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「思いつき」から短編小説を書こう! 第10回 石田衣良のノベリスタ大賞

イベント名

「思いつき」から短編小説を書こう! 第10回 石田衣良のノベリスタ大賞

スケジュール

■募集期間 2017年3月13日(月)11:00:00 ~ 2017年4月11日(火)23:59:59
■結果発表 中間発表:なし
最終結果発表:2017年5月下旬予定2017年6月中旬予定
※最終結果発表が変更になりました。

最優秀賞(賞金3万円+石田衣良さんによる講評)1作品
優秀賞(賞金1万円+石田衣良さんによる講評)2作品
佳作(石田衣良さんによる講評)5~7作品
※最優秀賞~佳作の作品はエブリスタ公式SNSで配信・紹介される可能性があります

募集内容

石田衣良さんからあなたの小説に個別講評がもらえる!!
8000~15000字の完結した短編小説を募集します。

テーマは不問。
連作短編集を作っていくための最初のアドバイスをもらってもよし、完結した短編作品の完成度を上げる機会にしてもよし。
完結した短編作品としてあなたの中の「面白い」を形にしてください。

魅力的なキャラクター、突飛な設定、印象的なワンシーンなど、
あなたも“思いつき”から生まれた面白い小説をお待ちしています!!

応募要項

①8000文字~15000文字以内の完結した短編小説作品
②公開状態の新作(告知期間内と募集期間内に新規投稿・公開された作品)
③テーマ、ジャンル等は不問
④連作短編小説にするための1編を推奨
⑤完結必須

応募条件

・お一人様、何作品でも応募頂くことが可能です。
・シリーズ設定されている作品は、エントリーされた話のみが対象となります。
・連載中での応募は可能ですが、応募締切り時点で未完結の作品は選考対象外となります。(募集期間終了までに、サイト上で完結設定をしてください)
・エブリスタ上での有料作品・無料作品のどちらでも応募可能です。
・本イベントの応募期間中は自由に作品を編集可能ですが、応募締め切り後の作品編集不可となります。他の公式イベントとは仕様が異なりますのでご注意ください。
※審査は、締め切り時点2017年4月11日(火) 23:59のデータで行います。
・エブリスタ内の公式イベントや、他サイト等の文学賞で過去に受賞した作品は選考対象外とします。

応募受付

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赤糸屋

小説 ホラー・オカルト

赤糸屋

かめ

赤い糸、貴女は信じますか?

完結

18ページ

俺が一生愛してやる!!

小説 学園

俺が一生愛してやる!!

舞浜さなえ

あなたなら愛せますか?

完結

29ページ

ミステリ研  シリーズ

小説 ライトノベル

ミステリ研 シリーズ

ミステリー研究会略してミステリ研の謎

るえかの雨

三行から参加できる 超・妄想コンテスト 第46回 「ごめんなさい」参加作品

完結

18ページ

夜明け色したカーテンを開く。

小説 ファンタジー

夜明け色したカーテンを開く。

天藍

哀しい迷子とはちみつ色の猫。空色の希望を添えて。

完結

21ページ

永遠の少年

小説 ファンタジー

永遠の少年

谷口恵梨香

人生に絶望したオレのところにやって来たのは、救いの手なのか地獄への案内人なのか

完結

28ページ

恋愛相談をされても困る

小説 その他

恋愛相談をされても困る

双葉あき(夏風邪バテ中(;´д`)~3

ショボい中年女、日足さんの冴えない日常。

完結

28ページ

選考結果発表

第10回のノベリスタ大賞は、最終候補に7作品が残りました。
今回から募集が短編に変わり、傾向としては今まで少なかったSFが急に増えたことに驚きました。
僕はSF好きなので7本ともすごく面白く読ませてもらいました。
(運営注:以下の選考は作品内容のネタバレを含みます)

最優秀賞(賞金3万円+石田衣良さんによる講評)

ヤマモトヒロシ

小説 SF

ヤマモトヒロシ

著:ヨモツヒラサカ

選評:

ヤマモトヒロシという新しいアンドロイドが人口の10%を占めることになった世界で起こるのひとつの不思議なお話。お話が3~4ページの長さで繋がっていってどんどん話が広がっていく、そのアイデアの広げ方とジャンプの仕方にすごくスピード感があって面白かった。最後の最後には地球を捨てて、全く別の星で人類を再生して暮らしているというすごいところまで辿り着く。30枚ちょっとでこれだけ風呂敷を広げられるのは素晴らしい。ひとつのアイデアをとことん追い詰めると短編はこれくらい面白くなるんだなという良い見本。欠点としては、なぜか突然タイムトラベルとかが出てくるのだが、アクションシーンのところを整理をしないといけない。アクションシーンは、もうちょっと段取りを考えましょう。こうなったらこうなるというアクションを具体的にきちんと思い浮かべて作った上で整理して書かないとすごく分かりにくくて伝わらなくなるのでそこに関しては今回マイナス。ただともかく、このテンポ感とかアイデアの転がし方の素晴らしさで、大賞受賞作となりました。おめでとうございます。

優秀賞(賞金1万円+石田衣良さんによる講評)

水に浮く数字

小説 経済・社会・政治

水に浮く数字

著:門一

選評:

