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ヤスユキ
2011/10/10 | 更新 2011/10/11
小説練習板(起承転結枠)
詳しくは課題枠で。 こちらは起承転結を上手く繋げる練習の為の枠です。 こちらでは起承転結各1レス、合計4レスで書いていただきます。 ルールとして、起に1レス、承に1レスと、厳格に分けるように
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タケノコ
10/11 21:20
>>[[420277]]
健太はどんどん、先に行く。
それでも僕は、諦めないぞ!
何分走っただろう、だんだんと体力が奪われて行く。
健太もバテて来たようだ。
健太を捕まえれば、待ち憧れた温かな輪の中に入る事ができる!
僕は、最後の力を振り絞って、地面を蹴った。
振動が足から、伝わって来る。
「健太、終わりだぁ!」
「うっ……!」
健太は、驚いて目が見開かれた顔をこちらに向ける。
健太の汗で濡れたシャツが指先に触れる。
僕は、健太のシャツをしっかり掴んだ。
「やっ……」
僕は、指先がしびれるのを感じた。
「やったあぁぁぁぁぁぁ!」
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4・
タケノコ
10/11 20:41
>>[[415318]]
みんな、僕が近づくと逃げて行く。
それでもめげずに、みんなを追いかける。
そこに、油断してブランコのところで、話しをしている女子達がいた。
フフフ……長い道のりだった……。
僕はソロリソロリと、近づいて行く。
そのとき……。
「おい、卑怯だぜ!」
はっと、振り向くと、仕切りやの健太がいた。
「なんだよ!」
「男として、恥ずかしくないのか?」
健太はニヤリッと笑う。
「あ、鬼が来てる!」
女子は散り散りに散って行った。
あ……せっかくのチャンスが……。
「健太!」
「悔しかったら、捕まえてみろよ!」
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3・
タケノコ
10/11 0:41
>>[[415105]]
「鬼ごっこするもん、この指止まれ!」
クラスで一番の仕切りやの健太が、運動場の朝礼台に上がって、思いっきり人差し指を突き立てて言った。
「はーい」
男女問わず大半の人が、健太の近くに集まって行く。
もちろん、僕もその一人である。
クラスの半分以上が集まっていた。
「おし、じゃんけんしようぜ!」
健太がそう言って、朝礼台からライダージャンプを決めて見せた。
周りからパラパラと拍手があがる。
「じゃんけん、ぽん!」
みんな一斉にじゃんけんをした。
僕はグーを出した。
周りを見渡すと、みんなパーだった。
こんなに
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2・
タケノコ
10/11 0:22
学校生活で、ほんの四十五分だけ、教室という名の檻から解放される時間がある。
みんなは、やっと檻から逃げ出せた、動物園の野獣のように外へと飛び出して行く。
そう、昼休みという素晴らしい時間である。
今日は外は晴れ晴れとしており、絶好の遊び日和である。
こんなに素晴らしいのに、こんな檻の中にいられるかよ!
みんなは一斉に外へ、飛び出した。
――起――
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健太はどんどん、先に行く。
それでも僕は、諦めないぞ!
何分走っただろう、だんだんと体力が奪われて行く。
健太もバテて来たようだ。
健太を捕まえれば、待ち憧れた温かな輪の中に入る事ができる!
僕は、最後の力を振り絞って、地面を蹴った。
振動が足から、伝わって来る。
「健太、終わりだぁ!」
「うっ……!」
健太は、驚いて目が見開かれた顔をこちらに向ける。
健太の汗で濡れたシャツが指先に触れる。
僕は、健太のシャツをしっかり掴んだ。
「やっ……」
僕は、指先がしびれるのを感じた。
「やったあぁぁぁぁぁぁ!」