遥奏多

しんどいくらいのリアリティ

ノンフィクションと言われても納得です。 短い文章の中にこれでもかと言うほど「現実」を感じさせる描写が詰まっています。倦怠期を思わせる主人公の心情描写はもちろんのこと、生活感の解像度が非常に高いと感じま
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遥奏多

燃えるような恋、という言葉があるけれど

人体発火現象と思春期の揺れ動く感情を掛け合わせた恋愛小説ということで、興味深く読ませていただきました。 主人公たちはどちらかと言うと大人びた(斜に構えたとも言える)思春期の少年少女で、そういった時期に
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遥奏多

初恋は実らないと言うけれど

良くも悪くも、現実とはこういうものだと思わせる作品でした。 決して順風満帆ではなく、自分が嫌いで目的もなく日々を過ごしている、そんな本当にどこにでもいる女の子が、ちゃんと自分で前を向いて生きていけるよ
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遥奏多

うまく言い表せないけれど、間違いなく好きな終わり方

この短い話で多くのことを考えさせられる作品でした。主人公の自殺や、AIの機能やその扱いについてなど。 AIの人権などは多くの作品で扱われている題材ですが、遺族になるかどうか、とはあまり見ない視点で興味
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遥奏多

青春のもどかしさが味わえます

思春期の男女の等身大の悩みにうまく焦点を当てていて、心がほっこりするような作品だと思いました。 よくある悩みだからこそ感じ取れるリアリティがあり、登場人物への共感がしやすかったです。特に序盤の主人
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