エブリスタ
さがす
本棚
通知
メニュー
AMOSTORY
P.O.Z.Y.
2012/3/26 | 更新 2012/4/9
✨起承転結リレー✨
リレー小説をしましょう 起承転結を一人一つずつ担当して四人で一つの短編小説を作成する、という形式です あまりサークルに顔を出さない人も遠慮なく投稿してください 連投は禁止! 投稿が重なった場合
もっと見る
0PV
・
5コメ
プレビュー表示しない
0/1000 文字
投稿
書き込み
4件
新しい順
古い順
5・
マロリー
4/9 13:02
【結】
それから私はホームセンターに行った
包丁を買った
「わたしは…神だ…神だ…神だ…神だ…」
ブツブツと呟く
この世界の主人公、それが私だ
神は人間を作り出した
そして人間に苦難を与えた
死という苦難を…
「わたしは…神だ…神だ…神だ…神だ…」
神は苦難を人に与える
私は神だ
仕事をしなければ
ドスッ
わたしの手には包丁
そしてそこからしたたり落ちる赤い液体
ドサッ
倒れる人間
「ははははは…はーはっはっはっは!」
ついにわたしは神としての仕事を
実行できたのだ
わたしはしばらくその場で笑っていた
「わたしは…神だ…神だ…神だ…神だ…」
ファンファンファン…
どこか
いいね
コメント
4・
春野 透子
4/9 7:46
【転】
私は主人公を殺してしまったという底知れぬ罪悪感に襲われた。
誤って人を殺した者たちは皆このような感覚に陥るのであろうか。
その反面、なんであろう。
このえもいわれぬ快感は……。
人の命を奪ったという征服感とでもいうのだろうか。この物語にとって、私は神なのである。物語を自由自在に操ることができるのだ。
「私は神なのだ……」
狂喜に満ちた感覚。
今の私は何でもできる。全知全能の神。
ならば、次は何をしてやろう。
現実と虚実の狭間で私は、理性を失いかけていた。
いいね
コメント
3・
日野木結良
4/8 12:56
【承】
とりあえず小説の冒頭……小説の冒頭からまず主人公を殺してやろう、と私は思った。
主人公の説明、その他諸々を抜きにして、すぐさま殺してやろう。
その方がきっと奴も楽に違いない。
そうだな。出だしは――「黒尾はビルの屋上から飛びおりた。加速しながら落ちていった肉体は、五秒後、アスファルトと触れ合った。そして次の瞬間、肉体が破裂する感覚を覚えた」――こんな感じでいいだろう。
そう書いた瞬間、興奮半分絶望半分の複雑な感情が、私の中に生まれた。
だがやはり最終的には絶望の方が勝った気がした。
でも……でもそうなると次はなんだ。
次は何をすればいい。
主人公を殺した。
それは間違
もっと見る
いいね
コメント
2・
P.O.Z.Y.
3/26 11:47
【起】
私はある日、思ったのだ。
『私って生きている意味はあるのか?生きていて良いことは起こるのか?』と。
そして思ったのだ。
何故主人公はヒーロー的存在ばかりなのかと。
ならば!
主人公が最初に死んでしまう小説を書いてみよう。
そうして、私も死んでみたら面白いかもしれない。
ん?私…作家になりたいのか?
いや、死ぬ準備がしたいのだ。
とりあえず、書いてみよう。
私は軽い気持ちで小説を書き始めた。
生きたくなってしまうとも知らずに……
いいね
コメント
前へ
/
1ページ
4件
次へ
このトピックに関して報告
それから私はホームセンターに行った
包丁を買った
「わたしは…神だ…神だ…神だ…神だ…」
ブツブツと呟く
この世界の主人公、それが私だ
神は人間を作り出した
そして人間に苦難を与えた
死という苦難を…
「わたしは…神だ…神だ…神だ…神だ…」
神は苦難を人に与える
私は神だ
仕事をしなければ
ドスッ
わたしの手には包丁
そしてそこからしたたり落ちる赤い液体
ドサッ
倒れる人間
「ははははは…はーはっはっはっは!」
ついにわたしは神としての仕事を
実行できたのだ
わたしはしばらくその場で笑っていた
「わたしは…神だ…神だ…神だ…神だ…」
ファンファンファン…
どこか