初陣

圧巻です。 読む前でも言える単純な言葉ですが、それでも『おもしろい』と言わせてください。 星が5つなのが惜しいです。これは本当に★★★★★★★くらい付けたいです(*´ω`*) セツナという一人の少年と、それを取り巻く様々な人物たちの様々な感情。そういうところが、理想郷の中でもどこか皆"現実味"を帯びていて、私たち読者とこの物語を繋いでくれました。 この物語からは切っても切り離せない現実──"Real"という言葉。「僕は"現実"が知りたいんだよ」というワタルの言葉が妙に鮮明に頭に残っています。 理想郷の中だからこそ気づける、現実という概念。理想と現実は紙一重に合って交わりきらない。それでもその紙一重の関係が、この物語には"ゲームの中の世界"を通じて鮮明に表現されていたと思います。 そしてシンジさん大好きです( ´∀`) 楽天的な、時には周囲をハッとさせるような性格でありながらも、人望は厚い。なんというか……すごく格好良かったです。 それと、こんな熱い恋をしてみたいなぁと思いましたね……(笑) 例え相手がデータであっても、記憶を失っていても、それでもハルカを求め続けて挙げ句の果て世界まで変えてしまうセツナには、何だかてもあ憧れました。 初陣ごときの稚拙なレビューですが、素晴らしい物語をありがとうございました。 旭さんは、いつまでも僕の憧れです。
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