東区 月見湯
まさかの男女混浴の露天式の風呂。
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書き込み 65件

66・ カイージ
>>[[25260885]]

 少しばかりの後ろ髪が引っ張られるような感覚を覚えながら、多田野はその場を後にするのだった。
65・ エル
>>[[25260798]]
有奈
「ええ。いつか、ね」
もうお別れか。早かったな、と思いつつ、落ち着いて対応する。頭の中は完全に元のアルバイト。
64・ カイージ
>>[[25260712]]

多田野
「……また会えますかね」

 少し考え込んでから、悩んで悩んで絞り出すように室問いかける。
63・ エル
>>[[25260571]]
有奈
「じゃあ私も上がりますね」
客がいなくなるなら自分は通常業務に戻るだけ。なので一緒に上がる。
62・ カイージ
>>[[25260420]]

多田野
「……なれたので、俺はそろそろ出ようかな」

 人で一番面倒臭いのは慣れる間際の、中途半端な時期が駄目なのだ。慣れてしまって有奈の顔を見れるようになれば、ここが風呂だということを思い出し、自然と視線が下に向かう。
 それを阻止するべく多田野は戦線離脱を試みるのだった。
61・ エル
>>[[25260369]]
有奈
「ありがとうございます」
多田野の一言で落ち着きを取り戻し、再び彼と向き合う。時折、胸に水流を掻きこむ仕草も見せる。

※「東雲さん」は2人いるので「有奈」でお願いします。
60・ カイージ
>>[[25260215]]

多田野
「反省してくれたなら大丈夫です。話慣れてきましたし、逆に感謝しですよ」

 ケラケラと独特なわらい方をすると、きっちり東雲の目を見つめる。元々人とは親しみやすい人物なのだろう。ニコッと笑顔まで出来るようになっていた。
59・ エル
>>[[25260148]]
有奈
「はっ……すいません」
今やっと我に返り、先の非礼を詫びる。

(なんで?今までの私……)
同時に、あからさまなキャラ崩壊を起こしていたことに同様し、目のピントがなかなか合わない。手も落ち着かない。
58・ カイージ
>>[[25260039]]

 大笑いされたのを根に持ったのか、若干頬に空気を含ませてムッとする。が、自分が悪い部分もあるのですぐに「はぁ」と吐き出した。

多田野
「からかうのはやめてくださいよ」
57・ エル
>>[[25259993]]
有奈
「フィクションはフィクションに留めておけってね!フィクションでしかできないこともいっぱいあるけどね」
多田野の慌てぶりに大笑い。この会話自体がフィクションの出来事だとは言ってはいけない。
もっとも、倉庫にはアヒルの置物など、ごく普通の物品もある。
56・ カイージ
>>[[25259766]]

多田野
「ろろろ、ろーぷぅ!?NGだす!」

 ダメダメて両腕でバッテンを作り出す。想像力は豊かなのは流石というべきか。
 顔を真っ赤にしていつも通り変な喋り方になっているのは最早ご愛敬である。
55・ エル
>>[[25258740]]
有奈
「あら、お好みでない?ロープとか」
もはや、シチュエーションを悪用しているのは多田野ではなく有奈のようだ。いくら同僚にそういう性癖の人物がいるからといって、研究しすぎである。実際はむしろ「その女性の極端な性癖ゆえに、メンバー全員が無理矢理その趣味に付き合う羽目になった」というところだが。
54・ カイージ
>>[[25258158]]

多田野
「トランプとか、そういうの以外はNGですよ?規制対象ピピーですからね?」

 指さした小屋をチラ見。そして彼女もチラ見。両方を視線で行き来してから、口にホイッスルでも咥えているような真似をして告げる。
53・ エル
>>[[25258013]]
有奈
「遊ぶものならあるけど?」
さっきまでじっと見ていた倉庫を指差す。いかにも「中のもので遊ぼう」と言わんばかりに。
52・ カイージ
>>[[25255404]]

