紅屋楓

色彩豊かな絵画的小説

主人公・零の失恋から本作は始まります。苦しいながらも恋愛小説を思い出すあたり、かなり自分を客観視する子なのかな? と感じる一方で、元恋人の誕生日を知らせるスマートフォンの通知に胸を痛める……そのちぐは
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紅屋楓

レトロなファンタジック・ミステリー

帝都を揺がす暗黒卿、貴族、奉公etc..どこかレトロな雰囲気が漂う作品です。 爆弾というワードから硬質なクライムサスペンスを想像し、少し身構えていましたが、登場するキャラクター(猫に変身する青年! な
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紅屋楓

ポップなダークファンタジー

最新の7ページまで拝読いたし、タイトルのような印象を受けました。 冒頭で卯月くんはワンダーランドの王に囚われてしまったようですが……(※あらすじ参照) なぜ王子として置かれているのかが、とても気になり
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紅屋楓

青春活劇!

該当部分の3章から5章を拝読いたしました。 昔から歴史ものが好きで、特に幕末や新撰組が好きなのでどんな物語なのかドキドキしながら読みはじめました。 Web上の作品では開始時点ですでに京にいることが多か
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紅屋楓

ほのぼのとハラハラの匙加減が絶妙です。

 読了いたしました。  終始作品の雰囲気が一貫しており、キャラクターもともにブレがなく、また一話ごとに章の区切りがあり、テンポよく読み進めることができました。  小説家のおじさんのもとで居候する渉、家
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紅屋楓

対照的な男子高校生が寄り添う、丁寧な物語。

拝読いたしました。 序盤から、なにやら影のある様子の主人公が気がかりでした。どうやら過去に恋愛で痛手を負ったらしいことを予感させます。 そして一見明るいムードメーカーを思わせるクラスメイトの小野くん
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紅屋楓

人のような、人ならざるものの苦悩。

「惑乱の月」(p.1~p.7)まで拝読いたしました。 冒頭の一文目、「うねる群衆のなか」というのがいいです!単なる雑踏ではなく、なにかが起こりそうな・始まりそうな得体の知れない不気味さ、不穏な予感がし
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紅屋楓

リアリティに溢れた女性の心情

 読了いたしました。  とても好きなお話です。  明日香が翔太を観察していた理由が「あなたがどうしてもかっこいい男性だと思えないから」だという点に妙にリアリティを感じました。  息をひそめて誰かを見て
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紅屋楓

あの頃の初々しさが胸に迫ります。

 読了いたしました。  多感な時期の初々しさ・瑞々しさを思い返しては切なく、痛みを感じ、胸を締めつけられました。 誰もが一度は経験したであろう出来事。もう二度と戻れない時と言いますか……もう私には眩し
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紅屋楓

熱量と愛情が詰まった力作。

「読了、がっつり相互レビュー」のグループより参りました。  連載中での読了なので現在の最新ページ(p.51)まで拝読いたしました。 本作への入口として淡い色味の綺麗な表紙に惹かれる方も多いかと思います
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紅屋楓

花は時には人よりも雄弁に想いを語る

 読了いたしました。  冒険から、「これはもしや世界三大心中事件の一つでは?!」と期待が膨らみます。 歴史に残るあの事件を引き金に物語がどう進むのか・・・  伯爵家の子息が加わっていたサロンというのが
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紅屋楓

雨降って地固まる?

 読了いたしました。  序盤からハラハラする出だしで、その後もまるで坂道を転がり落ちるがごとく良くない事が重なる展開にキリキリと胸が締め付けられる思いがしました。悪いことは重なるなんて言いますが、本当
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紅屋楓

等身大の冒険ファンタジー

 読了いたしました。  他ジャンルより世界観に注目してしまうのですが、世界観・登場人物ともにしっかりと練られていて物語に入りやすかったです。 文体も癖がなくさらさらと読み進めることができました。  作
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紅屋楓

冒頭チャレンジより

二度ほど冒頭のページを拝読いたしました。 教授といえば独特の雰囲気の方が多く感じますが、本作に登場する神成教授はまた一味違う異彩さを放っていますね。 一度でも出席すれば自動的に単位がもらえる。というの

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紅屋楓

青春の入口

 読了いたしました。  何かに夢中で打ち込める。そんな経験が読んでいてとても羨ましかったです。バスケ部員たちがそれぞれの考えを持って勝つための方法を追求していくのが懸命さを感じました。  また、プリン
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紅屋楓

