天欄

レビューのお返しです。 読んでいて最初は、コメディ(?)要素のある明るいパートで本筋が進まず間延びした印象を受けたのですが、続けて読んでいるとそれがこの作品の持ち味として楽しめてきました。 ドラマのTRICK(仲間さんと阿部さんのやつです)に構成が似ているなと思いました。 あと、キャラが全体的に立っていて個性的でした。フィビーは芸能人のローラさんを思い浮かべましたが、キャラはよりぶっ飛んでいますね。 ミステリ部分は、爆弾という凶器の特色を生かした事件の起こしかたが幅広く驚きました。爆弾を使ったミステリはあまり読まなかったので、尚更に。(コナ○の映画は除いて) 犯人には意外性があり、伏線もさりげなく張ってあり、明るいパートで惑わされたような気分です。 シリアスとコメディが互いを侵すことなく同居し、楽しみながら読んでいたらいつの間にか真相へと近づいている。そんな作品だというのが、最終的な感想です。(笑えるかどうかに世代差はありそうでした(^_^;)) レビュー苦手で、こうなりましたが、面白かったです(^^)続編もまた読んでみようと思います。(フィビーの新作?は18未満は見れないようなので、暫く先ですが)
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