リレー小説2021 『お年玉異聞奇譚』
ここでは、2021年のお正月企画・リレー小説を書いていきます。 テーマはお正月らしくお年玉で! どうなるかわかりませんが、とりあえずスタートです。 ルール(追加があれば足していきます)  1 「
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書き込み 14件

14・ ルカ
お疲れ様でした。
次回は、もう少し参加者が増えるか、もう少し長く書けたら良いですね。
ご参加の皆様、どうもありがとうございました。
13・ 空松かじき
機会があれば、こういうのをまたしてみたいですね。
12・ 空松かじき
まあ、参加人数も少なかったし、ここでおしまいにしましょうか。

意外とスムーズに進んで楽しかったです。
はい、そうですね。

10・ ルカ
そうなんですか。
じゃあ、これでおしまいにしますか?
9・ 西園寺 亜裕太
余白を残す感じになっちゃったのですが一応エンディングのつもりで書きました。
ややこしい感じになってすいません😣
8・ ルカ
二週目いきますよね?
7・ 西園寺 亜裕太
結局どれだけ探しても円香のお年玉は見つかることは無かった。
3時間ほど探したが、この人ごみでは捜索可能範囲も限られていた。

最後に巫女さんに聞いてみることにした。YONYONの店員を待たせているので、これ以上時間はかけられない。聞いてみて無かったら諦めよう。

「あの、すいません……お年玉の落としものって届いてないですよね……」
泣きそうになって尋ねると、巫女さんは困った顔をして答えた。
「うーん。届いてないなぁ……」
「そう、ですよね……」

落胆して帰ろうとすると巫女さんに呼び止められた。
「ねえ、一応電話番号書いといて。もし届いたら電話するからさ」
言われるがままに電話番号を書き終えて
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6・ ルカ
次は西園寺さん、お願いします。
5・ ルカ
(あるはずないよ……)



今日は円香にとって最良の日になるはずだった。
なぜならば、今年はアメリカから叔父が帰って来て、円香にお年玉をくれたからだ。



数少ない親戚は、遠方に住んでいることもあり、疎遠だ。
だから、お正月にお年玉をもらうことなんてなかった。
いつも、友達からお年玉の話を聞いては、ただ羨ましく思うだけだった。
それなのに、今年はふらりと叔父がやって来て、円香にお年玉をくれたのだ。
叔父が帰国したことは、誰も知らず、だから、円香もまさかお年玉をもらえるなんて、思いもしなかったのだ。



円香には欲しいものがあった。
今、夢中になっているアニメキャラのフィギュアだ。
新年か
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続きはルカさん、お願い致します。
見れば16才か17才くらいの女の子だ。
商品は人気アニメキャラのフィギュアで、朝に在庫を棚に並べたが飛ぶように売れていた。

女の子は、か細い声で呟いた。

「これが最後の商品なんです…」

佐上は決断した。

「お年玉が見つかるまで、レジの横に置くから大丈夫だよ」

「ありがとうございます」

「何処で、お年玉を落としたのかな?」

女の子は少し考えていた。

「神社で、お賽銭を出した時に落としたかもしれません」

「そうなんだ、探しに行くしかないよ、神社の巫女さんにも聞いた方が良いかな」

「わかりました」

女の子は肩を落とし、元気なく店を出て行った。


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2・ 空松かじき
このつづきを、かまちねこさん、お願いします。
1・ 空松かじき
 佐上宗一は年明け早々己の運のなさを呪いたくなった。

 正月休みが終わり、ちょっとしたけだるさを感じながら、レジに立ってすぐのできごとだ。

 目の前の買いもの客が、青い顔をしてポケットに何度も手を突っこみ、持っているバッグの中を隅々まで探したのち、今にも泣きそうな声で言ったのだ。

「お年玉、なくしました」

 フリーターとして、雑貨屋『YONYON』で一年近くバイトをしているが、こんな想定外の客は初体験だった。だれかを呼ぼうにも小さな店なので従業員は佐上しかいない。店長も取引先との打ちあわせだとかで、店を出ていったばかりだ。

 貧乏くじを引いた気分である。落胆しながら、佐上は客のようす
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