山籠り、その果て

一番弟子が、10年の修行を終えて帰ってくる！

アカシアと、10年。

私は、いつまでもここで見守っている。

僕は10年後の君だ。

10年後の僕から、届いたメール。

或る夜、お守りは雨に撃たれて“DAWN SHOUT”

「お前は、何のためなら命を差し出せる？」……少年少女たちは、アウトローな街で叫ぶ。

アダルティ・ミラァジュ

あの夏の幻影は、彼しか知らない。

喋るタイプの乾電池

俺には同居人、いや同居乾電池がいます。

100円、返すわ。

俺だって、お前みたいに生きてみたいさ。

空が綺麗だろう？

君達の『日常』は、とんでもない幸福なのさ。[中京大中京文芸部コラボ作品]

夕暮れの宝石

青春は、鈍感だ。

Gestaltzerfall

セイ者の行進

人間は、思春期という青い病に罹る。

朧月が濡れた理由

飛び立つ少年が、最後に残したもの。

霊媒師(嘘)

俺には！霊感があります！(嘘)

夢寐犯

目が覚めると、殺人事件の容疑者になっていた。

片栗と薊の句

私が恋したのは、俳句好きなあの人でした。

花堕つる

花は、なぜ美しく咲くのでしょう。

或る生垣にて

出逢い、すれ違い、孤独を感じるのは、なにも人間だけではないのです。