真(シン)

泣いて、感動しながら…、一気に読みました。 これは、おばあちゃんと、孫のトモコとの愛情物語です。 毎日、可愛い孫に絵本を読んで、おはぎを与える優しいおばあちゃん。 そんなおばあちゃんが大好きな、孫のトモコ。 しかし… 入院により、だんだん壊れてゆくおばあちゃんを、幼きゆえに理解できない、トモコの姿が悲しさが、胸に刺さります。 だけどおばあちゃんは、トモコとの大切な約束を、守ってくれていたのです。 涙が溢れました。 あとがきの、正しい材料を与えれば料理は出来る。 徘徊するのは歩けるから。 目から鱗でした。 優しい筆者だから、本作品が生まれたのだと思います。 私の母も現在、施設のお世話になっています。 ひとり暮らしの中で、二度の骨折のため、母も納得ずくで入所しましたが…すぐに脳梗塞を発症しました。 話せない… 動けない… そしてだんだん壊れてていき、今では僕の顔もわからない。 わずか二年前までは、歩いて買い物もして、料理もしていたのに。 今は、後悔ばかりです。 家族の大切さを、改めて考えさせられる、名作です!
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真さん✨素敵なレビューを本当にありがとう(;´д⊂)💦 お母さん…音楽療法の先生の一言を真さんに贈りたいと… 動けない…話せない 意志の疎通も出来ない患者さんに物みたいな扱いをした 介助者が居ました。 でもね…その患者さん✨懐かしい音楽を流した時に 涙を流したんですよ… 意志の疎通が、出来なくても体が、動かなくても… 心はあるんです❤ その事実をしった粗末な介助をしたスタッフは、涙を流して謝ったそうです(;_;)
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