タイトルが謎めいてすごく良い。何より素晴らしかったのは、舞台となる架空の国では、大人になると銃弾を1発と銃が貰える。そして一生に一度だけ実弾を発射してもいい権利を得るという不思議な設定。このアイデアをどう転がしていけば面白くなるかというのが勝負どころだったと思う。今回優秀賞に止まってしまった点として、銃弾を1発撃てるのであれば本当にギリギリでどうしても打ちたい、でも打たないという葛藤が欲しかった。この主人公は本当に幸せで、殺すべき相手もいなく、銃の設計者の娘と幸せになるままなので、これが彼女が事件に巻き込まれて自殺してしまった。その男への復讐のためにこの1発をどうしても使いたい、でも使うか使わないか…という設定になっていればすごく面白かったと思う。もうちょっと設定を生かして作ってくれたら良かった。ただ小説としては、最後に結婚して、その祝砲として1発打つという甘いお話というのも悪くないトーンなので、それをやる場合でも話の中にスリルとサスペンス、葛藤を盛り込んで欲しかった。アイデアは素晴らしかったですし、文書力もあるので次回に期待します。

佳作(石田衣良さんによる講評)

シャンチニケタンへ

小説 その他

シャンチニケタンへ

著:溝口智子

選評:

すごくインドが好きな人が書いたんだろうなというお話。インドの素晴らしいところ、ダメなところをユーモラスに全部読ませてしまう、読んでいる間すごく気持ちが良くて、ひとつのよく出来た観光ビデオのような短編。インドに染まって怠け者になっている主人公が勤める現地の観光会社に謎めいた学生がやってくる。その彼は無邪気で仏様のような綺麗な心を持っていて、一緒にインドの大学に行くというお話。その途中の風物、旅行のロードサイドのいろんな景色がとっても面白くて楽しかった。ただひとつ気になったのが、作者がインド以外で何か書けるのかなというところ。もっといろいろチャレンジして欲しいので、今度はちゃんとストーリーを組んでインド人の悪人だったり、神秘だったりがもっと浮き立ってくるような作品を書いてみてほしい。今後の活躍に期待します。

宇宙環境保全局 ダークマター排出削減課

小説 SF

宇宙環境保全局 ダークマター排出削減課

著:星霜

選評:

地球で起きている二酸化炭素排出減を、ダークマターに置き換えて全宇宙的規模で展開した、SFっぽい話ですごく面白く読めた。時間旅行すると、時間旅行で貯まるエネルギーが次元を超えて現在にダークマターとして押し寄せてくるというアイデアは悪くない。多少無理な設定もあるがそれも含めて面白かった。原稿用紙30枚程の短い話なので、逆に思い切るというのもひとつの手だと思う。話のつくり、ストーリー展開はこのままでいいので、もし、これをブラッシュアップするのであれば、宇宙人をもっとぶっ飛んだ宇宙人にをしてみたり、人間の博士にもうちょっと記憶に残るエピソードを作るなど、そういう味付けをすることによって、普通に雑誌に載っているプロの作品でもおかしくないなというレベルに達していけると思う。SFセンスがすごくあるので是非書き続けてください。

入選(石田衣良さんによる講評)

日本の終焉と癌遺伝子

小説 SF

日本の終焉と癌遺伝子

著:神乃木 俊

選評:

タイトルが良くない。日本の終焉の理由が、外国人の子どもを日本に移民させたから日本が終わったという意味合い。癌遺伝子に関してもすごくゆるい特効薬で、もっとあっとびっくりする特効薬を考えないと、癌のことは読者もそこそこ知っていると思うので小説としては弱い。なので、もっとなるほど!その手があったか!と言わせるような設定を作った上で展開していって欲しい。癌の特効薬として効果があると持て囃されてたが、その特効薬も癌が耐性を持ってしまって何年かしか世界を救えなかった。耐性を持った瞬間に特効薬に対して誰も見向きもしなくなった。その急上昇と転落を書けたら短編として素晴らしく面白くなると思う。そこまでポイントを押さえきれていなかったのが勿体無かった。研究者の光と影のような部分をもっと描いたらよかった。癌治療の最前線は専門書をもっと調べてからお話にしないと小説としてはちょっと厳しいと思うので、今後に期待します。

ぼくらを繋ぐのは

小説 純愛

ぼくらを繋ぐのは

ぼくらを繋ぐのは【完結】

著:朔策索々

選評:

クラスメイトが自殺しそうな現場に行き会ってしまって、それをきっかけに友人になり、それから7年後に彼女のことを知ってみると既に自殺していた。彼も自殺しようと駅のホームに行くと、彼女の声がして、彼を引き止めてくれるというお話。切ない幽霊話だと思うが、メインは自分自身に対する自己言及的な一人語り。それがやっぱりちょっと弱い。不幸ならもっと不幸にしないといけないし、自分を哀れむならもっと嫌ったらしい哀れみ方をしたほうがいい。なので、これは短編として出来上がっているとは言い難い。ただ、全体のトーンだったり、文章の質に関しては書きなれている人のようだったのでなかなか上手だと思います。

穴掘りのトリビュート

小説 その他

穴掘りのトリビュート

著:猫熊太郎

選評:

昔から日本の小説にある寓話的なもの。穴をひたすら掘っている、それがあまりにも一生懸命だから周りの人間がこれは何か意味があるに違いないと思い込んでいくというお話。ちょっと熱すぎたかなと思った。昔のフォークの絶叫モノみたいな感じがあったので、もう少しさらっと書いた上で不思議感を出したほうがよかったと思う。キャラクターの違う人間が二人出てくるが、こういう場合の典型的なパターンは1、2,3と人を出して、4つ目で綺麗に落とすというやり方。なのでもう一人全然別のキャラクターが現れても良かった。あと、最後に自分は山の神であるという老人が現れるが、それも山の神様なのであれば何か神様の能力の欠片みたいなのを見せるなどして、不思議さを増幅させて欲しかった。シンプルで読みやすい作品だが、驚きや意外性をきちんと演出すればもっと良い作品になると思います。