天野アンジェラ

このレビューは超ざっくりなので、とにかく作品を読んでください

クラスメイトの朝倉澪から、「スキャンダルを起こして仕事を失ってしまっている芸人」である父親宛ての手紙を受け取った竜之介。 ファンレターかなにかだろうと思い、関係性の良くない父親に手紙を渡せないままだった竜之介は、澪に手紙をどう思ったかを聞かれ、内容を知らないまま適当な返事をしてしまう…。 そこから手紙の中身が明かされるまでが、早い段階で描かれるので、なんだかスッキリとした気持ちになりました。 気になることを早めに明かしてもらえるのはいいですね。 澪の手紙の内容、そしてその思いが促す行動、なんとなく巻き込まれる形でそれにつき合う竜之介。 その中で、澪が経験する成功と失敗。 その先で竜之介がと
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ハナと八重の絆の物語

実在した青木周蔵と、一人娘ハナ。二人の元に仕える人たちを中心に描かれた作品でした。 序盤でハナが「正雄より二枚目で面白い人じゃないなら正雄と結婚する」と言うので、いざ結婚した時に八重を東京へと連れていったのは、八重と「大好きな正雄」の結婚を妨害するためなのだと思いました。 でも、どうやらそうではなかったようで…。 ハナは普通にドイツ人の旦那様を慕っているようだし、正雄への未練のようなものはありません。 どういうことかなと思っていたら、まさかの「八重のことが(恋愛ではなく)大好きだったから、正雄に嫉妬していた」とのこと。 そうだったんですね。 つまり、八重を東京に連れていったのは、八重と一緒に
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ヒリヒリする、でも不思議な引力がある

初めからずっと危うげな千鶴と頼子の間に、いったい何が起こるのか、それがいつ来るのかと、ドキドキしながら読みました。 千鶴の秘密がいよいよわかってしまい、逃げようと言った後の、二人の感情のぶつけ合いが、切なくてヒリヒリしました。 その辺りで、「最悪の事態になる前に伝えられてよかった」なんて思ってしまっていた私は、千鶴を助けられなかったのかもしれないと思うと、ゾッとします。 率直に描かれ続ける頼子のむき出しの感情に強いエネルギーが感じられて、妙に引きつけられる文体です。 千鶴の秘密を知ってしまった時の頼子の反応や、終盤の描写は、ドラマなどでよく目にするような作り物ではなく、とてもリアルで、現実
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才能の塊

この主人公のような人生を送っていない私が、これを理解しようと考えること自体きっと愚かでおこがましいことなのだと思う。 でも、伝わる。 ありありと目に浮かぶし、主人公の心も、とてもよくわかる。 誰が読んでも、きっと作者様が描きたかった人生の断片をそのまま受け取ることができる。 そういう作品だと思います。 心の内側から勢いで書き殴るような文章なのに、秩序があって、リズムがあって、描写の挟まるタイミングや、具体性、言葉使いの切り替わり、転がり落ちるように終わっていくラストシーン、どこをとっても、非の打ち所がありません。 とんでもない人を見つけた。そう思わせられた作品です。 存在自体が文学のような作
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明るく楽しく、読みやすい

物語が一区切りつく258ページまで読んでの感想です。 とても面白かったです。 世界観や細かい設定が作者様の中でしっかりと確立されていて、冒頭部分から自然な流れでファンタジーの世界に引き込んでくれました。 そんな確立された世界観の中で繰り出される、主人公セリの揺るがない現代っ子の口調や言い回しに、ちょいちょい笑わされます。 文章に面白味があり、修飾にオリジナリティがあるのもとても良いなと思いました。 自由気ままに綴っているように見えて、しっかりコントロールされていて暴走していないバランス感覚も素晴らしいです。 また、誤字脱字が見当たらなかったのも素晴らしいと思いました。 エブリスタでそういう
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最終的に悲しい

