びなっす

【魔法】というものの、いや【人間】というものの本質を垣間見ることができた作品でした。 西洋風のこだわりを貫き通した描写、特殊なそれでいて人間の本質を突いている魔法の設定……それらの要素が飛び抜けた作品でしたね。 読んでいる最中、すっかりと興奮して伝えたい事がどんどん膨らんでいきましたが…… 中盤からの怒涛の勢いで流れる展開。終盤にかけての衝撃の真実の数々…… 残った厳しい現実……そして、そんな現実に負けない一欠片の光…… 読み終わった時は、興奮でも切なさでもない……胸に残る深い何かを感じました。 それと同時に、満足感のようなものも感じました。 まさかひとつの作品で、こうも笑い、憤り、悲しみ、感心させられるとは思わなかったです。 今まで見たエブリスタ作品の中では、飛び抜けて最高な作品だったと自信を持って言えます!! (……と、エブリスタ歴一ヶ月ちょいの新人がなんか語ってます(ぉぃ ……と、ここまでが、読み終わった時の率直な感想です。 (まだ続くんかい ※ここから先はネタバレあるかもしれません
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※ここから先はネタバレあるかもしれません まず、キャラクターから…… メノウさんは、この作品でかなり気に入っています♪ 最初は奇術師のような容姿なのもあり、人をいかに欺くか……という策略家みたいなのを想像していましたが…… いやいや~めっちゃいい人ですね彼! 夫人に対する気遣いもさることながら、アルバートに対してもとても優しく、どこからどう見ても性格のいいお調子者という感じでした。 ……と、思っていたら最後の最後には、容赦ない一面もw クローさんは…… 思った通りの、厳しさと優しさを持ち合わせた威厳のある父親タイプの方でしたねw 容赦なく現実を見せる、そして魔法関係では決して死なせない…
物語の構成などを見るのには多少(豆粒ほどの)自信があるのですが……それも作品の雰囲気と見事にマッチし、違和感のないものに思えます。 役に立たないヤツですいません……orz むしろ、『おぉ!』と思ったところが…… メノウさんが消えてしまい、クローさんがやってくる時の流れですが…… 冒頭でクローさんの頑なさは分かっていますので、ここらで長くなりそうだな~と、構えていたら、まさかの町長を恐れていたという設定が活かされるとは…… その脅迫紛いな一連の流れで、違和感なく、そしてテンポよくクローさんに?げたのには舌を巻きました~ その時の天気が豪雨だったことも、物凄く巧いと思いましたね。 これで、様
おっと、自分としたことが……肝心な真相について触れていなかったですね(; ・`ω・´)(ぉぃ レジーナが魔女だということに対しては……ヒントがたくさんあたったので、判明するまでにそれとなく解っちゃってました。 (ちなみに、自分は『子供なんて産むんじゃなかった』のところでピンと来ました) なので『なんだとーΣ(゚Д゚)』感は少なかったですね。 といっても、この作品は犯人当てに重きを置いていないようなので(たぶん)、それよりも素晴らしいのはその魔女の心理表現でしたね。 その動機と感情が、徹頭徹尾一貫していて、その思いの強さ、エグさにの描写に脱帽しました。 灰かぶり姫の中にいながら、さながら
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レビュー誠に有難う御座いますm(_ _)m 飛び抜けてとは大袈裟な。エブリスタは広いですから、探せば掘り出し物がザクザク出てきますよ(*´∀`) 満足感を得られましたか。楽しんで頂けたようでなりよりです。 メノウを気に入ってくださり有難う御座います(* >ω<) 基本は優しい性格をしています。最初に決めた約束を守り通します。聞こえはいいけれど……。を目指したつもりです。全ては自分の利益の為だけに動いていますからね。 どうでもいい品だと思って差し出した報酬が、実は親の形見でやっぱり渡したくない、となっても約束だから気にせずに頂戴する。メノウはそういう奴です。 クローは想像通りで

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