雛姫

友人に薦められ、手に取り読了致しました。 祖母の死という重苦しい場面から展開される、その作品を読ませてしまうのは、作者様の情景描写の素晴らしさに他ならないと思います。 割りと序盤で春樹の気持ちが読み解ける面もあり、故に脆く幼い面を残している優愛には、もどかしさや苛立ちを感じつつ読み進めていきました。 そういう優愛の性質から、強引でもあり優しいながらも今一歩状況を測れない十夜より、春樹がお似合いだなと感じました。 個人的には春樹と結ばれて良かったなと思ってます。 人はそれぞれ過去を背負い、それは人によって重さと色が違います。 お互いの過去に向かい合い結ばれた今、今後成長していく素敵な2人になる事を心に描いていきたい。 私にはこの作品はゴールに辿り着いたのでは無く、スタートラインに立った所だと感じました。 素敵な作品有難う御座いました。
4件・4件
雛姫さん、レビューありがとうございます(*^^*) 私には過ぎたお言葉の数々…本当にありがとうございます。 私自身「もうくっついちゃえばいいのに」と何度思ったことか。笑 脆く幼く、常識を知らないことは、生きていく上での甘えですよね。 仰る通り、十夜では確実に役不足です。 そんな十夜は春樹の弟、云わば「過去の春樹」を投影した存在でもあります。 つまり春樹は、自分でも知らず知らずのうちに成長していたのだという事で…。 その辺りをサイドストーリーではしっかり描いていきたいなと思っています。 もどかしい二人の成長を最後まで見届けて下さり、本当にありがとうございました(*^^*)
3件
ミトさん、こんにちわ! レビューの返事を丁寧に有難う御座います。 どうもログインは雛が多いので、考えなしに雛でレビューしちゃった(汗) 絵の依頼がなかなか切れなくて、この間の三連休で読了するぞと息巻いてました(・∀・)q* 最初の入りが暗く重苦しい色合いを出していたので、暗い話かなと思ったのですが、そういう事は無く。 甘く、もどかしいお話でした。 読み進めて「十夜の方が人気あるんだろうなぁ」なんて思って、ついレビューで春樹で納得とか書いてしまいましたが(笑)お許し下さい。 絵師さんの作品だからか、情景描写は感性を感じるような世界観ですね。 ああいう人気作を書きつつ、絵もこなされて
1件2件

/1ページ

1件