横山ウーフ

2作とも拝読いたしました。 1作目は、「アリス」というキャラクターが最終的に主人公にとってどういう位置付けに落ち着いたのかが曖昧に感じました。 「アリス」の正体が明かされた後も呼び名がそのままだったので、そこは本名(?)でも良かったのではないか、と。 心情描写についての不安が書いてありましたが、キャラクター設定はなかなか作り込まれていたので、十分だったと思われます。 2作目は傑作です。 6年かかった、とのことでしたが、納得の出来栄えでした。 登場人物がどれも魅力的でしたし、余すところなく使い切られていて、無駄がありませんでした。敬服いたします。

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