 なにやら地雷を踏んでしまった様子に、多田野自身自分が何かをやらかしてしまったことを気付いたのか、慌てて話題を変えようとする。

多田野
「そうなんですか、そういうこともありますよね! 楽しいから今度一緒にどうでせうか!?」

 どうやら多田野は慌てると変な口調になってしまうらしい。バシャバシャと音を鳴らしながら身振り手振りを大袈裟にする。
51・ エル
>>[[25255366]]
有奈
「あまりやった覚えがないの……。あったとしても、忘れてしまっているのか」
まだ中学も出ない歳から戦いに身を投じてきたせいで、どうしても昔の記憶を完全にはたどれない。その自覚もあるらしく、顔色は冴えない。
50・ カイージ
>>[[25255146]]

多田野「そういうの好きじゃなかった?子供の時とか」

 続いて問いかける。これを質問に加えるかは別として純粋に気になった様子だ。
49・ エル
>>[[25255119]]
有奈
「へえ、そうなの」
なるほど、といった感じでうなずく。
48・ カイージ
>>[[25255094]]

 無いのか。まあ特筆してこれが好きって人も少ないもんなと、顎に手を当てて頷く。

多田野
「俺はさっき言ったみたいに遊びかな。トランプとかゲームとか、鬼ごっことかも大分好きだよ」

 と、子供のような好きなものを連ねて告げる。どうやら見た目より少し幼いものが好みらしい。
47・ エル
>>[[25255045]]
有奈
「これといってない、かな」
実際、彼女自身に何か思い当たるものはない。趣味と無縁の生活を送ってきたからか。

「では、あなたの趣味は?」
46・ カイージ
>>[[25253751]]

 中の人が素で質問を忘れていたことにより、必然的に質問を忘れてしまったことになる多田野は慌てて質問する。

多田野
「じゃあ好きな食べ物とか、事とかありますか?」

 ちょっとずつ慣れてきたのか、まだ直視はできないが徐々に東雲の方に視線を向け始める。
45・ エル
>>[[25253531]]
有奈
「多田野さんね」
とりあえず名前のことは解決した。次の質問を待つ。
44・ カイージ
>>[[25252733]]

多田野
「先程も言った通り多田野 人です。多い田んぼの野原に人です」

 こちらも別に隠す必要は無いため、ちゃぷちゃぷと音を鳴らし、説明しながら水面に人差し指で漢字を書く。
43・ エル
>>[[25252643]]
有奈
「東雲有奈といいます」
自分の名前など隠すことでもないので、すぐに答える。

「では、あなたは?」
42・ カイージ
>>[[25252541]]

多田野「じゃあ、あなたの名前はなんですか?」

 無難なところを選び、尚且今一番聞きたいことを聞くことにした。
41・ エル
>>[[25252435]]
「なるほどね」
女性は多田野が何をしたいのかすぐに理解し、微笑む。
同時に、この「遊び」に関してある決心をした。
40・ カイージ
>>[[25252382]]

 なにか勘違いされているような様子を感じ取った多田野は、とりあえず勘違いを正そうとするが、如何せんこの場にはトランプとかはない。

多田野
「じゃあお互いに質問して、答えて質問してを繰り返すゲームやりましょう。パスは三回まで有効で四回目のパスを使った人が負けで、勝った人はパスした中で一番聞きたい質問をして負けた人は必ず答える、みたいな」

 ただの自己紹介の延長線上みたいなものだが、質問された方が答えやすいため、遊びと称して提案する。
39・ エル
>>[[25252339]]
「遊ぶ?じゃあ何して遊ぶ?」
遊ぶのが好き、と言ったことに反応し、さらに切り込む。勿論、倉庫に道具を取りに行ってもいい。自分は客の要求に応えるだけ。
38・ カイージ
>>[[25252312]]

多田野
「あ、多田野 人と申します。趣味とかは特にない……遊ぶのは好きなんですけど、えーと」

 自分の名前を告げてからはどうもチグハグなことしか言えない。彼自身も男友達としている時のようないつもの自分ではない会話に動揺を隠せないのかあたふたしていた。
 聞こえてくる彼の声は徐々に小さくなっていく。面接なら間違いなく落とされているだろう。
37・ エル
>>[[25252243]]
「どうぞ」
女性は流れに任せる。

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