即興小説トレーニング
今流行ってる描写トレーニングです。 ルール。前の人が『お題』と『必要要素』を出します。次の人がそれを元に書きます。 絶対に1ページで終わらして、最後に次のお題と必要要素を書いていく、そんな感じで。
9PV9コメ

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書き込み 8件

>>[[21989134]]
夏が終わるのでお題変えときます

お題:ダンス
要素:風船

>>[[21988355]]
次のお題

蚊取り線香
サンダル

>>[[21342363]]
「犯人は玲子さん。貴女ですね。」

探偵が指差したのは作家の秘書だった。

「何を言ってるんだ。編集者の手に握られていたのはカジノのコイン。最近ラスベガスに行った浅倉先生が犯人だというダイイングメッセージじゃないのか」

「警部、確かに秘書の玲子さんはラスベガスに行った事はないし、犯行時この家に出入りできたのは浅倉先生と玲子さんだけ。

浅倉先生、ラスベガスに行ってもカジノで遊んでないんじゃないですか。
今のラスベガスのカジノはコインじゃなく、カードとチケットで遊ぶってこと知らなかったんじゃないですか。
このコインはおそらく以前誰かに貰ったものでしょう
6・ ゆうや
>>[[21336328]]

大都会の朝は早い。朝6時に起きて、昨日の残りご飯で腹を満たし、クリーニングに出したばかりのシャツを着て、ネクタイを締める。

今日は入社1日目という大切な日なのだ。地方大学を出て、就職難とも言える中、都会の企業に勤めることになった。

慣れない都会生活を過ごしていくうちに、都会の朝の顔が分かるようになった。

コンビニでは缶コーヒーと菓子パンを求めるサラリーマンでいっぱいで、新聞配達の自転車が辺りを走り回る。

そんな朝が好きになり始めていた。

「今日も頑張ろう」

お題 SF作家の家

要素 カジノ
5・ HAL.text
 少年は、空き教室の窓を開けると96点の答案用紙を折った紙飛行機を夕焼けに向かって放った。ぴゅう、と寒い風が紙飛行機を彼方へと連れ去った。

 ガラリと教室のドアが開き、少女が一人入ってくる。少年が振り向いて、
「なんでまだいるんだよ」
 すると、少女は口を尖らせた。
「まだ、停戦協定を結んでないけど?」
「忘れてた」

 少女が窓の外、遠くに行って点のように小さくなった紙飛行機を指差す。まだ飛び続けている。
「紙飛行機。点数悪かったの?」
「停戦協定は?」
「知らない、そんなの」
「……普通さ、子供が96点とったら親は喜ぶだろ? でもウチは100点じゃないと駄目なんだ。完璧主義者っていうの?
4・ 綾鷹
高校生活最後の日。卒業式を終えた彼の靴箱の中にあったのは一通の手紙。

『屋上で待ってます』

そのメッセージと差出人の名前が書かれた手紙を持って彼は走る。
声をかけてくる友人達や注意してくる教師を無視して、階段を踏み外しながらも一心不乱に屋上を目指す。

ようやく屋上までたどり着き、扉を開いた。
夕焼け空を背景に立っている彼女の姿が彼の瞳に映る。
いつも目で追っていた彼女の姿だ。

彼女が静かに口を開く。

「あのね――」

高校生活最後の日。彼は最愛の人と共に母校を旅立った。



お題 仲直り
必要な物 紙飛行機
>>[[21291319]]
パン、パン!

ダダダダダダ!


激化する組織間抗争。
もう3ヶ月にも及んでいた。ようやくヤツラのNo.3を片付けたが、引き上げる際に私も銃弾を受けた。

どうやら致命傷のようだ。
立ち上がろうとするが身体が言うことを聞かない。

耐え難い程の痛みではあるが、手は動くようだ。
最後の一服をしようとポケットからクチャクチャになった紙袋を取り出した。
が、それはタバコではなかった。

その緑色の小さな紙袋を見つめ、オレは最後の力を振り絞って拡げた。

「そういや、お前には辛い目にあわせてばかりだったなあ。
ごめんな、もう会えそうにないや。リタ、愛してるよ
2・ ゆうや
ということで、例のお題より頑張ります。


ピエロというのは、他人からどう思われているのだろう。唐突に彼は思ってしまった。いや、彼としては考えてはいけないことだったのだが。

自分はピエロだ。

別に苦しいと思ったことはないし、馬鹿にされたこともない。だが、ピエロではない人々は自分のことをどう思っているのだろう。

湖に映る自分の姿は滑稽だった。赤い鼻、白い肌、奇抜な衣装。ピエロの象徴であり、特徴であり、誇りであった。なのに、こんなことを思い始めてから狂ってきて、今まさに死のうとしていた。

そうだ、あの爆弾事件がきっかけだ。

ピエロは思い出した。自分のミスで、ピエロという認証を

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