文章そのものが作品の色を醸し出しています。

 読了いたしました。  イラストのすばらしさは言わずもがな。  物語のすべての場面に映像で見えてくるかのようでした。独自の文体や表現があるのとは違い、文章そのものから雰囲気が伝わってきます。  黒い森
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紅屋楓

透明感溢れる繊細な世界

 読了いたしました。  まさしく「上澄みを生きているような」作品でした。  透明度の高い作品で、この空気感が終始一貫されています。いち読者としては、さらに薄い膜に包まれた状態で主人公の後を着いて歩いて
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紅屋楓

悲しく辛い思いが凍てつく心を溶かしていく

 読了いたしました。  同性間の親子というのは特に難しいのかもしれないなと感じたのが正直なところです。  ビョルンエステルネ同様に「いつか自分の店を持ちたい」と漏らしていた息子。  かつては同じ道を目
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紅屋楓

胸のうちに幸福が滲んでいく

 読了いたしました。  花でできたお城という設定が可愛らしくて、とても素敵で本当にあったらどんなにいいだろうと思いを馳せてしまいます。  作中で繰り返し登場する会話がありますが、読者に印象づけるだけで
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紅屋楓

軽やかに読めるSF警察小説

相互の感想企画より42ページまで拝読いたしました。 ヒーローを恨むという設定が新しいと感じました。 序盤から戦闘シーンが入るのも物語に勢いがあります。 ページコメントにも「特殊能力を持つ人間はどうやっ
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紅屋楓

壮大なダークファンタジー

 拝読いたしました。  序盤から儚く退廃的、夢と現実を行き来するような感覚に陥ります。  また王として国民の前に立つ糸恩の姿はエルフの女王のように幻想的で美しいです。  過酷な過去を乗り越え、王として
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紅屋楓

重厚で良質なSFファンタジー

読了いたしました。 中編ほどの物語ですが、まるで長編小説を読み切ったときのような満足感がありました。 Web上で文章・世界観ともにこれほど緻密な作品に出会えるとは思っておらず…… 内容としては8章あた
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紅屋楓

少女漫画のときめきが蘇る。

大変お待たせいたしました。 実は過去にいくつか拝読させていただいているのですが、作者さまは大人のラブコメを書くのがとてもお上手だなぁと感じております。 キャラクターたちは社会に出た大人でありながら学生
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紅屋楓

弟が食べているのは……?

荘子の説話『胡蝶の夢』を彷彿とさせる超短編です。 前半はまだ全容が掴めず、なんだか不思議なお話。 後半は幼い弟を見守る兄という、兄弟の微笑ましい話でありながら、全体を通して読んでみると…… 本文中の
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紅屋楓

憧れた展開

かつての恋心が再燃したら…… 相手も同じタイミングだったなら…… 王道の展開を迎える恋愛に憧れた頃があったのではないでしょうか。 その多くは漫画やドラマ、映画に小説といった創作だったかもしれません。
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紅屋楓

現代社会の闇が重なる

イベントから参りました! 「映え」という言葉が流行・浸透してきていくらか経ちます。 また何か起こればすぐ写真に収めようとする人も多く公共機関などが注意喚起を行っていますね。それゆえに恐ろしい設定だなと
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紅屋楓

私も彼も、誰でもない。

企画への参加ありがとうございます。 本作は「誰そ彼」という言葉がとても効果的に挟み込まれています。 互いに本当に愛した人ではない、どうしようもない様がありありと伝わってきます。 相手との傷の舐め合いが
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紅屋楓

彼らの複雑で重みある「好き」や「愛してる」が非常に胸に迫る。

企画への参加ありがとうございます。 #ヒトクイシリーズは通して拝読させていただいております。 二話目の『泥の道』が特に好みで、同シリーズの新作も楽しませていただきました。 今作はシリーズのなかでも人間
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紅屋楓

少女のリアルな幻想ファンタジー

鳩舎から次々と出てくる羽の生えた少女たち。 言葉の刃物を使う彼女らに対し、武器としての刃物で立ち向かう、羽仁。 リアリティと幻想が見事に融合した少女小説でした。 現実でも幻想のなかでも羽仁は一人戦って
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紅屋楓

見逃し厳禁

仕込みやオチのある短編は、どこだ?どこだ?と探すのが楽しいです。 だからこそ、書き手の腕の見せどころになりますね。 一見すると何気ない話の中、見逃し厳禁の短編、面白かったです。勉強になりました。
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