ヤンバルヌシと愉快な創作仲間たち


雑談ルーム2『ペースゆっくりめ』主に執筆活動について
執筆活動に関するお話はこちら💁‍♀️💁‍♀️ それ以外のこと 例:夕飯のメニュー 好きなゲーム 好きな漫画 朝ごはんのメニューは、もう一つの部屋にお願いします😇
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1994・ 猩々けむり
某YouTubeの怪談企画に突っ込んだ短編です。怪談とホラーをはき違えたらしく、爆散しました笑


 二十代の前半から年に数回、決まって夏になると奇妙な夢を見る。
 顔の潰れた女が、私の首を絞める夢である。
 病を患っているのか、手先は枯れ枝のように痩せていて、にも関わらず指の力は強い。
 そして私は、躊躇なく首を絞めあげる、長い髪の乱れた女の、憎しみの混じった息遣いを耳にしながら、ただ夢が醒めるのを待つ。
 はっきりと女の表情は分からない。分からないからこそ恐ろしい。ただそれだけの夢である。

物語の概要をざっくり説明しようと思って、この書き出しにしました。狙いとかは全然ありません。ただ、文
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1993・ 真江島 志絽
約四万字の出だしです🌸
現代で子供たちが主人公
キャラの属性を「エース」と「ガリ勉」の語句で説明
イメージ付けを早くしたかったので、キャラ紹介の固め打ちです
謎かけを最初に持ってきて、なんとか読者の目を先に進めることができないか、と努力しました
ノベル大賞一次通過の話をいろいろ書き換えて、ただいまエブリスタにエントリー中👍


夏期講習に竹宮くんがいるなんて、どうなってるんだ? 勉強なんかそっちのけでクラブなんじゃないの? 
校庭でボールを蹴り飛ばすよりも、塾でノートに文字を転がすことを優先させたサッカー部のエースに、僕の目はへばりついて動かない。
エースはふり返り、一直線に僕を見た。僕が後ろ
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1992・ 熟成みかん
和樹くんへ
元気??
私は元気に過ごしてるよ。
急に余命を宣告されたとかそんなことはないから安心して。

なんてことないよ。
今日はね雨が降っていたんだ。それでね。通勤の途中に咲いている紫陽花にアマガエルが止まっていたんだ。それが可愛かったことを伝えたくて手紙を書いたよ。この手紙が着く頃には雨雲はそっちに着くころかな?

そんなことを毎日思っているよ。例えばね。恐竜みたいな雲があったとか。花粉がつらいとか。道端につくしが生えていたとか。ルーレットつきの自販機が当たったとか。小さな小さな和樹くんがいたらな。って気持ちが募っています。でも電話する時とか、会う時には忘れちゃうんだ。だからってそれら全
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1991・ 熟成みかん
悠太へ
どろんこまみれで遊んできた頃からの付き合いのあんたに今更手紙なんて。と内心思ってる。

だけど。
だからこそかな。
面と向かって伝えるには恥ずかしくて。端末越しに伝えるには味気ない今の私の正直な気持ちを綴るよ。

あなたのことが大好きです。幼馴染のうちの一人から特別な人になりたいです。

香織より

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1989・ 熟成みかん
「溺れるならコーヒーの海がいい」
より

 コーヒーの上に浮かぶアイスクリームはまるで満月みたいだと麗子は思った。細長いグラスにたっぷり入ったコーヒーの黒と、まん丸に盛り付けられたアイスクリームの白のコントラストは麗子をいつも夢中にさせた。ぼんやり眺めていると透明な黒い海は濁った白と混ざりながら、あいまいなグラデーションへと変化していく。

 書き出しはセンセーショナルにしたいという狙いが常にあります。いつも苦労するのはそのシーンの選択ですね💦

今回は特に主人公のスタートが
「なにもしていない状態」
だったのでより大変でした。悩んだ末に重要なモチーフであるコーヒーフロートを眺めるシーンから始
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1988・ 祇光瞭咲
集英社ラノベ新人賞のIP部門(冒頭20枚のみを審査するコンテスト)にて2次落選だった作品。

