けい

人を好きになる、誰かに人生を託し、その人を幸せにしたいと思えるほどの絆を結ぶ…、特異な設定から逆に細やかな心の動きが浮かび上がって、そしてちょっと考えさせられます。 予期せぬ妊娠の驚きと不安、初めてかもしれない強い絆と、過去の『あやまち』と一言では言い尽くせないもろもろの出来事…。 世の中にはいろいろな考えの人がいる中で、二人で二人の未来を築こうとしている二人を丁寧に描かれていて、読み手の心は(良い意味で)常に揺さぶられているような。 この物語が終わるとき、自分自身の心に何が響き、残るのか。とても気になる作品です。 夏休みやらなにやら、更新が大変だと思いますが、楽しみにしています。
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