おはようございます! とっても楽しくてドキドキのお話をありがとうございます♪ 毎日の楽しみで、更新される度にすぐ読んでしまう程でした。 こちらこそ、これからも宜しくお願いします。 コメントありがとうございました(⸝ᵕᴗᵕ⸝⸝)
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@りかりー:続き そう言って、起き上がると高ちゃんを引き剥がしてわたしを引き寄せた。 いつも前髪と眼鏡で隠していた顔がすぐ目の前にある。 幼い頃から変わらない香りが伝えてくれる。 記憶の奥底にずっとあった香りを、石段から落ちた祭りの夜にはっきりと思い出したことも。 このまま失ってしまうかもしれないところまできて思い知った。 みんなとの関係が壊れてしまったとしても失いたくないのは、 ───征太郎 あなただと。 「もう我慢しない。たとえ高弘にだってこいつはやれない」 きつく抱き締められて征太郎のシャツを震える手で握った。 「やっと起きたと思ったら、いきなり告りやがって。……初めからわかってたんだよ。征太郎の気持ちは」 高ちゃんは小さなため息を吐いた。 「何年幼なじみやってると思ってるんだ?ふたりが想い合っていることぐらい気づいてたさ。だけどいつまで経っても進展しない。……そうしてるうち、俺の、俺たちの気持ちだけでもわかれよって、な」 わたしは征太郎ばかり見てて高ちゃんの気持ちにもみんなの気持ちにも気づけなかった。 「高ちゃん……」 「そんな表情すんな。ちゃんとフラれて今度こそさっぱりした。だからって幼なじみの絆が消えるなんて思うなよ。俺たちは死ぬまで離れねえからな」 そう言って、高ちゃんは背中を向けて病室から出ていった。 「……高弘の言ってたそれって、俺のことを好きだってこと?」 「ちが、」 ううん、違わない。 もう後悔したくない。失ってしまうと凍えた時に素直になろうと誓ったから。 その想いを込めて、目を閉じた。 少し身動ぎした征太郎が息を飲んだ気配がして、やがてくちびるに熱いものが触れ角度を変えて甘く息をとめた。 「……俺は、ずっとおまえが幸せになれるんなら高弘に託せるって思ってた。だけど違った。夢でも高弘の腕の中にいたおまえを見た時、その宣言を聞いた時、ぶちギレた」 抱き締められる腕に力がこもる。 苦しいほどの強さに小さく頷いた。 「……わたしの好きなのは、征太郎だけだよ」 そう告げた瞬間に、目の前が反転してベッドに押し倒されてた。 「俺はもう我慢しないって、さっき言ったよ」 征太郎は顔を熱くしたわたしを見て、 「やめてって言っても、やめてやらないからな」 楽しそうに嬉しそうに笑ったのだった。 完
ミチル
キャー!! 素敵なお話ありがとうございます。 お礼が遅くなってしまって...。 何回も読み返しました( ⸝⸝⸝•_•⸝⸝⸝ )♡︎ これからもゆっくりですけど ハラハラドキドキしながらりかりー様のお話読ませて頂きますね とっても感謝です。 ありがとうございました*ˊᵕˋ*
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あー!ルチル様からお返事が頂けただけで もぅ大感激です(;A;) 伽螺様と千織のハッピーエンド! 門真さんの幸せを思いながらもハラハラドキドキです。 これからも是非拝見させて下さいね。 ありがとうございました(*´︶`*)
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ルチル様 ご丁寧にご挨拶をありがとうございます。 読み始め最初から物語にどんどん惹き込まれていき、「いいね」する事も忘れ読み進めてしまいました。 すみません┏○)) 大河ドラマ並に素晴らしくて本当に大好きです。 日々楽しみにしています(´▽`)
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お返事ありがとうございます 感動です(;A;) どの作品も大好きで心の中にスポッと入ってくるんですよねぇ*ˊᵕˋ* 是非読ませて頂きます!
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@蒼衣梅:いつも読んでくださりありがとうございます☆ 『放課後追いかけっこ』にいただけたお星様が7777個以上になりました。 本当にありがとうございます。 実は、キリ番イベントのようなことはやっていないのです。 7776個目のお星様があっての7777個で、その次、7778個目のお星様も同じくらいにとても嬉しいので、どのお星様もひとつずつありがたいと思っております。 なので、キリ番はないのですが、とても嬉しかったです。 本当にありがとうございます。 そして、本日『隣のあの子はアレができない』が最終話です。 このお話は誰にでも悩みがある、小さかろうが大きかろうが悩みがあって、それを抱えながら歩いたり立ち止まったり、また歩き出したり、別の道を歩いてみたり、そんなところを表現してみたかった作品です。 そして、自分自身のことも了承したいと思って書いた作品でした。 プロ作家でもなく、ただの趣味で、この書くことが大それた何かに繋がるわけではないのかもしれない。小さな一粒で、自分が足掻こうが世界は変わらないかもしれない。でも、それでもいいじゃん。自分の好きなことだから、ただそれだけでいいじゃん。大それてなくても、気にしなくていいじゃん。っていうのを自分にも向けて書いてみました。 最後まで楽しんでいただけたらとても嬉しいです。 そして『放課後追いかけっこ』も残りわずかですが、ぜひ、そちらも宜しくお願い致します。
ミチル
毎日更新されるのを楽しみにしています。 2人の甘い物語が大好きです。 先生と葎くんが幸せになれますように( * ॑˘ ॑* ) ⁾⁾
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いえいえとんでもございません💦 私なんかにコメントを逆にありがとうございます○┓ 大好きな作家さんの大好きな作品を読ませて頂いて毎日が楽しぃ🎶 これからも素敵な作品を宜しくです☺️
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【ファン登録No.1772】ファン登録しました。
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【ファン登録No.128】ファン登録しました。
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