① 2人がそれぞれナース服とバニー服を着ている
② バーチャル世界にいる
③ ヤニ力スとハイテンションである

という3点が伝わるように書きました。
説明をつらつら書かなくても、描写の中でさらっと示しているのが上手くいったなと思います。
煙草吸ったことないから描写が合ってるかはわからん^ω^


『ヤニ力スナースとハイテンションバニー ~ウサギ穴のユートピア~』より

ーーーー

 電子の海の真っただ中で、彼女は紫煙が漂い消えるのを眺めていた。ここでは目の前の景色も、感じる痛みも快楽も、すべてはコード
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1987・ 宮瀬杏
妄コン初挑戦作品「たゆたう便り」より
※本文だと名前にルビ振られてます。

『今どこにいますか?』

折りたたまれていた紙を開いた時に、最初に目に飛び込んできた文字である。

エアコンの効いた室内にいるのに、千優《ちひろ》の額にはじっとりと汗が浮かんでいた。
むう、と口を尖らせて、ビンにしっかりとはまっていたコルク栓を四苦八苦しながらも抜いたばかりだった。

ビンを逆さにして取り出した中身は、紐で括られた筒状の紙。全体が象牙色に変色して、端がうっすらと黄褐色に染まっている。
丸みのついた癖をそっと伸ばしながら、ゆっくり、ゆっくりと丁寧に開いていく。

四角く折りたたまれていた紙は、一枚の便箋だ
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1986・ 明島 御影
年明けに公開した「鯨骨生物群集」より。
「海に関わる物語」「主人公は海に何らかの未練がある」の2点を伝えたかった冒頭です。

※ ※ ※

 彼女を乗せ、潜水艇が海を潜る。
 きらめく魚群を抜け、目指すのは表層の遙か先。潜水するマッコウクジラを追い越し、沈没船を横目に、光の届かない深海の世界へと進む。
 彼女には、探しものがあった。

──絶対に見つけないと。

 不意に、金属のひしゃげる音がした。身体に圧力がかかる。潜水艇の耐圧設計は万全なはずなのに。
 潜水艇はみるみる水圧に押しつぶされ、彼女の身体もろとも縮んでいく。
 手足が動かない。肺が潰れ、空気の泡が口から溢れる。それを引き戻そうと
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1985・ CelestLetaler
かなり前に書いた短編より

 ボクを拾ってくれたのは、不思議な女の人。誰と聞いてみると、魔女と答える、女の人。
 名前を聞いてみた。名前とは何かと聞いてきた。説明すると、納得した様子で頷いた。そして、そんなものはもう捨てたと言った。
 理由を聞いてみた。一人ぼっちだからと答えた。誰かと区別される必要もないから、記号などに意味はないと、そう語った。
 ボクは納得がいくはずがなかった。だって、名前はただの他人との区別ではないんだから。自分の存在自体であるのだから。番号を家畜に与えるのとは、わけが違うんだから。



名前ってなんだろう。記号との違いってなんだろう。昔の自分はそんなことを考えてたらし
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1983・ 猩々けむり
文フリ用短編集『骨董屋、奇々奇怪怪』ep.1『騒々しい絵画』から抜粋。

 そのアンティーク店のカウンターで、店主の若い男はわざとらしく笑い、実に愉しげな様子でこう言った。

「素晴らしい絵なんですよ本当に。壁にかけるだけで空気が変わるんです。ただ人によっては騒々しく感じるというか‥‥」
「絵画が騒々しい、とは?」
「いや、そんなに警戒するようなことじゃないんですけどね。感覚の違いといいますか。そう思う人もいる、というだけの話しです」
「何です。隠さないで言って下さい」

 僕はそれを手に取って眺めているところだった。金の額に入った油画だ。そこかしこに赤い飛沫が舞い、入り乱れる群衆の服がひどく
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1982・ 猩々けむり
みんな集まって!『書き出し特集』はっじまるよ〜!(ラブレター思いついた人もじゃんじゃん書いていってね⭐️)
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1981・ CelestLetaler
ボクが最も愛した人へ。

突然届いた手紙に、驚いている。一体、どういうつもりで送ってきたんだ?
キミには、他にもいい人がいたじゃないか。ボクから離れて、その人を愛して生きていくって決めたはずだ。ボクは、それに納得しているんだ。

