<one's>の森
皆様の個人詩集の中から自分の好きな詩読んで貰いたい詩を選んで直接投稿して下さい 詩に対しての 感想や共感なども 書いて下さいね✨ 誹謗や中傷は避けましょう 宜しくお願いします
2PV42コメ

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書き込み 39件

42・ 詠波-UTAHA-
「再結晶」


誰かが調合した海に 沈むビル群

馴染(なじ)まない水面に横たわって

ふわりふわり 浮かんでいたら

あなたの元に流れ着いた


融け合って 分離して

割れて 粉々になって 散らばって

力尽きた私は雪のように 水底(みなそこ)へと降っていった


見下していた魚たちは

私の頭上で 自由に泳ぐ

知らない間に 大きくなって

再生卵を見守っている


広大な水に放たれて

自力の呼吸を覚えたら

結晶化を始めた心で

また あなたに会えるといいな
41・ † 六花 †
【夏の夜の散華】


夏の夜空に大輪の華が
咲き乱れたその日


貴方に……否
貴方に似た人に出会いました


眼差しも髪の色も
雰囲気すらも


一瞬だけ惑わされ
すぐに貴方ではないと
気付きました


夏の衣を纏った
貴方に似た人は


私の衝撃など知る由もあらず
そのまま去って行きました


実感のある錯覚に
心は揺れたまま


いっそあの刹那に散る
夜空の華たちのように


そのまま私の心も
艶やかに散る事が叶うならばと


願ったのは
言うまでもありません
           
           
40・ † 六花 †
【無意識に自傷に】


自分で自分を
穢している事に


どうして
気付かないのだろう


自嘲も貶めも
自身の否定でしかないのに


必要なのは
己を高める事だけ


無駄なさえずりは
要らない
           
           


39・ Z.S(つぇっつ)
柿無ぇの 花器無ぇの間借りか?
ドゥた キビだた 機微だぉ 千葉だ キッ!!
ア太郎か? ア太郎よ 来たか?
ぜPプゥー符 射て入る

Southern傘 残火裂いた
満ちた機微 だた気び だ落ち 場炊き
ア太郎か ア太郎
葦も焼け落てて蒲生か結衣

小柄四股が裸子さ 無為満ちた
黍田滝 美だぉ地端
きぁ太朗 かぁ太朗 予想男子ながら 或いTell
37・ † 六花 †


心配要らないわ


今は
わたしの中の刃を


研ぎ澄ませていたいの


なまくらに
堕ちたくはないもの


塗り込む『毒』にも
抜かりは無いわ


いつも通りの
素敵な劇毒


さぁ


閃かせましょうか
           
           

36・ † 六花 †
【笑】


(笑)
(笑)
(笑)
(笑)
(笑)
(笑)
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ずっとずっと(笑)って
いられたら楽なのにね
           
           

35・ 七津
-NOW-

今日も云えぬまま一日が過ぎて もう何年目だろう 後どれくらい経つだろう

夜を越えて僕はまた年を重ねてく だけど君と僕の時は凍りついたままで

あの時こうしてれば今と違う今を生きているでしょう でもあの時こうして出来た今という世界だから出来る事もある

風の強い日だな この風は全て何処かに飛ばしてくれるのかな

日々を越えて僕はまた大人になってく ならばいつかは勇気 少しは出せるかな

あの時こうしてれば今と違う今を生きているでしょう でもあの時こうして出来た今という世界だから想えるんだよ

また新しい風が全て吹き飛ばして また運んで来た それを繰り返して出来た今という世界で今こ
34・ chalaza
>>[[2611184]] 続き




「あなたは孤独が好き?私には難しくて良く分からないんだけどね、少なくとも孤独が無きゃ生きていけないなって。孤独は私のお母さんみたいだ。」

ひとりぼっちの孤独もふたりぼっちの孤独も亡くしてしまったよ。僕は歌えなくなった。
誰といても何だか寂しくて、だから君を求めていられたのに。君を孕んだ僕は君を歌えなくなったよ。
きたない僕は綺麗になりたくて綺麗を歌って気取ってた。
血生臭さ纏って気取る君は人形だったのかもしれない。
日々熱みたいな情欲にうなされる僕が、君の眠りを妨げたんだ。
33・ chalaza
「もしあなたが何か剥がれ落ちる性質のものを持っているなら、その全てを剥がすのは私でありたい。」


ねえ、伸ばした爪には相当な数の細菌がいるんだって。
君と僕との交わりがここでは何かの仲介にしか成らないとしたら、僕らはどこで愛し合えば良いのだろう?
それがもしも、風邪をうつしあうみたいな滑稽な光景でしかないのなら。
綺麗が好きな君と僕で綺麗を生むにはどうすれば良いのだろう。
ホルマリンの海の中、ふやけた身体で抱き合ってみようか。
それでも、吐いた泡はほんのり血の匂いがするんだ。無味無臭の曲線美なんて生み出せない。ここは、血漿の海。
32・ なす
>>[[2068798]] あら、とても素敵じゃないですか(゚o゚;