この後すぐに(一旦?)閉じてしまわれると承知で、書いておけば感想だけは残るからと思い、書いております。 今読み終えて、最後に間に合ってほしかった、飛龍に見送ってほしかったという気持ちでいっぱいですが、この小説全体のトーンからすると、妥当なラストだったのだと思います。 だいぶ終盤の方まで、この物語がどこに向かっているのかがわからず、何をラストに持ってくるんだろうと、例えばテイトルカとの決着まで描くのか、その後のジャシト国とのことまで描かれるのか、もしくはもっと手前だとしたら、シルシュータを郷に戻すことがゴールなのか…。と、ずっと探っていました。 でも、終盤になって、この後の尺を考えるともっと前
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壮大で複雑な関係性が明らかになる最終幕

いやー、おつかれさまでした。 超大作でした。こんなに長い小説を読んだのは、初めてかもしれません。 手に任せて書いているうちに長くなってしまった、という作品も世の中にはあると思いますが、この小説は、きちんとプロットを練った上で計画的に書かれたものだということが、よく伝わってきました。 よく「気分で書いてしまう」と仰っていますが、少なくとも話の筋に関してはきちんと考え抜かれていると感じられました。 これほど壮大で複雑なお話を、よく書き上げられたなと、まずは拍手を送ります。 (※思い切りネタバレするので、間違って踏んだ方はお戻りください※) 特に登場人物の関係性が意外&意外の連続だったところは、
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自己肯定感の低い主人公が、どうにかこうにか殻を破るまでの物語

まずは、改稿作業たいへんおつかれさまでした。 旧版から約6万字削減とのことで、本当に難しかったと思いますが、素晴らしい仕上がりになっています。 文字数を大幅に削減していながらも、ストーリーラインはほぼ変わらず、より洗練されて淀みなく展開されており、スッキリと読めました。 視点を統一させたのもやはり良かったと思います。おかげでエピローグが効果的に生きてきました。 全体的な内容についての感想は旧版のほうに書いたのでそちらを参照していただくとして、今回改稿版を改めて読んでいて、タイトル(↑)に書いた意図の物語なのではと気づきました。 前に読んだ時、そして今回も途中までは、この主人公はどうしてこんな
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コロナ下の世相がリアルに切り取られている

主人公に共感できない部分が多々あり、嫌な気持ちになる時もありますが、コロナ下の世相の切り取りとして素晴らしくよく書けている小説だと思います。 考えれば考えるほど、何が正解なのか、何をどう解決すればいいのかわからなくなり、COVID-19により引き起こされているたくさんの社会の弊害を重く受け止めなければならないと思わされました。 読む価値のある作品です。 この後も時系列に沿ったリアルな描写を保ちながら完結まで行き着くことを期待し、続きを楽しみに待ちたいと思います。 天野アンジェラ
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音と色の、爽やかな青春物語

中学生のひと夏の青春を描いた爽やかな物語です。 音楽がベースになっているので、中学生に共感するのが難しくなった大人でも充分に楽しめます。 終始文章のリズムが一定で読みやすかったです。 ページ数は多いですが、1ページあたりの文量がほどよく、どんどん読めました。(と言いながら読書スピードが遅すぎて申し訳ない…) 共感覚というものを知らなかったので、音が色で見えるという設定がものすごく斬新で、また美しく思えました。 表現力も豊かで、実際に見えないし聞こえないのにもかかわらず、なんとなく雰囲気が伝わってくるような。 そして、全体的に語彙の組み合わせが独特で面白いです。 作者様の感性がフルに発揮され
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悲しくも明るい斬新な終末

ルーキー特集を見て、興味を引かれたので読みに来ました。 とても面白かったです。 終末のお話ということで、暗い感じなのかなと思いましたが、起きていることは悲しいながらも、全編にわたり明るい雰囲気がありました。終末と聞いてイメージする感じと違っていて、斬新に感じられました。 作者様の想像力の豊かさと、時折垣間見えるリアリティに、凝り固まっていない瑞々しい感性を感じて、すごいなと思いながら読みました。 文章は多少心許ないところもありますが、シーンの取捨選択が上手くて、描写も潔くて心地よく、ぐんぐん読み進められました。 ラストの二人にはぐっときてしまいました。 私ならどうするだろう。日本がなくなって
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一分の隙もなく江戸に引き込んでくれる