あるいは。
結局は、諦めてないんじゃないか?
あえて厳しくいかせてもらう。未練がましいのは、良くない。苦しみながらも決断をした、キミ自身に対して失礼ですらある。だから、過去の自分の気持ちを裏切らないでほしい。
そしてボクのことは忘れて、キミはキミの幸せを……

ああ、だめだ。未練タラタラなのはボクの方じゃないか。頼むから、この手紙がもし届くのなら、どうかこの願いだけは
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1980・ 鈴本 茜
残酷な貴方へ


秋が去り、冬の訪れと共に私の前に現れた貴方。
きっともう誰かを好きになることは無いと思っていたのに。持ち前の人懐こさで私の心の氷を溶かしてしまった。壁をいとも簡単に乗り越えてきた。

いつしか貴方に好かれたいと思い、生まれて初めて誰かのためにダイエットをしました。化粧を学びました。興味がなかったお洒落をするようになりました。

……これは本当に私なのでしょうか。

誰とでも仲良くなれる貴方だから、私の戸惑いなんて知る由も無いのでしょう。



声を聞くだけで、メッセージの通知を見るだけで、こんなにも暖かい気持ちになれるというのに。
頑張っても貴方に想いが届くことは無いのだと感
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1979・ うづきあお
拝啓 暁さま

寂しくなれば手紙を書けばいいとあなたが言ってくれたので、今更その言葉に甘えようと思います。

昨日はあなたを思い、桃のケーキを作りました。
今日は甘い煮付けの用意をしています。
食卓に一人で座るわたしは、いつでもあなたのことを思い、慕い、幸せを噛み締めながら一口を頬張るのです。

会えない時間が愛しいです。
会いたい想いが苦しいです。

帰ってきたら優しいキスをください。
呼吸が止まるほど抱きしめてください。
あなたが丁寧に磨いてくれたわたしは、まだ綺麗に光っているでしょうか。
鏡ではどうにも不安で、早くあなたの前でくるりと回り微笑みの形で確かめたいのです。

あなたが無事に帰
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1978・ 祇光瞭咲
僕の世界で一番素敵な女性へ

こんにちは。
本当は言葉で言えたらいいんだろうけれど、恥ずかしがりな僕を許してください。
無口な父さんのことをダサいダサいと思っていたけど、実際に自分の番になったら言えないもんだ。やっぱり僕は父さんの息子なのかも、なんて。今さらながら噛み締めています。

大好きです。心から。
世界で一番愛してた。本当だよ。
僕の目に映る他のどんな女性より、あなたが一番素敵だった。

でも、そんなあなただったけど、明日からは世界で二番目に素敵な女性になっちゃいます。浮気性な僕でごめんね。

僕がこの歳まで真っ直ぐに育ち、大切なひとりに出会えたこと。
きっとあなたのおかげです。本当に
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1977・ 北風はやと
8.7光年-8分19秒先の君へ

大きな口論になった、喧嘩。発端は、全く別の未来をのせたサプライズだった。
「光(こう)くんのバ カ!」
あの日そう言って泣きながら飛び出していった君は、僕らの故郷、太陽へは二度と戻れない片道切符だと覚悟してだったのだろうか。おてんばな君のことだから後先考えてなかったんだとは思う。こうして君の最後の言葉を綴ってみると、君のあの日の感情が痛いほど伝わってくるんだ。
君が飛び出したのは、何から何まで僕のせいだよな。ごめん。

いま僕もフレアに乗って飛び出している。シリウスが泣いてるように見えたから。迎えに来てと星の瞬きの言葉にどうして感情を抑えることが出来るだろう。
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1976・ CelestLetaler
お元気ですか?
なんて、変だよね。でも、キミが元気だって信じられたら、あたしも元気でいられる気がするんだ。

あの時、諦めてもらったこと。あの時、諦めたこと。後悔はしてないよ。そうするしかなかったって、受け入れてる。それでも、時々考えちゃうんだ。全部ちゃんと叶う世界も、どこかにあったんじゃないかって。
それでも、全部捨てたから、今のあたしがあるんだよ。

