ベストレビュアーズより、クラブハウスです。これは批評というよりも感想に類するレビューなので悪しからず。3章までしか拝読していないながら、レビューを書くことをまず謝罪します。 さて、長いこと連載されているようですし、文章よりも描写などを重点的にとも仰っているので、その上で文章に突っ込むのは大変野暮なこととは思いますが、申し訳ありません。人称がバラバラであるのもとても気になりますし、「同じ言葉を繰り返さない」という文章が美麗に見える方法に反したモノが多いのも引っかかります。誤字や語意の話などは上げたら切りがないのです。野暮を自覚しているので、この程度で。 3頁目の最初の方でエバンスはどこにでもいる普通の青年という言葉がありますが、この世界では親に捨てられ放浪していた行商人に拾われて同職に就くのは一般的なことなのでしょうか? 「魔王派の砦に、人間の傭兵とドワーフの部隊が中心となった軍が攻め込む」のにも関わらず「再び起こると予測されている戦争」なんて言いまわしされるのでしょうか。もう戦争起こってませんか? 魔族の子が現れて村全体が大慌てになるのにそれと出会ったエバンスが一切恐怖しない、その後の対策もないというのが分かりません。行商人として多少の修羅場を潜ってきていて肝が据わっていると考えれば恐怖しないのも分かりますが、身を拘束したりしないのは本当に疑問です。洞察に富んだシーンの多いエバンスだからこそ一層です。 ずっと寒村という表現をしているのも分かりません。しっかりと伝わってますし問題は無いのですが、こういう世界観を売りにしていると思われる作品ならば村の名前を出した方が奥行きが出るのではないかと思います。 ここから先は本当の意味で個人的な感想です。 ノエルとエバンスの距離が最初から近いのがとても不満でした。世界観や人との関係を売りにしていると思われる作品で、とても魅力的になるべきものがごっそり消えているというのが嫌です。また違和感として残ったのが、エバンスがノエルに近づく形というのがあります。個人的には利益を求める商人が何故という疑問が大いに出ました。無邪気な登場をしたノエルが大人な態度を取ったりするのも不服です。 しかし、話の土台となる着想などはとても良いですし、作品説明などで惹かれたのも事実です。 浅学で的外れなことも多く書いたと思いますが、以上になります。失礼いたしました。
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クラブハウス様 ご指摘、ありがとうございますm(__)m 細かい指摘、また意見を上げて頂き、大変感謝しております。 早速ですが、疑問に対して可能な限りお答え致します。 まず主人公は「普通の青年」といいながら生い立ちが普通とはいえないのではないか、という点に関してですが、ここでは「特異な力を持たない」という意味で表現しておりました。ただ今回指摘された様にも捉えられるので、また修正します。 次の疑問ですが、ここは私自身も読み返しておかしいと感じましたので、しっかり修正、捕捉したいと思います。 後半の二つの点ですが、個人によるのでなんともいえないです。すみません。 感想、誠にありがとうご

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