登場人物は二人、時間的にも数時間か1日の出来事。 BLですがファンタジーの要素もあり、話の流れがあるわけでは無いのですが、稔という一人の男性に焦点を当てて、彼の生きてきた過程や心情を丁寧に表現してい

銀杏の並木道、ひらひら舞落ちる葉、雨の日の傘、眩しい夕陽…。 美しい情景が目に浮かびます。 そして、この二人も綺麗な心を持っていますね。 お互いにこのような所に惹かれたんでしょう。 周りの妬みが辛

武田くんに告白されて、相良くんは一生懸命考えて意識し過ぎてしまったのね。 本当はお互いに好意を持っているのに気持ちがすれ違っちゃって…。 でも、相良くんはどうしても武田くんを失いたく無かったのね。

それぞれの過去編もじっくり読む事が出来、その時の心情も丁寧に表現してあり読みごたえがありました。 なので、誰が悪いとか責める気持ちにはなれませんでした。 憂さんがどうなってしまうのか心配でしたが生

悩みや迷いのある人達が導かれるように入って行くBAR。 そこで、美味しいスイーツとお酒をいただき二人の温かなおもてなしに心が穏やかになり前向きな気持ちにさせてくれる。 そして、良い報告をしにまたこの

「触れないで　触れさせて…」を読み終えてから、関連する作品を読みたくなって、こちらも読ませていただきました。 ほたる君と同じ園芸部の葵くんが先生に恋をするお話しでした。 府とした事がきっかけで蘇我

晴也は初めて出会った時から祐樹の事が好きだったんですね。 そして、祐樹は自分が病気であることを知り、つがいを解消しよう…と言った所から物語が動き出しました。 恋をしたことがなく興味も無かった祐樹です

五感を失った状態でボロボロな身体でユリウス様に拾っていただいたリヒト。 その素敵なユリウス様に大切に大切に育てて貰って暗闇から抜け出る事が出来たのは、お互いの愛の力ですね💖 素直で純粋で謙虚で美

エミールのクラウスに対する気持ちが深い愛情に変わっていく様子が尊かったです。 そして、悲しい思いや辛い事を乗り越えて、人としても成長したと思います。 傍にはいつもクラウスが居て優しい愛で包み込んでく

家を追い出されて綴さんと同居して、毎日が幸せ！って心の底から感じてる様子がとても伝わってきます。 そして綴さんのためならどんな努力もする…。 とにかく綴さん愛がキュンキュンしました。 その綴さんがま

奏司くんが辛くてどうにもならない時、綴さんに出会い衝撃を受けました。 そして綴さんもまた過去の苦しみから抜け出せないでいましたね。 奏司くんの綴さんへの真摯な思い情熱が言葉ではなく音楽を通して凄く