きちんとあらすじを読まず、無理矢理とホラー要素のみを念頭に読み始めたためなおさら切なさが胸に刺さりました。幽霊でも良いから会いたいと願う主人公の姿が悲しく、救いのある結末とはいえ言葉が上手く出ません。

大事に毎日少しずつ読むんだ…と昨日読み始めたのですが結局読み止まらずほぼ１日で読んでしまいました。だって幸せになるところが見たかった…！！ エピソードを丁寧に積み重ねながら進むストーリー変わって

完結後、頁を閉じて、清々しいハッピーエンドと切なさの間で感情が忙しい。 何故なら主人公も、主人公に想いを寄せる二人の男性も、表し方は違ったけれど誠実で、欠点さえ魅力的だったから。無茶を言いますが主人

戦争ものか……重そう、辛そう。 等々の理由で未読であるならあまりに勿体無いことです。この作品は良質なMLでありながら、同時にもっと大きな大きな愛を描いた物語です。 　 真っ直ぐな主人公ウィルが、戦場

絶望的な状況から、このお話は始まります。 謎と緊迫感に満ちた冒頭は、まるで映画です。 先が読めずはらはらする展開が続きますが、魅力的な主人公二人のやりとりは微笑ましく、 あちらこちらにモフモフ萌えも

怪しい空気の中、誰が言ったのか分からない一言で幕開けとなる本作。冒頭が醸し出す色気はそのままに、刑事物「風」に収まらないリアリティのある描写と綿密に構成されたストーリーは素晴らしいの一言です。 読み

「回天」この言葉をご存じの方ならば、このお話が何をテーマに書かれているかお分かりかと思います。ご存じの方もそうでない方も、是非開いてみてください。BL小説の枠を越えた素晴らしい読書経験ができます。