普段、読むのがめちゃめちゃ遅い私ですが、ぐんぐん読み進んでしまいました。 すらすら読めちゃうって、こういうことなんだな…と。 実は歌舞伎好きなので、江戸時代のこういう話は好きですね。(『二人椀久』が出てニヤリとしてしまいました。笑) 江戸を書くのにピタリとはまった文体と語彙。完成された巧みな文章。それでいて全く取っつきにくさがなく、あっという間にこの時代に引き込まれました。 恋を知ることで役者として伸びていく様子が良かったです。 そして品よくリアルで色っぽい濡れ場がまた素晴らしい。 二人が逢瀬を重ねた先に訪れる幸せと、そこからのラストは胸が痛くなるほど切なく、とても良い小説を読んだ、という
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天野アンジェラ

明瞭に浮かぶ知らない世界

聞いたこともない世界観を、当たり前のように描き出していて、それをありありと映像化させてくる描写力が本当に見事だと思いました。 また、文章自体は同じトーンでありながら、緩急がはっきり浮かび上がり、シーンによって信じられないスピード感が出ています。これは言葉選びのなせる業かと思うと、凄まじいセンスを感じます。 「バケモノ」という言葉が出てくるタイミングも絶妙です。 ラストシーンにたどり着いた時は、切ないながらも、ホッとしました。 なんだかもの凄い小説を読んだという気持ちです。 素晴らしい作品をありがとうございます。 天野アンジェラ
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練りに練られた複雑なストーリーが面白い

第二幕完結おめでとうございます。 遅くなってしまいましたが、無事に読破しました。 第二幕はストーリーがずいぶん動いて、一段と面白くなりました。 特に序盤と最後のほう…第七章の後半~第八章辺りはぐんぐん進む話と勢いのある描写で、夢中になって読みました。個人的にライオネル推しだったこともあり、第七章の終盤は良かったですね。笑 キャラクター数も増えて、それぞれの心情が描かれるので、群像劇のようにもなっているように感じます。 中盤は、ころころと変わる視点/人称/時間軸でちょっと疲れてしまいましたが…。そこで脱落しそうになりつつも、どうにか気を取り直して向き直すことに成功し。 諦めず読んで良かったと思
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天野アンジェラ

信頼のおける文章力と構成力

たった5000文字とは思えない物語の深さ。一文一文に最上の表現が選んであって、完成度が高く、文章への真摯さを感じました。 主人公の年齢は恐らく五十代半ばくらいでしょうか。その年代で、こういう状況で、きっとこう感じるよなぁというのがリアリティを持って伝わってきて、少し泣きそうになりました。 細部まで行き届いた表現が本当に見事。すごい。 HEITOさんの洗練された文章をたくさんの人に読んで欲しいです。 天野アンジェラ
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流暢な語りの延長上に待つオチ

流暢な鬼の語りが秀逸でした。 二人称って言うんでしょうか?ここまでありありと書けるところが流石だなぁと思いましたし、ゆるいながらも確実に仕留めてくる笑いの数々がもう、最高です。 そしてのんびりした語りからのオチ。しみじみと「そうだよなぁ」と思わされました。 こんな世の中だからこそ、清く生きたいものです。 素敵な作品をありがとうございました。 天野アンジェラ
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おっさん

たくさんの骨董や中古品が集まっている主人公の家。 いったいどれに不思議な力が宿っているのだろうとワクワクしていたら、まさかのおっさん登場! 甲は乙はと言い始めたところがだいぶジワジワきましたが、むんっという気合いの声に一番笑ってしまいました。 「残りは全部偽物」とかいかにも骨董マニアが言ってそうだし、時計の秒針の音が大きいとか、止め方がわからないとか、たしかにそうだよなと思いました。 冷蔵庫の中を探す様子や、クローゼットやお風呂を開けて回る様子もなんだかわかるわかる~という感じで良かったです。 最後まで那由多さんの世界を堪能できる作品でした。 次のおっさんはうまいこと活用できるといいですね
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春を重ねていける喜び

