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何か難しいことを考える部屋
にわかの底力
2024/10/29
選挙制度
選挙は民主主義の最も基本的な制度でありますが、その制度は共同体に属する構成員の行動意欲に大きく依存する制度であります。制度があるだけでは、民主的とは言えません。 企業だろうが国家だろうが変わりませ
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にわかの底力
11/3 4:06
>>6
・南々浦こんろ さん
果たしてヒトラーの台頭がワイマールの民主制によるものであったか否かは、戦後間もなくから長い間議論にあり、今なお答えが出ていない問題であります。確かにナチスが選挙によって第一党に選ばれたことと、その後の独裁的な政治体制が敷かれたこととは直接に結びつかない出来事ではあります。
しかし、ナチスが選挙により躍進し、その後議会を廃止して独裁体制が出来上がってしまったということについて、それを許してしまった当時のドイツの民主制に制度上の欠陥があったことは事実でしょう。
ナチス台頭前のワイマール体制は第一次大戦後の混乱のさなかに成立した体制であり、多額の賠償金やハイパ
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南々浦こんろ
11/2 14:36
>>4
・にわかの底力 さん
「かつて大戦を引き起こした暴君」が「選挙により、国民の支持を得て選ばれた」という表現が気になって、少し調べてみました。
この認識はどうも正確な因果関係を俯瞰した総論的なものではなく、短文で簡略化されたネットの筆法のように感じます。
実例を挙げますと、ムッソリーニはファシスト党を立ち上げて議席を獲得しましたが圧倒的多数派を形成できたわけではなく、政権はクーデターによって確立しました。その最終判断は当時のイタリア王が行い、その後に独裁体制が始まりました。
ヒトラーの場合は更に暴力的です。ナチス党が選挙を経て第一党になったのは事実なのですが、得票率は40
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にわかの底力
10/30 12:11
>>3
・南々浦こんろ さん
私も義務化には反対なんですね、言い出してなんですが。と言いますのも、義務化をしてしまうと選挙自体が民主的で無くなるような気がするんです。結局国民は自分の意思で投票に行くので無くなってしまうわけですから。
意思のない投票用紙が効力を持つまでになってしまうと、選挙の結果が国民の意思であるかがわからなくなってしまうと思うのです。
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4・
にわかの底力
10/30 11:53
>>2
・南々浦こんろ さん
確かに民主主義の初源は『暴君の排斥』にありました。国政を国民自身に決定させる事で権力の暴走を防ごうとしたわけでありますが、現代においてはそのようなふんぞり返ったブルジョワは居ないので、我々にその意識がないのは確かな気がします。
しかし今後そのような暴君が出てこないとも限らないので、来る時に備えて民主主義の体裁は整えておく、そのために常に選挙を行っているのであって、国民に民主主義共同体の一員である事を意識させる事が必要なのはその通りだと思います。
しかしながら、かつて大戦を引き起こした暴君は選挙により、国民の支持を得て選ばれました。国民にとって好ましい状
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南々浦こんろ
10/30 1:24
投票の義務化は …… どうなんでしょうか、ちょっと重い印象を受けます。
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南々浦こんろ
10/30 1:21
>>1
・にわかの底力 さん
僕の個人的な感覚ですと、民主主義の本質は『暴君の排斥』にあると考えています。主目的は必ずしも良い為政者を選抜する事ではなく、国や人々に有害な存在を権力から遠ざける、という一種予防的な行為です。
将来に危険を感じなければ投票しなくても良いかと言うとそうでもなくて、危険を感じない(好ましい)状態を維持するためにも政治参加は可能な限り意識しておきたいですね。
車でまっすぐな道を走る時でも人はハンドルを微妙に左右に動かしていて、その微かな蛇行の結果として車は直進状態を保ちます。選挙にはそういう効果も期待できるのではないでしょうか。
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にわかの底力
10/29 22:48
投票を義務とするか権利とするか。それでその国の民主主義の在り方も結構変わりますね。日本では議員選の投票は任意ですが、海外では不投票者には罰金が課せられるなんて国もあります。
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果たしてヒトラーの台頭がワイマールの民主制によるものであったか否かは、戦後間もなくから長い間議論にあり、今なお答えが出ていない問題であります。確かにナチスが選挙によって第一党に選ばれたことと、その後の独裁的な政治体制が敷かれたこととは直接に結びつかない出来事ではあります。
しかし、ナチスが選挙により躍進し、その後議会を廃止して独裁体制が出来上がってしまったということについて、それを許してしまった当時のドイツの民主制に制度上の欠陥があったことは事実でしょう。
ナチス台頭前のワイマール体制は第一次大戦後の混乱のさなかに成立した体制であり、多額の賠償金やハイパ