弭田
花に囲まれて煙になる人に綺麗綺麗と皆で笑いぬ この句がすきです。わたしだったらこの句は終わりの声の章に入れてしまいそうなのですが、始まりの声のほうに分類されていて、その点に希望のようなものを感じます。
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弭田
全体を通して、けいさんが声を「内なる心を表に示すためのもの」として捉えていらっしゃるということが伝わってきたように感じました。 当然と言えば当然なのですが、今回の詩集からは特にその要素を感じたように思
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弭田
美月さんの比喩表現がすきです。 韻の踏み方も、一行あたりの文字数を揃えるなどの文字の配置への気遣いもすてきです。 美月さんは時々すこしむずかしい言葉も持ち出されて、それによって意図的に詩をよりグレード
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弭田
恋花さんの詩の多くはトン、トン、トンと一定のリズムで読むことができて、それがとても心地よいです。これまでと変わらず、そして今回はテーマが「雨」ということもあり、雨粒が高いところから一定の間隔でぽつぽつ
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弭田
絵本に添えられた物語のような詩でした。 筆、という表現もあって、水彩の絵本を思い浮かべながら拝読いたしました。 晴れの空を見ているときの表現は空の様子を表す表現が生き生きとしていて、雨のときは人の動き
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弭田
私の胸に引っかかっている哀しかった記憶をいつまでも覚えているあなた。 昔おつきあいしていた人に鬱陶しく思って遠ざけたことを思い出しました。 それからしばらく、わたしはその人に対してそんなことなかったこ
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弭田
雨が降ると足早に外を行くだろう人が多い中、姫猫さんは優雅に雨と歩いていらっしゃるのかと思うと、その儚さすら無神経にもうらやましいような気持ちになります。 姫猫さんの詩に表された詩には、姫猫さんにしか実
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弭田
2編の詩、どちらも物悲しい雰囲気に満ちていて。 まさに雨の日のほの暗さを思い出します。 [rain noise]は解釈がむずかしかったです。おおよそわかっても、いや、すこし違うな…と悩んで。 そう、
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弭田
写真が添えられていて、イメージが膨らみやすい配慮がなされているのが さすが、はなさん! まさにはなさんのやさしさの結晶です。 (想像ですが)はなさんのやさしい微笑みが脳裏をよぎります。 さておき、今
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弭田
まずはじめに、びっくりしました。 もうびっくり。思わずにまにまと[水も滴る]を見返しました。 すべての参加者様の作品を拝読したわけではないので軽率ですが、 おそらく、こんな二人の恋を書いたのは愛沢さん
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弭田
「雨雲 雨降り 濡れる服」 「rain rainy rainbow」 「長靴履いてカッパを着て」 「可愛い服着てブーツ履いて」 このあたりのリズミカルな部分がすきです。 ですが、[雨]のほかの3つとは
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弭田
三角関係をうまくあらわしていらっしゃってすてきでした。続編も拝読しましたが、こちらの女詩会参加作品のほうでは彼女が今つきあっていらっしゃる男性が出てこないことで、三角関係特有の苦みが軽減されて、読みや
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弭田
まず各タイトルが女性の名前のような印象からそれぞれが独立したお話なのだろうと察せました。季節によって何に自分の心を投影させるか、また表現方法の重みの度合いでも季節感を感じられます。 表現方法の重み、
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弭田
恋花さんの作風にはポップなかわいらしい詩と古典的な雰囲気漂う詩の二種類がありますがどちらも共通するのはリズムがいいことですよね。 つい朗読したくなる詩を書かれる詩人さんのお一人です、うらやましいです。
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弭田
気づけば半年ほど送り損ねていたレビューを たいへん今更ながら送らせていただきます 目に見える光景と 自分の心を見つめた自問と その先にある期待・希望 そうだなあと頷きながら拝読できて、 この詩を拝読
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弭田
表紙が男女ふたりなだけに、序盤、おばあちゃんが出っぱなしで、青年が現れないことには戸惑いました。表紙の配色も相俟って、はじめはおばあちゃんの遠い昔の思い出の話かと勘違いしました 笑 また、わたしは瀬
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弭田
伝言を! 月兎 様 ご投票ありがとうございます 実はわたしの勘違いで、ほんとうは投票〆切今日までだったんですよ 汗 焦らせてしまい、たいへん申し訳ありません... お忙しい中、ご協力ありがとう
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弭田
ねじさんのことはお名前自体は以前から伺ったことがありましたが、こうしてじっくり作品を拝見したのは失礼ながらおそらく今回が始めてです。 年代は東野さんやわたしと同じでしょうか。だからか、1年前の、高校
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弭田
儚いんですね、この詩集全体を通して それは行・マスの開け具合や、三点リーダーやダッシュなどによるところどころの余韻にも表れていますし、擬音語の類から想像できる情景、感嘆詞、そしてもちろん多様な言
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弭田
みなさま口を揃えてキスがしたくなると評されますが もちろんわたしもそのひとりです 笑 キスはすきです、おだやかな気持ちになりますよね この詩集を拝読しながら 実際には今はキスをできる環境にありません
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弭田
お話したことがあったかなかったか わたし、葵さんの詩を拝読する際にはいつも 声に出して、読み進めているんですよ 笑 もちろん公共の場ではできませんが それでも少なくとも喉の奥と脳の中では 古典的な気
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弭田
If you have thought think to someone, there may be the time that this person who loved by you had th
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弭田
秋、につながるワードに秋を感じるというより 詩に満ちているさみしさから秋が感じられる ほんのりと切なく、きれいで、どこか身近で さり気なくあざやかな詩集の中の景色に すっかり心が奪われてしまいました
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弭田
まずはじめに とてもきれいな文字並びだと思いました そして、とてもきれいな詩集だと続きました ページの中に文字が散乱することなく配列され また、詩に一貫して生死が感じられて 夏の怪談での肌寒さと
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弭田
これはわたしの悪い癖なのですが 詩に恋愛の要素が転がっていないものかと ついつい、なんとなく、探してしまいます そんな中で感じたことを申し上げますので 偏ったものになるかもしれません、ご了承ください
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弭田
オノマトペがもたらす存在感 ふわふわとしたイメージで表さず びしっと「わたしはこれを書いたんだ!」 と言わんばかりの印象でもって 色濃い秋を感じさせてくれる作品です 拝読後、何も見ずに目を閉じて こ
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弭田
わたしも技法なんてなにもわかりませんよ 正直、すきかきらいかしか述べられません そして、すきなんですよね そして比喩がいちいちうつくしい 憎いくらいにうつくしいんですから うらやましいんだかなんだか
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弭田
たとえるなら金木犀は星屑のようだと わたしは思っておりました ですが最近聴香という言葉を目にして 以来金木犀は小さな鈴の群れのようだと そんなふうな思いとまさにマッチした詩に 心躍りました、思わず
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弭田
歌詞的で読みやすく 秋の郷愁をしっかり踏まえていて ぎゅっと胸が掴まれるような詩集です 秋を全体のテーマとしては「別れ」と なさっているのだろうと推察できます どの詩もすてきですが 私は特に[コス
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弭田
わたしにはできない多彩な言葉回しと 底無しの、安定の多才さを感じさせられます いや、おかーさんにとっては これくらいふつうよーってことかもしれませんが 残念ながら弭田にはすごいと思うしかないのです
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