今はまだ、キミのもとには行けません。こっちはまだ忙しいからね。でも、いつか会いに行けるから、待ってて。きっとその頃には、あたしはあたしだって分かんなくなってるかもしれないけど、キミだけは、ずっとそのままで。
それからでも、幸せになるのは遅くな
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1975・ 宮瀬杏
大輝くんへ

いつもメッセージでやり取りしてるから、手紙を書くのは変な感じです。
甘いのは苦手だって言ってたから迷惑かなって思ったんだけど、勇気を出して頑張って作ってみました。でも付き合って初めてのイベントだし、バレンタインだからやっぱり渡したくて。わがままな彼女でごめんね。
ビターチョコとコーヒーを混ぜたカップケーキです。小さめのハート型のケーキとかも考えたけど、切る時に形が変わっちゃうのがイヤだからやめちゃった。
甘みは抑えてあるから、たぶん食べやすいと思うんだ。今度会った時に味の感想、聞かせてね。

初詣に誘ってくれた時にお祈りしたことが帰り道に叶って、一年分の運を早々に使い果たしたんじ
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1974・ 真江島 志絽
 父に先立たれた母が亡くなることで、実家は名実ともに弟夫婦のものとなった。母の部屋に置かせてもらっていた私の物を片づける。多くは、捨てる機会を失った学校時代の物たちだ。小学校の卒業文集、中学校の卒業アルバム、高校の卒業証書等々。過去の私が、段ボールに詰められて押し入れの一角をふさいでいた
 中学と高校の制服がまだとってあった。可燃ごみとして捨てられる物であれば、持ち帰らずともこの家で処分してくれる
 まずは中学のセーラー服を赤いゴミ袋に入れる。チェックのスカートとベージュのブレザー。これは、卒業式の当日、朝早くに起きてブラシを何度もかけた高校の制服だ
 式が終わった後、ずっと憧れていた乾君に告
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1973・ 猩々けむり
 突然、こんな手紙を渡すことをお許しください。
 僕は君の淹れるコーヒーがとても好きでした。

 苦味の中に少し酸味の混ざる味も、心が落ち着くようなちょうどいい温度も。コーヒーの香りに包まれたリビングでの時間も、「どう?」と微笑みながら聞いてくる君も。ぜんぶが好きでした。
 でも、一人で淹れるコーヒーは苦いだけです。芳ばしい香りの漂うリビングにいると、どうしても君を探してしまいます。「どう?」と聞いてくれないと、気の利いた感想も浮かびません。僕は君がいないとコーヒーも美味しく飲めないようです。

 ああ、こんなことなら、君がいなくなる前にコーヒーの淹れかたを教えてもらうべきでした。一人で生きて
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1972・ 猩々けむり
『誰かに宛てた恋文』50本ノック、始まるよ〜!字数は五百文字(?)くらい。設定云々はお任せします〜!
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1971・ 真江島 志絽
50

飯食って 走って本読み 眠る日々
やがて紅葉が 散りて秋の背

走る以外は、まあだいだい私の日常です😊
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1970・ ルイジアナ!
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真っ白野

刻む音豊か

小雪日

刺す海風や

大雪の声


もうまじもんの冬ですよ諸君……
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1969・ 真江島 志絽
48

妄コン五 小説推理 コバ短も
応募済みして 燃え尽きの秋
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1968・ 真江島 志絽
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愛飲の 欠品続出 秋の暮
ネットで漁り 飛ぶよ六万

お気に入りの焼酎買おうとしたら、なんか蔵元で騒動があったみたいで、売ってないんですよね😮
で、探しまわってまとめ買いしたら、まさか焼酎に6万円も使うとは……😭😭
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1967・ 祇光瞭咲
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秋深し 楓の燃ゆる山際の
波とぞ薫る 君を想ゆる


それっぽい言葉を並べただけなので意味はわかりません(最低)
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1966・ CelestLetaler
45
おい待てよ 今って秋も 終わってね?
短歌サボった 悲しみに暮れ
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1965・ 如月六花
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朝起きて 布団恋しき 薄闇に

晩秋感ずる 風の寒さよ


日の出が遅くなって、暗くて寒い時間に起きるの辛い……てか、もう冬ですよね😅
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