Satori

読ませていただきました。 クリスマス過ぎてしまい申し訳ありません><; 仕事か恋か。目指す目標に向かって努力し、成果を出すほどに心が遠くなる。 距離が遠くてなかなか会えない中での恋愛は、そうじゃなくても大変なのに相手の夢を大切に思う気持ちが二人の恋愛の邪魔をするとは、なかなか上手くいかないものですね。 諦めたはずの恋を、お互いの心の奥に残る大切な記憶が自然に手繰り寄せ、そして編集長のした『いい仕事』が二人を結びつけて。 奇跡が何重にも重なったマジカルストーリーなんですが、星奈サンはキャラクターの心理描写が上手で、誰もが共感できるような読者心理にも寄り添う文章が、物語に現実感を生み出しているように思います。 読みやすく、ダイレクトに訴えかける文章は大変好みです。 昨年に続き、とても素敵なクリスマスストーリーでした☆
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Satori さん、素敵なレビューをありがとうございます! >距離が遠くてなかなか会えない中での恋愛は、そうじゃなくても大変なのに相手の夢を大切に思う気持ちが二人の恋愛の邪魔をするとは、なかなか上手くいかないものですね。 そうなんです。そしてこの話にはもうひとつ鍵があって、言葉で伝わってくることだけが、その人の思いの全てではない、ということなんですね。そういわれると当たり前のことなんですが、親しくなるほど、声にならない声を読み取る努力を怠りがちになるといいますか。 意地っ張りな七穂がその性格ゆえに言葉にできなかった思いを、哲が読み取れなかった。むしろ周りのほうがよく見えていたという(笑)
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