それは空の丸さに気づいた人が、その素直な青さにヤキモチを焼いたのだと思うのです。

だから垂直に高い建物で、空を汚すのでしょう。

しかしながら、わかってはいるはずです。

それでも限りなく空は、やわらかな虹の腕を広げて、うまくいかないとぐずる地上の子らに、そっと語りかけては、安らかな眠りを与えるということを。
31・ † 六花 †
  【根源的沈澱】


 この世界に生まれ落ちた理由が要るというならば、全ての邂逅であろう。

 出逢いは必然。

 惹かれ合うのは自然。

 重なりリンクするのは当然であり、陶然の極み。


30・ 夕鷹
『青空』


葉桜が公園に枝拡げてる
錆びた廃工場の骨組み
その向こう側の青空

蒼い天気

その淡い色が
わたしは好きだ

大気の丸さを知るために

葉桜や建物が配置されていると思えるほどに


そうして明敏に季節を感じても
日常の間にふと忘れてしまうから

わたしは何度でも青空を見上げて
好きだと思う


29・ ビタミン
あの子の机上
100均かどっかで買ったらしい
How cute!
何と可愛いらしいキイロの造花
花屋で買ってくるほど
あいつらきっと、本気じゃない
それくらい
わかっていたけど

あの子は俯き
あいつは笑う
私はそれを 黙って見ている。

あの子を守りたくて
How cute!
でもやっぱり
自分が可愛くて

どっかのお国の制度みたいに?食物連鎖のあれみたいに?
三角形で説明がつくよな
単純な場所でもありませんて
残念でした、画面の中で語り合う
矛盾の権化 もとい
頭でっかちな大人たちよ

その真ん中で胸をなで下ろす
自作自演の道化師は
独り善がりと書いて、わ・た・し!
と読みます
上様、その
27・ 七津
>>[[1437945]]の続き

 あなたの側にいつも居たよね 光ってないけど照らしてくれる
 僕にはわかるよ だって僕も一緒だから 独りじゃ無理だから
 あなたのように「愛してる」って心を込めて言えないけれど
 僕にもうたえる想いで伝えてみせるよ 届けてみせるよ


 I want you to make my favorite song. いいですか?

 本物の光もいらない だってもう世界の中に僕は生きてる
 思い出したよ何もかも 一緒に笑ってうたっていたい それだけだった
 難しくなんてなくていい 一緒に笑ってうたってほしい それだけのこと

 I wan
26・ 七津
 -My favorite song-

「想い届いて」“うたうたい”はうたう 「何を届ける?」それすら曖昧
 笑顔をうたい 愛をうたい 歴史をうたい 年が暮れた
 何もわからない 失われた光 目も凝らさない
 闇をうたい 光をうたい 自分をうたい 変わり果てた

 偽りの光で充分 眩しさに世界を忘れ 自分を忘れた
 照らしてなんてくれてない ただそこに居ただけ 慣れただけ それだけのこと


「もううたえないよ」“うたうたい”は黙る 「何を届ける?」それがわからない
 意地を張って 哀しくなって やっぱり僕はうたいたくて…
 何を伝えたい? 僕は… 僕は…! だけども僕には出
25・ ビタミン
僕は僕で 君じゃない
だから、さ。

羨ましくて悲しくて切なくて悔しくて

愛しくもあるんだろう。
24・ † 六花 †
【囚】


“絆”という名の呪縛に


君は何を望む?
 


23・ † 六花 †
【鈍色聖者】


あなたに資格はないと
強く強く思った
           

価値よりも
品位を疑う
           

だらける味蕾(ミライ)
煤けた網膜
           

あなたには剣(ツルギ)が
欠けている
           

煌めきは瞼を下ろし
曇天のように濁りをたたえて
           

あなたは雲の上に
いるつもりでも
           

ここから見たら
それは錯覚
           

“それ”は水溜まりに
写る幻想に過ぎない
           

あなたの
『中身』は何処?
           

