ただの御話。
逓伝物語
5PV・8コメ
書き込み 7件
7・
Potassium
「.45口径ですね。 わたくしも初期型を持ってます」
カーリュンはワイングラスに入った赤い液体を飲む。
カーリュンはワイングラスに入った赤い液体を飲む。
6・
暗化月 卿
ディムソンは頭をあげ、カーリュンを横目で見る。
「11.43㎜です」
コルトM1911A1。白いグリップは象牙を思わせるが、材質がなにかは誰にも明かしたことはない。
「11.43㎜です」
コルトM1911A1。白いグリップは象牙を思わせるが、材質がなにかは誰にも明かしたことはない。
5・
Potassium
「9㎜ですか？」
ディムソンの伏せているカウンターの三つ隣の椅子に座るカーリュンが、ホルスターを見て質問する。
ディムソンの伏せているカウンターの三つ隣の椅子に座るカーリュンが、ホルスターを見て質問する。
4・
暗化月 卿
「バーテン、ブランデー」
緑色の炭酸飲料を飲み干したディムソンは、左腰前にあるホルスターの邪魔なポジションを動かしながらフェリシットに言う。
緑色の炭酸飲料を飲み干したディムソンは、左腰前にあるホルスターの邪魔なポジションを動かしながらフェリシットに言う。
3・
One Felicit
フェリシットは相変わらず分厚い啓発本を拝読している。
2・
暗化月 卿
20世紀初頭。
オレンジの光を背中に浴びながら、ディムソンはバーのカウンターに突っ伏していた。
横には緑色の炭酸飲料がある。
オレンジの光を背中に浴びながら、ディムソンはバーのカウンターに突っ伏していた。
横には緑色の炭酸飲料がある。
「バーデン、ブランデー」
またフェリシットに言った。