黒鳥にならなかった白鳥の湖のオデット……ヒロインからはそんな印象を強く受けました。  真の意味で大人になると言う事とはを追求しながらも、ゴールの無い自分探しの旅路を描いた物語のように思いました。  亦、夢や目標を叶える為には何かを犠牲に払わなければならなかったり、他人の不幸を踏み台にしなければ到底叶わないと言う現実を知らなければならない、 その過程を歩む物語の様にも思います。
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或いは彼女は抗わずにブラックスワンになってしまった方が、高く飛べる可能性があるのかもしれませんね。 本乃壱頁さん、レビューありがとうございます。 最初の一文でやられてしまいました。 そこだけでひとつの作品のようで。 博識で巧みな言葉選びと比喩表現をされる方だなという印象があったのですが、白鳥持ってこられるとは。 言われて改めて調べてみたら、なるほど頷かされる共通点が点在していました。 白鳥のラストはひとつじゃないんですよね。オデットは呪いにかかったまま死んでしまうのか、それとも。 作者としては、ゴールのない旅をしっかりゴールまで導きますと言うべきなのかもしれませんが。 私が動かすのでは
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