Jewelry Days

推し俳優と大人な恋。——だけど、大人になりきれなくて。

その熱で溶かして、今。

　きみに手作りチョコレートをあげられたらなって、三学期になってから十回以上考えた。ううん、百回以上考えた。

初恋は実らない

兄ちゃんの代わりでもいいよ。

つぶやきのような

祝福の鐘が聞こえる

眠りの国の王子様は、キスしたら目を覚ましてくれる？

桜散る、季節は。

それでも桜は嬉しかった。あの声が、『サクラ』と言ってくれたことが。

フツウの幸せ

ころん、と色とりどりなきらきらがこぼれた。向かい側の座席に腰掛けてる、女子高生っぽい子のくちから。

teardrop

その恋が裏切られたとき、きらめきは瞬く間に消え去った。

キスの残り香

世界に絶望して、失意のうちに私に惑ってほしかった。

王女様の策略

――王女様を、お助けくださるのですか？

リンカネーション

愛には因縁めいた理由付けが必要だと思い込んでいた。

恋愛前夜

「じゃあ、ユキは誰を恋人にできる？」

パラサイト・オウジサマ

目の前に現れたのは、ホントにホントの王子様だ。

高嶺の花

初めて、恋をしたっていいと思った。手に入れたいと思った。

はなのゆめ

命尽きるまできみだけを、

この愛をすくって、指先から落として。

「私は庶子よ。貴族じゃないわ」「なら、ガキには興味ねぇ」

きみと、４番目の夜に。

暗闇で出会ったのは幽霊！？　それとも……？

嘘と真実

「お守りします。あなたのことは、僕が必ず」――その誓いを忘れられなかったことは、あなたへの裏切りか。

ベガ

愛というものに連なる感情が美しいというのは嘘ではないと思う。

肌荒れ

牡丹で彩る

――ほら、できない。思いは、全然単純ではないから。

私の恋を手にするときは

ヒロインは、私じゃない。

利子の分だけ

名残なんて、簡単に手放せるくらいの。

ばんそうこう

「天は二物を与えず」なんて言葉は、ぜったいに嘘だと思った。

きらきらのトンネルをくぐったら

幸せを消去します

その美しさに手をのばす

きっと、成功していると思われるのは、自分の方だ。

カウンセラー

彼の秘密と、願いと、大切なひと。

ハートのかたち、恋のあかし

言ったって、意味、……ないのにな。

全部、キミには敵わない。

「幼い」俺の、年下彼女。