Alu
>>[[18020568]]
龍「う~ん……魔法じゃなきゃ駄目ですか?」

 ふと、近い何かが思い当たったようで聞いてみる。
105・ 兄者
>>[[18020452]]
レイ「悪いけどね」
せめて片方でもいれば別だと付け足す
104・ Alu
>>[[18020384]]
龍「あぁ……そうなんですか……」

 とてつもなくわかりやすいぐらいに落胆する。
103・ 兄者
>>[[18020352]]
レイ「少なくともここじゃ無理ね。材料は足りないし、何より私は氷の魔法しか使えないもの。火か雷の魔法を使える人がいれば」
102・ Alu
>>[[18020142]]
龍「ここでもそれは作れるんですか?」

 興味本意で聞く。
101・ 兄者
>>[[18018994]]
レイ「ええ、色々あったわ」
100・ Alu
>>[[18018923]]
龍「面白そうですねっ!変換効率や有害性など諸々の問題点があるとしても、アプローチの仕方によってはとても楽しそうな代物に……素敵なとこですねっ、あなたのいた場所は」

 まだ見ぬ、夢のような技術を思い浮かべて、高揚している。
99・ 兄者
>>[[18018690]]
レイ「燃料を魔法にしてるのよ、火と雷の魔法は専門外だけど基礎を知るのに時間はかからなかった」
火や雷の魔法を動力にした機械の扱いには手慣れてるようだ。
98・ Alu
>>[[18010630]]
龍「魔法機械ですか?え、ってことは魔法を使ってるんですか?燃料に魔法を?それとも回路に魔法?」

 魔法に触れたことのない者にとっては興味の対象でしかない。
97・ 兄者
>>[[18009856]]
レイ「馬に頼らず馬車を走らす魔法機械の製作とかね」

96・ Alu
>>[[18006814]]
龍「へぇ、どんなものをいじったんですか?」


 解体などの話をしているためか楽しそう。

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