何処を探しても
これだけが見つ
22・ Fay

私が東北大震災後、初めて書いた詩です。夢について書いて見ました。ぜひ、読んで見てください✨


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21・ † 六花 †
【刻印されし】


君を
記憶し続ける事が
          

苦悶だと
云うのなら
          

喜んで
受け入れよう
          
          
忘却の快楽に
犯されるぐらいなら
           
           

20・ † 六花 †
【皺々細工】

幸せ
しあわせ
シアワセ
しアワせ
 |
 |
          

聞き飽きた
           

進歩のない
停滞のコトバ
          

目にする度に     
眉間に皺が寄る
           

まるで呪い
          

狂気じみたおまじないのように
           

繰り返す
           

幸せ
しあわせ
シアワセ
しアワせ
 |
 |
 |
 |


多様性を忘れた
がらんどうの飾りモノ
           
           

19・ 七津
>>[[1037290]]
おぉ、無事に脱出出来る事を祈ってます(-人-)
18・ 絵乃紅
>>[[1035345]]
有り難うございます✨✨スランプからの脱出に成功するぞぉ(テヘ)
17・ 七津
>>[[691493]]
物語風に詩を書ける事、尊敬してしまいます(>_<)✨
16・ 七津
 -終わりの唄 ~Ending~-

 どんな場所にでも愛が溢れているのがこの世界 疑いはしなかった
 大きくなる中で 理想と現実のあまりの違いに心が壊れてしまいそう

 拾って集めた物の美しさに勿体なくて もう増え過ぎた 歩けない程

 愛されれば愛していける そんな甘い訳じゃなかった
 だけど知らないふりをして死んだ様な顔で生きていた


 どんな場所にでも優しさ溢れているのがこの世界 疑いたくないよ
 けれども本当の優しさを知らずに語っていた事 ようやく気付いてしまった

 捨ててしまった物に後悔をしてしまうのを恐れていただけでしょう

 拾い集めて 時には捨てて そうやって学んでここま
15・ † 六花 †
【ドリーム・シンドローム】


蛹の眠りは
必ず終わりが来る


居心地の良い繭も
時間の浸食には敵わない


目覚めは必然
飛び立ちは自然


例え君が
この檻への収監を望もうとも


それだけは誰にも
叶えられない望み


まどろみの羽衣を
脱ぎ捨てるのは 今
           
14・ ゆた


自分の詩の中で一番気に入ってるやつです。
一言で表すなら「後悔のうた」っていいます。






「ジオグラフィック」



君の声を 全部全部聞いて
膨らみ始めた思いを
君と共に過ごした
両足で高く 跳び跳ねても
変わらずそこにいる君に
笑顔が溢れだした


あの日君の景色に
小さい疑問投げて
跳ね返る前に
勝手に答え出していた


命が芽吹き口ずさむよ
それぞれの大事な歌を
分かっているような
分からないような
曖昧なニュアンスでただ
思い出しては口ずさむよ
君が好きだったあの歌を
もう一度聞けるように
何度も何度も
声が 枯れ果てる時まで





>>[[935394]
13・ ゆた
>>14 から


君の事を 考えないで
自分の問題ばかり
考えてばかりいたんだ
それは思いが膨らみきったから
それとも気づかぬうちに
しぼんでしまったから


あの日僕のせいで
君を深く傷つけて
君の荒んでいく声を
気づかずにただ笑ってた


君が見せる大きな海も
キラキラ夜空も綺麗なのに
なんだか僕の心が
違うんだと言って
僕を叩き続ける
思い出しては口ずさむよ
あの日聞いてたあの歌を
歌い続けてれば
忘れない気がするから
ガラガラの声で





そばにあるものほど
大事にしないんだろう
どうしてなくなる前に
気づけなかったんだろう





もう一度声が聞きたくて
もう遅すぎ
12・ 天然ミネラル
音楽に寄せて

柔らかい日差しに
ゆっくりと溶ける雪の音
ツララから水滴が
ゆっくり落ちてく冬の音

僕は家の窓からずっと
そんな音を聴いていた。

ひっそりと誰にも知られず
微妙な音楽を聴いていた


きっと、この世界は
音楽を奏でてる

そっと、人に
語りかけに来てくれる


僕もあの静かな音楽を
響かせていけたなら

それよりも
音楽そのものになれたなら

きっと
悲しんでる人のもとに
いくだろう

悩んでる人のもとに
いくだろう


悲しみに
押しつぶされているのなら
温かい手を
背中に当てるような
音楽を奏でよう


悩みに
暗く心を閉ざしているのなら
明るい未来が
沸き立つ
音楽を
11・ しろん


『君と信じた赤い糸』


僕の人生は回り道迷い道ばかりだ。


でも、君との出逢いに迷いがないのは、君の指と僕の指が赤い糸で結ばってるからだよね。


「目に見えない物なんて、信じられないよ」入り組む迷路に一人迷い込んでもまだ強がってる君。

そんな事言わずにその赤い糸、辿ってみて。


見ても解らない地図より、確かに君を導くはずだから。


だから、強がらないで君のその小さな手を前に出してくれないか。


じゃないと、僕も前に踏み出せないよ。

なぜなら、それは、君の小指と僕の小指を繋いでいるから。


「目に見えないものを、信じて」。



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