いつか、その日が来るまで

私はまだ、涙を流すことができる。 超・妄想コンテスト「海」応募作品。

珠久千那

SF 完結
5分 (2,409文字)

21 859

あらすじ

二人の元まで辿り着きたい。その想いは本物であるはずなのに、何かが私を引き留める。

目次 2エピソード

感想・レビュー 7

美しさと過酷さが入り混じった美しい作品でした。 従来の印象を大きく覆す表現が非常に印象的でした。自然の持つ、美しさや壮大さといった要素と、人間に災いをなす強大な力という、それらとは対極的な要素の両方
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地球の殆どが海に沈んだ未来。 ただのSFでは無いような気がして怖かったです。 美しい詩のような小説ですね。 海と空の青が、眩しい藍色の夜空が見えるようでした。 でも、美しいだけではありませんでした。
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最初から最後まで、情景描写が美しく、読み手の想像力をかき立てられました。 これは現代の話なのか?未来の話なのか?そこから既に想像することが始まり、段々ととけていく主人公の「今」に、こちらまで胸が痛む
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