幼なじみから恋人になり、そして別れた二人。 でも彼女にとって、何かあった時に一番頼れるのは彼だったようです。 後半になり、彼女が彼を振った理由が匂わされますが、やはり迷惑をかけたくなかったのかもしれませんね。 そんな二人に幸せな未来が待っていて良かったです。 明るいやり取りに二人の絆が伺える、かわいくてちょっとしっとりした作品でした。 二人で長生きしてください! 天野アンジェラ
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幻想的な世界

この度は相互レビュー企画にご参加いただき、ありがとうございます。 どんな話なのか全く見当がつかないまま読み始めました。 1ページ目は「???」と思っていましたが、兎玻璃のことが明かされたところで、なるほどー!と。 帳を物理的に下ろすという、斬新な発想。幻想的で美しい世界観にすっかり引き込まれてしまいました。 濡羽色の夜空の起源、そして白夜の理由。 そこにこんなエピソードがあったら素敵ですね。 美しいお話をありがとうございました。 天野アンジェラ
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表現の引き出しが豊富

この度は相互レビュー企画にご参加いただき、ありがとうございました。 中学生の甘酸っぱい青春コメディ。 少年少女の子供っぽさと明るさが可愛らしく、要所要所でしっかり笑わせてくれます。 特に表現の幅広さ、引き出しの多さがすごいです。 ジャッキーチェンごっことか、畳の上でクロールとか、競馬新聞を握りしめて居なくなるお父さんとか、あたしの胸のキャッチャーミットで、とか、度重なる不意打ちに笑っちゃいました。 ラストの着地もきれいでした。 面白い作品をありがとうございます。 天野アンジェラ
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等身大の高校生

モンガラカワハギ様 この度は相互レビュー企画にご参加いただき、ありがとうございます。 高校生でいらっしゃるのでしょうか? 読みやすく、伝わる文章でした。 もちろんまだ調える余地はありますが、今はその辺は気にせず、どんどん記録を残されるといいと思います。大人になったらいつの間にか忘れてしまうこともたくさんありますから、この記録がいつかあなたの執筆活動に役立つかもしれません。 自信がなくても、好きなら続けましょう。積み重ねることで進化して、いずれ自信を得られます。 がんばってください! 天野アンジェラ
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お得感

ピュアピュアな青春、ちょっとミステリーも入り?そして甘酸っぱくもあり…。そんな中、ちょいちょい那由多節が容赦なく笑わせてくる。 いろいろ楽しめてお得でした。笑 「俺に至っては、男なのに処女作ですよ」でめちゃめちゃ笑っちゃったんですけど、まだまだ思春期のピュアな通子には、通じなかったか…。 12ページですごい笑っちゃって、ラブレターのことなんてすっかり忘れちゃってましたが、綺麗に回収されたオチ、お見事でした。 面白い作品をありがとうございます。 天野アンジェラ
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ふわっとなる

超短編ってあまりよくわからなくて、普段ほぼ読まないんですが、これは良かったです。 幻の町を探しに来た旅人。 尋ねた酒場の人々は、旅人を幻の客と言う。 幻の客ってどういうことだろう…と思っていたら、最後のページで心がふわっとなりました。 ふわっとなって、思わず感想書きました。笑 不思議体験をさせてくれる作品でした。 ありがとうございます。 天野アンジェラ
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天野アンジェラ

確かな文章力と斬新な価値観

大変面白く、質の高い小説でした。 冒頭で、いきなり激しいライブハウスのシーンが描かれています。 バンドものかなと思いきや、次の章からは、打って変わって日常的なシーン。 見た目は平凡、そしてテンションもどちらかというと低いように見える主人公の鈴木が、実は常に非日常を求める冒険フリークだという、斬新なギャップを持つキャラクターであることが、静かに描かれ始めます。 その鈴木と、とにかく平穏な日常を守りたい真島の人生が、たまに交わりながら物語は進みます。 おそらくいずれ冒頭のシーンに行き着くのだろうなという予感を胸に、一見ライブハウスとは全く関係無さそうな二人がどのような経緯であのシーンに行き着くのか
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圧倒的筆力と臨場感

とても面白かったです。 冒頭から圧倒的筆力でぐんぐん読ませます。 まるで全てが現実であるかのような行き届いた描写に唸らされました。凄い。 たった7000字とは思えない情報量、でもそれがスムーズに頭に入って来るので、自然に読めてしまいます。 手に汗握る臨場感たっぷりのフードファイト。 そして試合は思わぬ展開へ。 ラストの一言が、秀逸。とても皮肉が効いている、でもそれが全く悪気のないピュアな一言で、どうしても笑わずにいられませんでした。 素敵なコメディでした。脱帽です。 天野アンジェラ
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センスが光る手紙

最初から最後まで、とにかく笑わせていただきました。 作者様は至極まともな文章を書かれる方なのに、このクオリティで渡辺くんの手紙を生み出せることに、尊敬の念すら覚えました。センスが光っています。 また、高坂さんの丁寧なツッコミがいちいち面白く、さらに渡辺くんがアドバイスを斜め上に解釈し……この応酬が高いクオリティで続くのが素晴らしかったです。 この後の高坂さんの反応がとても気になります。 面白い作品をありがとうございました。 天野アンジェラ
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笑うのが正解かわからない気もするが、とにかく面白い

冒頭は「いい旦那さんだなぁ~」と思って和やかな気持ちで読んでいましたが、3ページ目で「おいちょっとどうしたぁぁぁーー!?」となりました。笑 そこから、とにかく丁寧に丁寧に描写されていくのがおかしくておかしくて、最高にツボに入りました。 本当にただおかしみのある話と受け取っていいのか若干謎ではありますが、私はとにかくストレートに笑わせていただきました。 8ページ目の「いわゆる○○○。」が一番笑いました。いわゆるじゃないし!笑 文章はとても美しく、読みやすかったです。北大路廬山人を彷彿とさせる描写でした。 楽しませていただきありがとうございます。 天野アンジェラ
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タイトルは軽めだけど中身はしっかり

タイトルから、もっと軽いノリのラノベを想像してしまっていましたが、読んでみるとしっかりと質量のあるお話でした。 安心して読み進められる確かな文章力と、細やかな心理描写、興味を失わせないストーリー展開は見事です。 転生ものといっても、異世界転生ではなく、過去世の記憶を持つ女性のお話。 実は、私もいずれ何か形にしようかな…と思っていた素材だったのですが、ゆなさんの心理描写を見てほぼ満足してしまい、もう敢えて書かなくていいなと。笑 そのくらい、この立場にあるヒロインの感情の動きがしっかり表現されていて、とても良かったです。 終盤、アメリアが本心を解放して以降は、別人のように可愛くて、元々のアメリア
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静かで的確な描写

黒電話や、溝に引っかかる引き戸。さり気ない言葉で時代や情景が見えてきます。 どの場面も最小限の説明でありありと映像を浮かび上がらせる、作者様の手腕は見事です。 また、切々と綴られる手紙の内容が胸に迫り、自分が現実に近しい人を失ってもこれほどの内容が書けるだろうかと思うと、手紙の主の思いの深さが感じられました。 最初から最後まで、静かに引き込まれていく素晴らしい作品でした。 天野アンジェラ
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天野アンジェラ

ロマンがある

イベントから来ました。 18世紀パリへのタイムスリップ。とてもロマンがあって良かったです。 日本の歌なら目新しさがあるからまだしも、本場でフルート演奏が通用するのか?などと余計なお世話なことを考えましたが笑、時代差をうまく活かした展開に、なるほどーーー!と納得しました。 広場でチューニングを始めたシーンの描写と、別れ際のやり取りが好きでした。 某音楽家のキャラクターもとても良かったです。 作者様の音楽愛が伝わってくる、清々しい作品でした。 天野アンジェラ
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